【マチ★アソビ19】劇場版とゲームの最新情報を公開! 「劇場版『Fate/stay night [Heaven’s Feel]』スマートフォン向けFateRPG『Fate/Grand Order』コラボステージ」

今回で19回目を迎えた、徳島県恒例の大型アニメイベント「マチ★アソビ vol.19」。そのクライマックスランが2017年10月7日(土)~9(月・祝)に開催され、8日に眉山山頂で行われた劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」とゲーム「Fate/Grand Order」のコラボステージでは衛宮士郎役・杉山紀彰さん、間桐 桜役・下屋則子さん、セイバー役・川澄綾子さん、言峰 綺礼役・中田譲治さん、ufotableの制作プロデューサー・近藤光さん、アニプレックスの高橋祐馬さんが登壇した。



近藤さんは「『Fate/stay night [Heaven's Feel]』の制作決定を発表してから3年、徳島にこうしてたくさんの人が来てくれた中で作品についてお話ができることをとてもうれしく思います」とコメントした。

まずは劇場版のトークコーナー。前日の夜に関係者を集めて「Fate/stay night [Heaven's Feel]」の試写会が行われ、まだ夢見心地といったキャスト陣のコメントが印象的だった。杉山さんは「観終わった後、興奮してしまいなかなか寝付けませんでした」、下屋さんは「観終わった後は言葉が出ず、足が震えました。みなさんにお伝えする言葉がなかなか見つからないのですが、私たちの姿をご覧になって察していただければと思います」、川澄さんは「朝起きて、下屋さんと顔を見合わせ、物語を思い出して思わずため息が出てしまいました。うまく言葉で表現できませんが『すごいものを観させていただいた』、それだけは言えます」とそれぞれ感想を述べた。近藤さんも「アフレコが終わった後も絵コンテなどを見直して最後の最後まで調整し、完成させました。そのかいもあってか、昨晩は、上映後にほとんどの方から『今すぐもう一回観たい』というお声をいただき、また須藤友徳監督に感想を伝えるために長蛇の列ができるくらいの反響をいただきました」と話した。

「先出しHeaven's Feel」コーナーでは、場面写真を見ながら登壇者が見どころを紹介。夕日をバックに士郎が立つ写真では、杉山さんが「壮大な物語がここから始まっていく、まさにその最初のシーンです」と解説。中田さんは「須藤監督が見せたかった、桜のバックボーンの描き方が素晴らしいです」、川澄さんは「マスターたちの人間模様をじっくり描いているので、だからこそ日常が壊れたときに、くるものがあるんです」とコメントした。

近藤さんはプロデューサーらしく「美術にはずっとこだわりを持ってやってきました。街の情景を見ると『この街が戦いの舞台になるんだな、士郎やセイバー、桜たちが暮らしているんだな』というワクワク感がすごいです」と、ひと味違う観点からの見どころを述べた。


続く「Fate/Grand Order」のコーナーでは、FGO PROJECTクリエイティブディレクターの塩川洋介さんが登壇、ゲーム内の情報を続々と公開した。

まずは劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」公開記念キャンペーンの開催が発表され、期間限定で入手できる魔術礼装「2004年の断片」や、新サーヴァント「パールヴァティー」を公開。さらにキャンペーンのひとつとして、劇場来場者に「概念礼装」(※全4種)が週替わりでもらえることも発表された。また、ゲームのメインストーリー「亜種特異点Ⅲ 屍山血河舞台 下総国 英霊剣豪七番勝負」の最新情報などが発表され、この日は「亜種特異点Ⅲ」に登場する新サーヴァントのうち1騎が公開されるなど、最後まで見逃せない情報が飛び出し、会場を沸かせた。

この日発表された情報の詳細は、公式サイトでチェックしよう。

(取材・文/佐伯敦史)

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