「アニメガタリズ」ちょっぴり早いクリパ! 生徒会や阿佐ヶ谷家メンバーも加わり裏話満載のトーク&主題歌ライブでフィーバー!

2017年11月26日(日)、オリジナルTVアニメ「アニメガタリズ」のファン感謝イベント「阿佐ヶ谷家クリスマスパーティーへようこそ☆」が、東京・豊洲のチームスマイル・豊洲PITにて開催。キャスト14人にアーティスト1組と豪華出演者が揃い、トークコーナーや主題歌ライブなど、楽しさあふれるクリスマスパーティーとなった。その1回目の模様をお伝えする。


出演者は以下の通り。

本渡楓さん(阿佐ヶ谷未乃愛役)、千本木彩花さん(上井草有栖役)、東城日沙子さん(高円寺美子役)、寺島惇太さん(中野光輝役)、伊藤節生さん(武蔵境塊役)、高橋李依さん(小幡唯役)、水瀬いのりさん(阿佐ヶ谷麻耶役)、西明日香さん(赤羽椿役)、高森奈津美さん(大崎菖蒲役)、高木美佑さん(戸田茉莉役)、財満健太さん(阿佐ヶ谷修吾役)、加隈亜衣さん(阿佐ヶ谷愛役)、古川慎さん(五門真人役)、近藤浩徳さん(ネコ先輩役)、GARNiDELiA(オープニングテーマ歌唱)。

アフレコ裏話も明かされたトークコーナー

開演前には、森井ケンシロウ監督、久保博志助監督、シリーズ構成の広田光毅さん、脚本の田沢大典さん、竹内宏彰プロデューサーによるスタッフトークショーが行われ、パーティー前の会場を温める。森井監督からは「総集編回ができなかったのは、唯一の心残りです」との言葉も出ていた。

そして、パーティーは、声優ユニット「GATALIS」による「グッドラック ライラック」(TVバージョン)のライブで幕を開ける。私立咲鐘湖学園高校の制服姿で登場した本渡さん、千本木さん、東城さんの3人がキュートな振り付けで楽曲を披露。髪型やリボンなどで演じるキャラを再現しているのもポイントで、のっけからパーティーを盛り上げた。

最初のコーナーは、作品についてあれこれ語る「『アニメガタリズ』ガタリズ」。古川さんと高橋さんが司会を務め、3組に分かれてトークを行った。ちなみに、高橋さんは唯の活躍の場であるアバン(オープニング前のシーン)について言及し、イベント直前に放送された第7話の「膝裏」のシーンでは緻密に計算されたアドリブを入れたとの裏話を明かす。

1組目は東城さん、寺島さん、伊藤さんの「チームBL好き」。

さっそく寺島さんと伊藤さんが寄り添ってサービスしてくれる。そんなご褒美シーンに大喜びしそうな美子を演じる東城さんは、「最初は寡黙な面しか見せていなかったが、最近は本性というか、腐った面を見せてきたのが嬉しかった」と美子のキャラクターについて語る。メガネ、巨乳、BLだけでなく「ちょっと性格が悪くて、みのあには厳しめな言葉を使う」という人間味あるところも魅力的に感じているとのこと。


中野先輩を演じる寺島さんは「しゃべり方もアニメキャラがやる“ザ・イケメンキャラ”という感じにした」と演技プランを明かす。中野先輩はアイドルアニメ好きなので、森井監督から某スクールアイドルのアニメを見ておいてほしいと言われたそうだが、ちょうど寺島さんもハマっていたので、バッチリ予習できていたのだとか。

中二病全開の「カイカイ」こと武蔵境塊は、オーディションの時点で某「世界線を飛び越えるマッドサイエンティスト」っぽさがあると書かれていたという。しかし、伊藤さんはそれ以上にふと素の部分を見せた時が好きで、そこも大切に演じたと話す。塊はメガネを外した時の女性人気がダントツらしく、東城さんは中野先輩との関係について「私は“×”よりも“+”、仲よくしてくれればそれでいい」とわかる人にはわかる記号を使って説明していた。

トーク後には焼肉券をかけたミニゲームに挑戦。第2話のチラシ配りのシーンにちなんで、脚立の上からばら撒かれた紙をキャッチするゲームを行い、寺島さんと伊藤さんが華麗なポーズを決めて、あざやかにキャッチしていた。

生徒会長の決め手はちょろさ!?

2組目は「有栖&生徒会」として、千本木さん、西さん、高森さん、高木さんがステージへ。ちなみに、生徒会のメンバーは本作のイベントに初登場だ。

お嬢様である有栖と生徒会の関わりとして、やはり金銭感覚の違いで大量に部費を使ってしまったシーンをあげる千本木さん。有栖は生徒会をどう思っているのか聞かれると「じゃまだな(笑)。お金に関してとやかく言ってくる」と本心を代弁。演じるうえでは、最初お嬢様らしくしたところ「もっとゲスい感じで」とディレクションされたという。どうやら有栖には「ゲスさ」を期待されていたようで、千本木さんは「(私と)反対だから出ちゃうんですかね」と複雑な表情を浮かべていた。

生徒会長である椿を演じる西さんは、オーディションでは別の役を受けており、お姉さん系やクール系は今までやったことがなかったのでびっくりしたと振り返る。なぜ選ばれたか聞いてみたら「椿はクールな中にもちょろさがある。どこかに隙があって本当は弱い女性」と言われたそうで、決め手は“ちょろさ”だった模様。西さん自身がちょろいかどうかは……触れないでおこう。

副会長・菖蒲については、台本の字面だけ見たら真面目な人という印象を受けたという高森さん。セリフには最初ビックリマーク(!)がついておらず、そのつもりで真面目な感じに言ったら「もっとアホっぽく」とディレクションされたそうだ。「あまり距離感を考えずに、全部にビックリマークを足してしゃべった」と柔軟に演技を変えて菖蒲が完成したことを明かしてくれた。

高木さんが演じる茉莉は生徒会会計。「私は頭のいい子をやったことがなくてかなり苦戦しました。(頭のよさが)出せていたらいいかな」と笑う。茉莉はアニメが嫌いなのではなく「会長のことが好きで、会長が言うからやっている」と内面についても話す高木さん。会長のことが好きなのは菖蒲も同じで、それを聞いた西さんは「ありがとうございます」とまんざらでもない表情を浮かべていた。

ミニゲームは、記憶を頼りに有栖の超有能な執事「世場須」を描くというもの。耳なし芳一のように顔にびっしり「せばす」と書かれた西さんのイラストもインパクトはあったが、千本木さんの正統派なイラストが優勝となった。

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