河森正治監督の最新TVアニメ「重神機パンドーラ」が2018年春放送決定! メインキャスト発表&キービジュアル・PVも解禁に

「マクロス」や「アクエリオン」シリーズを手がけた、河森正治監督の最新TVアニメ「重神機パンドーラ」が、2018年春に放送されることが明らかになった。




河森正治さんは、「超時空要塞マクロス」に登場する「バルキリー」をデザインしたことで脚光を浴び、劇場作品「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」でアニメ作品の監督としてデビュー。近年も、「創聖のアクエリオン」、「マクロスF」「アクエリオンEVOL」「AKB0048」「ノブナガ・ザ・フール」「マクロス△(デルタ)」など、数多くの作品を世に送り出し続けている。昨年7月には、アメリカ・ロサンゼルスで行われたAnime Expo 2016にて新プロジェクト「THE NEXT」の制作を発表。そして2017年10月17日(火)、六本木・ニコファーレにて開催の<河森正治 NEW PROJECT BRIEFING>にて、最新作の詳細発表が予定されていた。
「マクロス」「アクエリオン」シリーズの河森正治監督の最新作がついに発表! ニコニコ生放送でも生中継決定

今回、10月17日(火)に六本木・ニコファーレにて開催された<河森正治 NEW PROJECT BRIEFING>にて、河森監督のTVアニメ最新シリーズのタイトルが「重神機パンドーラ」であること、2018年春にTV放送がスタートすることが明らかになった。

「重神機パンドーラ」は、2031年、「翔龍(シャロン)クライシス」と呼ばれる事故によって環境が激変し、人間を脅かす特異進化生物「B.R.A.I」が誕生した世界を舞台に、B.R.A.Iに対抗するために独自の研究を行う追放された天才科学者のレオン・ラウ、レオンと、レオンと「家族契約」を結んだクロエ・ラウの姿が描かれる。

イベントでは、メインキャストとメインスタッフも発表となり、追放された天才科学者レオン・ラウ役を前野智昭さん、レオンと「家族契約」を交わしたクロエ・ラウ役を東山奈央さんが務める。監督は「ノブナガ・ザ・フール」や「アクエリオンロゴス」の佐藤英⼀さん、シリーズ構成が「マクロスΔ 」の根元歳三さん、キャラクター原案は「マクロスΔ」江端⾥沙さん。アニメーション制作をサテライトが担当する。

原作・総監督を務める河森監督と、メインキャラクターを演じるおふたりからのコメントも到着しているので、第1弾キービジュアルとPVとともにご紹介しよう。


【コメント】(※敬称略)
■原作・総監督:河森正治コメント
進化し続けるAI、ナノテクノロジー、バイオテクノロジー。様々な技術⾰新が⾏われ、あたかも「パンドラの箱」が空いたかのような激動の現代。⾊々なものに⼈類が追い⽴てられている感覚があります。近未来を描く本作では更に進化が加速しています。⼈類が⽣態系の頂点では無くなった時代。はたして我々は⽣き残ることができるのか。苦難の時代を「契約家族」として⽣きて⾏く事を選択したレオンとクロエ。巨⼤な敵と戦いながら、⼈として⽣きるとは何かを問いかけてみる。そんな作品にしたいと思っています。

<OAを楽しみに待っている皆様へメッセージをお願いします>
今回は戦う主⼈公たちの年齢を20代に上げています。ひさびさに地上戦をメインにした重量感のあるメカに、ヒーロー物テイストを融合した激しいアクション。B.R.A.Iという「怪獣」との燃える戦闘シーン。今回発表した2⼈だけでなく、個性豊かなキャラクター達の重厚で熱いヒューマンドラマ。彼らは絶望的な状況の中で、残された最後の希望を⾒つけ出すことができるのか。まだ発表できないですが、様々なチャレンジや仕掛けも⽤意していて、皆さんにお⾒せするのをスタッフ⼀同とても楽しみにしています。ご期待ください!

