スーパーロボットマニアックトークに「ロボットガールズ Z」も!「スーパーロボットまんがまつり」レポート

「マジンガーZ Blu-ray BOX」<全3巻>が12月6日(水)より順次発売、「ロボットガールズZ フルコンプBlu-ray」が2018年1月10日(水)に発売されるのを記念して、11月12日(日)に「スーパーロボットまんがまつり」が行われた。


「マジンガーZ」は1972年に永井豪さんが「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載したマンガで、多彩な武装と圧倒的 な強さを誇る巨大ロボット・マジンガーZとそれを操縦する兜甲児の活躍を描く合体・搭乗型巨大ロボットアニメの元 祖とも言える作品。1970年代に放送されたTVアニメは最高視聴率30.4%を記録したほか、世界各地でも多数のファン を獲得。今なお世界中に熱狂的なファンが多く存在する大ヒット作品。2017年1月には、そんな本作が劇場アニメとして復活することが発表されていた。
「劇場版 マジンガーZ(仮題)」、制作決定! 公式サイトがオープンし、イメージグラフィックが公開に

また、「ロボットガールズZ」は、2014年にCS放送の東映チャンネルにて放送されたTVアニメ。永井豪さん原作の「マジンガーZ」「グレートマジンガー」「グレンダイザー」をはじめとする歴代スーパーロボットを続々とガールズ化(擬人美少女キャラ化)し、“ロケットパンチ”などの熱い必殺技バトル×ミニスカ・水着・露天風呂といった美少女アニメの定番を盛り込んだロボガアニメとして話題となった。また、翌2015年にはWeb配信アニメ「ロボットガールズZプラス」が配信されている。

そして「マジンガーZ Blu-ray BOX」<全3巻>が12月6日(水)に、「ロボットガールズZ フルコンプBlu-ray」が2018年1月10日(水)にそれぞれ発売される。

発売を記念して、11月12日(日)、コングレスクエア中野 コンベンションホールにて開催された「中野×杉並アニメフェス 2017」内にて「スーパーロボットまんがまつり」が開催された。
本イベントは、2部制となっており、第1部はTVアニメ放送から45周年をむかえる「マジンガーZ」を中心に「スーパーロボットマニアックトーク」が、第2部はスーパーロボットたちを美少女キャラ化したアニメ「ロボットガールズ Z」のキャスト陣が登壇した「ロボットガールズ Z コーナー」が開催された。
オフィシャルレポートが到着しているのでご紹介する。


【オフィシャルレポート 第1部】※敬称略


(MC:田名部生来 五十嵐浩司 ゲスト:勝田稔男 友永和秀 越智一裕)

TVアニメシリーズの製作陣から、知られざる当時のこだわりが語られる!
松島「弓さやか役はその後の役につなげてくれた大切な作品」


第1部では、元 AKB48 田名部生来が「マジンガーZ」のヒロイン・弓さやかのコスプレで登場し、五十嵐浩司(アニメーション研究家)と共に MCを務めた。「マジンガーZ 第34話『紅い稲妻 空とぶマジンガー』」が上映されることが発表になると、観客からアツい歓声があがり、会場の熱気を感じさせた。

上映後、前半のトークゲストとして「マジンガーZ」TV アニメ放送当時の製作スタッフである勝田稔男(演出)、 友永和秀(原画)のほか、越智一裕(まんが映画家)が登壇し、TVアニメ放送当時の貴重な制作秘話が次々と飛び出した。

五十嵐からの「原作をアニメ化するうえで演出として工夫した点は?」という問いには勝田が「アップになるカットは超合金の「質感を出すことにこだわった。『巨大ロボット』なので全編通してスケール感の表現は常に意識していた」と語った。また、原画を手掛けた友永は「リアルな爆発シーンを作りたくて試行錯誤していた」と話し、越智も「(友永の原画の)爆破シーンやロボットの重量感などの表現は、他の作品にも浸透し、ロボットアニメの歴史を作った人」と絶賛した。

