2017秋アニソンのキーワードは「じっくり聴ける曲」! モノブライト・出口博之の「いいから黙ってアニソン聴け! in 2017秋」

全国1千万人のアニメファンの皆様こんにちは。モノブライトのベース、および、アニメソング・特撮楽曲中心のDJ・出口博之です。季節が巡り、新しいアニメ作品の放送が開始されるとどこからともなくやってくる流浪のコラム「いいから黙ってアニソン聴け!」。春、夏に続き、なんと秋も続投が決定!



それでは、さっそく秋アニメ作品のアニメソングについてズバッと行くぞ! と言いたいところですが、ひとつ重要なお知らせがあります。

アニメ&アキバ系カルチャー情報を発信し続け、今年で15周年を迎えた「アキバ総研」初のイベント「アキバ総研15周年 大感謝祭」が、2017年11月25日(土)、東京・秋葉原ラジオ会館10階イベントスペースにて開催されます。アキバ総研に縁のあるゲストを招いてのトークあり、ライブありの、ほかでは絶対に見られないスペシャルなイベント。

私は、アニソンDJとしても活躍するお笑いコンビ「BAN BAN BAN」の鮫島ヒロミさんと「いいからアニソン聞け!出張板トークステージ」に登壇し、当コラム「いいから黙ってアニソン聴け!」で語りきれなかったアニメソングの魅力を中心に、DJ視点、ミュージシャン視点で2017年のアニメソングを語り尽くします。

入場は無料なので会場で一緒にアキバ総研15周年を楽しみましょう!

「アキバ総研15周年大感謝祭」特設サイト

というわけで、「アキバ総研15周年 大感謝祭」で2017年のアニメソングを語り尽くすために、ここで秋アニメ作品とアニメソングの傾向をおさらいしておきましょう。

他クール同様、話題、人気ともに高い2期作品(おそ松さん、鬼灯の冷徹など)の勢いと安定感はベテランの風格を感じさせる手堅さが印象的。新規作品はこれまでとは違った空気感の作品が多く、原作あり・なし問わずマニアックでシリアスな世界観を持つ作品が今期の特徴かと思います。

もちろん、身構えず視聴できるカジュアルでいい塩梅の作品も健在ですが、突出している作品はおしなべてマニアックかつシリアス路線。いい意味で突き抜けたバカバカしさの作品あまりは見られません。それに呼応するかのように今期のアニメソングも、いわゆる盛り上がり特化型の楽曲ではなく、作品と対になるようなどっしりと腰を据えて聴きこむような楽曲となっています。

アニメ作品、楽曲ともに、通好みで骨太であることが2017年秋の傾向と言えるでしょう。

それでは、「いいから黙ってアニソン聴け! in 2017秋」、ワタクシ出口が選んだ10曲がこちら!

・妹さえいればいい

ED「どんな星空よりも、どんな思い出よりも/結城アイラ」

・Infini-T Force

ED「チクタク/edda」

・URAHARA

ED「KIRAMEKI⭐︎ライフライン/春奈るな」

・おそ松さん

ED「レッツゴー! ムッツゴー! 〜6色の虹〜/ROOTS66 Party with 松野家6兄弟」

・クジラの子らは砂上に歌う

OP「その未来へ/RIRIKO」

・少女終末旅行

OP「動く、動く/チト(水瀬いのり)、ユーリ(久保ユリカ)」

・干物妹!うまるちゃんR

ED「うまるん体操/妹S 土間うまる(田中あいみ),海老名菜々(影山灯),本場切絵(白石晴香),橘・シルフィンフォード(古川由利奈)」

・魔法使いの嫁

OP「Hero/JUNNA」

ED「環-cycle-/糸奇はな」

・3月のライオン

OP「フラッグを立てろ/YUKI」

以上、2017年秋アニメ作品から10曲! おしまい! また来年! 当たり前ですが、そうは問屋がおろさないので解説に入ります。

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