【レオン・ラウ:前野智昭コメント】
<重神機パンドーラ」へのご出演が決まったご感想をお聞かせください>
オーディションの時から、すごく強い想いで演じさせて頂いたので本当に嬉しかったです。
これまで⾃分が培ってきた表現の引き出しをフルに活⽤して、全⾝全霊をかけて演じたいと思います。

<OAを楽しみに待っている皆様へメッセージをお願いします>
キャラクターの関係性や迫⼒あるバトルシーンなど⾒どころがたくさんあります。
毎話毎話、キャスト陣も本当に気合いを⼊れてアフレコに臨んでいるので、ぜひご覧頂ければと思います。

【クロエ・ラウ:東⼭奈央コメント】
<「重神機パンドーラ」へのご出演が決まったご感想をお聞かせください>
とても嬉しかったです! 今までにもお世話になったことのある情熱的なスタッフさん⽅のもとで、再び新しい物作りのお⼿伝いをさせていただけて⾝の引き締まる思いです。クロエは、もっさりなお兄ちゃんを⽀える妹であり、妻であり、⺟であり…とにかくしっかり者な⼥の⼦です。平均年齢が⾼めな今作品では、クロエは最年少になるので、賑やかしやギャグ担当なところもあるのかなと個⼈的には感じています。

<OAを楽しみに待っている皆様へメッセージをお願いします>

いわゆるロボットもののアニメとしては「登場⼈物の年齢が⾼い」のが、この作品の特徴だと思います。それぞれに抱えている過去や、今の⽴場における責任とプライドの間で揺れる感情など、より1⼈1⼈に⾒ごたえがあって毎話⽬が離せません。パンドラの箱を開けてしまった彼ら、その先にいったい何が⼈類を待ち受けているのか。中国の美味しい⾷べ物がたくさん出てくるのも⾒どころです♪ どうぞお楽しみに!

【作品情報】
■「重神機パンドーラ」
・2018年春放送予定

<イントロダクション レオン・クロエ編>
2031年、「翔⿓(シャンロン)クライシス」が起きたその⽇、レオン・ラウはまさにその中⼼にいた。
枯渇する環境資源の代替として研究、開発された次世代エネルギー装置「量⼦リアクター」が暴⾛し未知なるエネルギーを撒き散らし爆発したのだ。
それにより世界の環境は激変した。⼈類以外の⽣物や機械は独⾃の進化を遂げ、誕⽣した特異進化⽣物「B.R.A.I(ブライ)」。
その勢⼒に⼈類は絶滅⼨前まで追い詰められていた。「翔⿓クライシス」から7年後、レオンは絶対防衛都市ネオ翔⿓のはずれにある荒野にいた。
「家族契約」を交わしたクロエ・ラウと共同⽣活をしながら、「B.R.A.I」に対抗するべく独⾃の研究を⾏っていた。
もっさりなレオンに世話焼きなクロエ。ときに過去を忘れるかのような⽇々に、しかし、脅威は着実に迫っていた。


<メインキャラクター>
■レオン・ラウ(CV:前野智昭)
追放された天才科学者
「翔⿓(シャンロン)クライシス」を引き起こした中⼼⼈物の⼀⼈。
事故の後は、ネオ翔⿓の外の荒野で契約家族であるクロエと2⼈で助け合いながら暮らしている。
基本的に⼝数は少なく「もっさり」しているが、研究や⾷べることなど好きなことには饒⾆になる。

■クロエ・ラウ(CV:東⼭奈央)
レオンを⽀える〝妹〟 レオンと家族契約を結んでいる『妹』。
⾎の繋がりはないが、本当の兄のように思っている。
研究以外だらしのない兄のお世話も頑張る、明るく何事にも誰にも物怖じしない、元気な少⼥。
<スタッフ>(※敬称略)
・原作:河森正治・サテライト
・総監督:河森正治
・監督:佐藤英⼀
・シリーズ構成:根元歳三
・キャラクター原案:江端⾥沙 ・重神機デザイン:河森正治
・アニメーション制作:サテライト

<メインキャスト>(※敬称略)
・レオン・ラウ:前野智昭
・クロエ・ラウ:東⼭奈央

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