【アニメガタリズ特集】本渡楓、千本木彩花、東城日沙子がキャラクターの魅力、演じる上での苦労を語るインタビュー&グラビア!

2017年10月8日(日)よりTOKYO MXほかにて放送がスタートする完全オリジナルTVアニメ「アニメガタリズ」。アニメ本編放送に先駆けて10月1日(日)にはスペシャル番組も放送されるなど、スタートに向けて期待が高まる本作をアキバ総研ではピックアップ! キャストやスタッフ陣へのインタビューを中心に、作品に込めた想いや魅力などをお届けする。
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今回はメインキャラクターを演じるとともに、ユニット「GATALIS」としてエンディングテーマ「グッドラック ライラック」の歌唱も担当している本渡楓さん(阿佐ヶ谷未乃愛役)、千本木彩花さん(上井草有栖役)、東城日沙子さん(高円寺美子役)の3人にお話をうかがった。

アフレコ風景をはじめとするグラビア写真とあわせてご覧あれ!

「声を作らない」ことを意識

――本作の魅力、ぜひ見てほしいところを教えてください。

本渡「アニメガタリズ」はアニメの中でアニメを語っていくという二重構造が味になっています。アニメというものを扱うからこそできる遊びや、アニメを使うにあたっての自由奔放さが武器になっていると思うので、そこはぜひチェックしてほしいなと思います。

本渡楓さん


――にぎやかな楽しさに加えて作中では謎も匂わせていましたが、この部分に注目しておくといいというポイントはどこでしょうか?

千本木 ネコ先輩です。

本渡 帽子と黄色いジャケットの人も注目ですね。あと、みのあとしては瞳の色が変わる瞬間や、部室の扉を開ける前後の行動が(今後に)影響を及ぼしているのもポイントです。

東城 結構日常の中に紛れ込んでいる部分も多いと思うので、それを探していただくのも楽しいかなと思います。

千本木 でも、あとは普通に楽しんでいただければ!

――登場するキャラクターも個性的ですからね。

東城 そうですね。生徒はもちろん、教師にも個性的な人がいます。豪華声優陣の方々も出演されますし、本当にキャラクターの色が濃いなと。それはお話からもお芝居の流れからも強く感じますので、いろいろな角度から楽しんでいただけるのではないかと思います。

――皆さんが演じるキャラのご自身から見たかわいさ、そして演じるうえで気をつけた点をお聞かせください。

本渡 みのあちゃんはすごく明るくて、人のことを思いやれる子です。でも、結構人に影響を受けたり振り回されるところがあって、そんな時に「女の子がする顔じゃないよ」という顔を見せるんです。そこもかわいいな、こいつと思っちゃいます。

演じるうえでといいますか、みのあちゃんのオーディションを受けさせていただいた時のことなのですが、テストでやった際に「それだと小学生だから、普通の声でやって」と言われたんです。それがあったから、どんなにかわいいシーンでも「声を作るもんか!」と、普段はあまり意識しないところに重点を置いています。自分の中で、自然に自然に……という意識はありました。

――自然に演じるのは、逆に難しかったりするのでしょうか?

本渡 家で(キャラクターを)作りこめば作りこむほど現場で言われたことに瞬時に対応しにくくなってしまうので、家で練習する時は「このぐらいの長さだな」「こういう表情をしているんだな」しか見ないことにしていて。あとは現場で、人と人とのかけ合いで対応していけたらいいなと思っています。

千本木 やっぱりマイク前に立つと気負っちゃったり、「キャラがかわいいからかわいくしなきゃ」と考えちゃうんです。そういうことをまったく考えずに相手の反応に返せたり、自然体でいることってすごく難しいんですよ。

東城 なんてったって次元を超えて、3次元が2次元になりますからね(笑)。時空の歪みを感じさせないようにしないと。

千本木 そうですね。2次元になって自然体というのはやっぱり難しいですね。

千本木彩花さん


――千本木さんが演じるアリスはお嬢様で、登場シーンでも輝いています。

千本木 キラキラしていて、(執事の)セバスいいな~と思っています(笑)。

アリスは不器用な性格というか、素直な感じがすごくかわいいと思いますし、意外と身長が低いのもかわいいですね。あんなに威張って上から目線で「お金使えばいいじゃない」みたいなことを言うのに、みのあの目ぐらいの身長だから「かわいい! そっかそっか」って。

――お嬢様らしい時とアニメを語っている時とのギャップも激しいですね。

千本木 私自身はギャップをあまり感じていないんです。「信用できる人なのか、そうでないのか」で判断して、「この人はアニメが好きと言っていたから話してみたけど、実際は知らなかったから違う」といったシャットダウンの仕方なので。そこはそれほど大変ではなかったです。

それよりも、演じていてところどころお嬢様が抜けてしまう時があって、「もうちょっとお嬢様っぽくお願いします」と言われることがありました。それと、最初にみんなを巻き込んで進んでいくパワーのいる子だと感じました。

――ちなみに、千本木さんも実はお嬢様だったり?

千本木 ではないです。超庶民です(笑)。

東城 もしお嬢様が隣にいたらドキドキするよ(笑)。

――東城さんは演じてみていかがですか?

 

東城 みこは「超オタクな子」でありたいなと思いました。クラスの中でいわゆるカースト的に下位にいるといいますか、隅でラノベを読んでいるようなキャラクターなので、人付き合いや表に出るのが苦手なところなどを声にのせられたらいいなと意識してお芝居させていただきました。

――そんなみこのかわいいと思うところは?

東城 オタクなところですね(笑)。ド直球にオタクなところは共感が持てます。

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