【MFJランド!】松岡禎丞、茅野愛衣、日笠陽子のノゲノラトリオ健在! 爆笑の「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ」スペシャルステージ

2017年9月10日(日)にべルサール秋葉原にて開催され、大盛況となったMF文庫Jのイベント「夏の学園祭2017 みんなで行こう、MFJランド!」。今回はその中で行われたステージイベントから、声優の松岡禎丞さん、茅野愛衣さん、日笠陽子さんが登壇した「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ スペシャルタイム」のレポートをお届けする。



「ノーゲーム・ノーライフ ゼロ」は、榎宮祐さんによる人気ライトノベル「ノーゲーム・ノーライフ」(※以下、ノゲノラ)を原作とするTVアニメの劇場版。「ノゲノラ」は、すべてがゲームで決まる異世界に召還されたコミュ障なゲーマー兄妹が奇抜な発想を駆使してさまざまなゲームを攻略していくという異色のファンタジーだが、劇場版ではその六千年前の出来事を描いている。TVアニメ版で主人公・空役の松岡さん、白役の茅野さん、ステファニー・ドーラ役の日笠さんが、劇場版でそれぞれリク、シュヴィ、コローネ・ドーラを演じている。

松岡禎丞さん

茅野愛衣さん

日笠陽子さん

これまでMF文庫Jの「ノゲノラ」ステージといえばWebラジオ「ノーラジオ・ノーライフ」の公開録音が行われ、すべてがゲームで決まるという作品の特徴にからめたコーナーでノゲラー(本作のファンのこと)たちを楽しませてきた。今回は公開録音ではないものの、ラジオの様式を踏襲。番組冒頭の恒例だった、作中の宣誓の言葉「アッシェンテ!」のかけ声&トランプを使ったミニゲームをしたのち、空の「さあ、ゲームを始めよう」のセリフからステージはスタートした。

最初のコーナーは和気あいあいと雑談を交えつつノゲラーからのメールを紹介。劇場版の打ち上げでなにか珍場面があったかという質問に、茅野さんは「ビンゴ大会の司会中に松岡くんが不思議な動きをし始めた」と暴露。実はトイレを我慢していたらしいのだが、松岡さんが再現した(させられた)妙に軽快なサイドステップには、会場から笑いが起こった。


続いては、劇場版のストーリー(シュヴィが人間の心を理解するためにリクと出会う)にちなんで「松岡禎丞の『心』を理解しているのはどっちだ?」と題し、番組から出された質問に松岡さんがどう答えるか、茅野さんと日笠さんが当てるという特別企画。「今一番行きたい場所」というお題から「マッスルバー」の話(※筋トレが趣味の松岡さんは筋肉ネタをよく振られる)に花が咲くなど、のっけからフリーダムな展開に。「今一番食べたいもの」というお題では、「最近行ってない」という松岡さんのヒントをどう解釈したのか、「わかったー!」と叫んだ日笠さんが、「女」とボケ回答を炸裂。茅野さんが「松岡くんといえば肉かな」と無難に答えると、日笠さんは「(女も)ある意味、肉みたいなところあるし……」と言い出し、松岡さんに「肉じゃない、それ!」と突っ込まれていた。



コミュ障である主人公たちにちなみ「コミュ障脱却プログラム」と銘打たれたアドリブコーナーでは、多彩なお題に合わせた即興劇が繰り広げられた。「ビーチで水着のお姉さんたちと仲よくなるには?」というお題では、茅野さんが日笠さんを「ホタテの貝殻水着のお姉さん」役に勝手に設定し、じゃれ合うお色気(?)プチコントを展開。かたや松岡さんも無事水着のお姉さんたちとのビーチバレーを楽しむことに成功。ラジオではお題に振り回されがちだった松岡さんだが、今回はかなりの奮闘をみせ、観客から拍手を浴びていた。

軽妙なやり取りで来場者を笑わせつつステージは進み、いよいよエンディング。劇場版の海外上映決定など最新情報を紹介したあと、3人はどこか神妙な顔つきに。というのもアニメの「ノゲノラ」は今回の劇場版をもってひと区切りなのだとか。終始明るかった会場は一転、しんみりムードになるが、それでもいつかまた「ノゲノラ」をやりたいと3人は口々に表明。ファンに深い感謝を述べ、大いに盛り上がりを見せたステージは幕を閉じた。

(取材・文/式大介@TRAP)

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