大久保留美&五十嵐裕美が、地元・新潟トークから漫画トークまで! 「オオクボルミ オフラインinがたふぇす」レポ!

「マンガ・アニメのまち にいがた」を発信するイベント「がたふぇす」が2017年10月21日、22日に新潟市中央区の万代シティなどを中心に開催された。第8回を迎えた今回は、台風の影響もありあいにくの空模様となったものの、多くのアニメ・マンガファンが県内外から訪れ、イベントを満喫していた。


22日に開催されたニコニコ生放送「声優グランプリチャンネル」で好評放送中の、人気声優・大久保留美さんの番組「オクボルミ オフライン」公開イベントには、これまた人気声優の五十嵐裕美さんがゲストで登場。この日は朝から雨模様だったが、イベントを楽しみにしていたたくさんのファンが会場に詰めかけた。


地元・新潟出身のアニソン歌手・石田燿子さんが「前説」をしてくれたことに敬意を表しつつ、大久保さんに続いて五十嵐さんがステージに登場。2人は、とあるアニメ作品で共演したことがきっかけで仲よくなり、五十嵐さんも自身の番組に大久保さんをゲストとして呼ぶほどの仲とのこと。そんな2人が新潟の地で、とりとめのない話で盛り上がった。

最初のフリートークでは「ハロウィンに着たいコスプレは?」というリスナーからの質問が。五十嵐さんは「アニメに登場するキャラクターの制服を着るのはさすがに厳しくなってきましたが(笑)、お仕事としてなら……」と、ちょっぴりいやらしい回答をするいっぽう、大久保さんは「着ぐるみに入ってみたいです。昔アルバイトでやったことがあるのですが、10分動いたら1時間休憩……みたいなスケジュールだったのを思い出しました。意外に動いていなかったですね(笑)」と昔を振り返っていた。

続いては番組の目玉である、巨大サイコロを転がしてマス目に止まった内容に合わせてさまざまなアクションをこなしていくコーナー。今回は特別編ということで、新潟県の市町村をマスに見立てたすごろくで楽しむことに。


大久保さんが先に振り、出たマス目は「津南町」。ここでのミッションは「『星(宇宙)』にまつわるアニメ・ゲーム作品にまつわる山手線ゲーム」。大久保さんは、「宇宙のステルヴィア」や「機動戦艦ナデシコ」など、まるで五十嵐さんの思考を読むかのように次々と回答を先回り……。面食らった五十嵐さんが思わず来場者にアドバイスを求めるなど、結果的にファン参加型の楽しいコーナーとなった。

対する五十嵐さんのサイコロの結果は「柏崎市」で、ミッションは「お菓子(おかし)な話を1分間」。五十嵐さんは「昨晩泊まったホテルが、ベッドの横から浴室が見える造りになっていた」というエピソードを披露した。

そのほか、2人の地元トークでステージは大盛り上がり。北海道育ちの五十嵐さんは、今度北海道に行く予定があるという大久保さんに対して地元民ならではのオススメグルメをレクチャー……と思いきや「住んでいたけど、意外に意識したことがなく、たまに帰ったときに学生時代の友人においしい店に連れて行ってもらってます」とのこと。埼玉県育ちの大久保さんも「(埼玉は)『十万石饅頭』がおいしい、というのが有名だけど、それ以外は特に思いつかない……」と、お互いに苦笑い。

そして話題は定番の「笹だんご」やご当地の高級魚「ノドグロ」といった「新潟グルメ」から、新潟は著名な漫画家を多数輩出しているということもあり、「好きな漫画」の話題へ。特に新潟とは関係のない「金田一少年の事件簿」にまつわる話で大盛り上がりを見せるところは、フリーダムさがウリの当番組ならでは。

そして、いよいよエンディング。

五十嵐「雨が降る中で、たくさんの人に来ていただいて、すごくうれしかったです!」

大久保「本日は天気の悪い中、来てくださってありがとうございました。また新潟でお会いしましょう!」

という出演者のメッセージでイベントは幕を閉じた。

(取材・文・撮影/佐伯敦史)

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