後半は TV アニメシリーズで弓さやか役を務めた松島みのりをトークゲストにむかえた。田名部から役柄への想いを聞かれると「本当に大切な役。この役を通して恋愛シーンや年ごろの娘を経験して演技の幅が広がった。その後の仕事につながった役だと思う」と弓さやかという役への愛を話した。また、映画「マジンガーZ/INFINITY」(2018年1月公開)の最新の予告動画の上映後、実は松島が出演していることに触れ、「どのシーンに出演しているか当ててみてください」とおちゃめに話した。


【オフィシャルレポート 第2部】


(MC:田名部生来 ゲスト:本多真梨子 高岡香 森下由樹子 西連寺亜希)

クイズに大喜利、サプライズバースデーなど、内容もりだくさん!!
本多「ずっと応援してくれるみなさんはハートが強い!(笑)」

第 2 部では、MC は第1部と同じく田名部が務め、ゲストに本多真梨子(Z ちゃん役)、高岡香(ガイちゃん役)、森下由樹子(ガラダK7役) 、西連寺亜希(グロちゃん役)、の4名が登壇した。はじめに「ロボットガールズ Z」のこれまでの歴史を振り返り、「ロボットガールズ Z 第0話」と新作のぷちキャラアニメーションを上映した。ゲスト陣の生オーディオコメンタリー付きで上映となった第0話はもちろん、本イベントで初披露となった新作アニメでも、ゲストも観客も一緒になって大きな笑い声があがるシーンがいくつもあり、大盛り上がりとなった。


その後、突如「アキタイガー2世からの挑戦状」として西連寺によく似た”アキタイガー2 世”が登場、田名部に代わってMC を務め、『ロボットガールズ&中野コラボクイズ』が開催された。「マジンガーZ」に関する問題などのほかに、中野区のなかのまちめぐりキャラクター「クルトン中野」が登場し新たな名前を考えるなど、大喜利のような問題など、様々な問題が出題された。最終問題はなぜか高岡を除く全員が正解し、ただ 1 人不正解となった高岡が総合でも最下位となった。最下位の高岡は罰ゲームの準備のために一度降壇。アキタイガーも退場し、高岡が戻ると西連寺がバースデーケーキを持って再登場し、4 日後の 11 月 16 日に誕生日を迎える高岡にサプライズでお祝いした。客席からもバースデーソングの大合唱と「お誕生日おめでとう」のプラカードでお祝いされ、高岡は「こういうの初めてで本当に本当に嬉しい!ありがとうございます」と大喜びだった。

今回も盛りだくさんな内容となったロボガのイベントだったが、最後にゲストそれぞれが、「アニメに声をあてるのが初めてで、ロボガはいつもあったかい現場でたのしかった」(西連寺)、「ロボガはもう 7 年も続く大切な作品。これからも細く長く続いていけば嬉しい」(森下)、「ずっと一緒にやっているスタッフさんと、ずっと応援してくれるファンのみなさんがいるロボガチームだからこそ、こんなに続けられるのだと思う。これからも何かの形で続いていければ」(高岡)、「改めてロボガの歴史を振り返ったのは初めてで、改めてずっと応援し続けてくれてるみなさんはハートが強いなと感じた。スタッフさんもロボガを大好きでいてくれて、まだあきらめないって気持ちで作ってくださっている。そんなアツい作品なので、今後もまた何かしら続いていくのでは」(本多) とロボガへの熱い想いを語った。


【商品情報】



■初回生産限定 「マジンガーZ Blu-ray BOX VOL.1」

・発売日:2017年12月6日(水)
・価格:25,000円(税別)


■「ロボットガールズ Z フルコンプ Blu-ray」
・発売日:2018月1月10日(水)
・価格:7,000円(税別)


販売元:東映株式会社
発売元:東映アニメーション株式会社 東映ビデオ株式会社


(C)ダイナミック企画・東映アニメーション

(C)ダイナミック企画・東映アニメーション(C)松本零士・東映アニメーション(C)ロボットガールズ研究所

おすすめ記事