力強い新曲「starry」とともに、綾野ましろの2018年がスタート!

TVアニメ「グランクレスト戦記」のオープニングテーマ「starry」を、6枚目のシングルとしてリリースする綾野ましろ。正統派ファンタジーの主題歌ということで、力強くドラマチックな楽曲になった。また、2018年4月22日には、EX THEATER ROPPONGIでのワンマンライブも決定。ライブ活動を精力的に展開してきた2017年に続き、今年も、ましろんはみんなをガンガン盛り上げてくれそうだ!


6枚目のシングルにして、大人感が出てきました(笑)


──ニューシングル「starry」は、TVアニメ「グランクレスト戦記」のオープニングテーマということで、勇ましさのある曲になりましたね。

綾野 今まで私が歌ってきた曲とは、タイプの違う曲ですね。かっこよくてきらびやかで、正統派ファンタジーの主題歌ということで、ヨーロッパをイメージしたサウンドになりました。中世風の世界を主人公が旅をして、魔法師と契約をして、戦っていくという王道のストーリーなので、私もストレートに作品の世界観を表現したいなと思いました。

──「starry」は「星くず」という意味ですね。

綾野 夜空に輝く星そのものをイメージしたというよりは、人の心の中にある、星のように輝く夢や希望をイメージしたタイトルです。夢や希望を心にいだいて、自分の運命に立ち向かっていくというのが、曲のテーマになっていて、歌詞の中には「starry tale」、つまり、星たちの物語という言葉が使われています。

──騎士のテオと魔術師のシルーカの絆と、世界を変えるための2人の戦いが「グランクレスト戦記」の根幹となるストーリーですが、「starry」の歌詞は、それにしっかり寄り添ったものになっていると思いました。

綾野 主人公テオの純粋な想いが、まずはイメージできる歌詞になっていますが、たくさんの登場人物が出てきて、それぞれに志を持って戦う群像劇なので、いろいろなキャラクターの心情も散りばめられているような気がしました。大切な人のやさしさや強さに触発されて、お互いに高め合っていく姿を感じながら、歌わせていただきました。

──ボーカルには、力強さを感じました。

綾野 前作の「NEW LOOK」はサビ前に違うフレーズが入りこんだりして、トリッキーな楽曲になっていたんですけど、「starry」はシンプルでわかりやすい構成で、素直に歌うことができました。一度聴いたら、すっと覚えられる曲調なので、ライブで盛り上がる曲になってくれると思います。Bメロには、英語のコーラスが入っているので、ぜひそこを覚えて、みなさんに歌ってもらえたらうれしいなって思っています。

──なんと言っても、サビの最後のフレーズから曲が始まるというのがいいですよね。しかも、「物語は動き出す」という歌詞なので、「始まった!」という感じで気分が上がります。

綾野 オープニングテーマらしいですよね。すごく絵になる曲だなと思いました。それにキー的に、「starry」は想いをこめて歌いやすいんです。ライブになるとまたテンションが変わってくると思うんですけど、レコーディングの時は大人っぽい雰囲気で歌うことができて。6枚目のシングルにして、大人感が出てきたかも、と(笑)。

──MVもかっこよかったです。ましろさんと銀河の星空が合わさるシーンが印象的でした。

綾野 ありがとうございます。MVでも、たくさんの星を出したいなと思って、背中がスクリーンになって、星空が映るという効果を作っていただいたんです。背中は今までお見せしたことがなかったんですけど、今回は満を持して出してみました(笑)。人の本心って後ろ姿に現れているような気がして、そういう意味でも、背中を撮っていただいたのは、「starry」のテーマに合っていると思います。


──心の中に広大な銀河を持っている、という解釈もできますよね。

綾野 ファンタジーらしいですよね。「starry」は力強い曲なのでクールな表情を保って、最初から最後まで笑顔を見せていないんです。強めの目線で、歌詞を伝えることを意識してパフォーマンスしました。歌っているシーンのモノクロ映像の質感もすごく好きで、星のきらめきもありつつ、全体的にはパキッとしたシリアスなMVになったと思います。それから、「物語」も曲のテーマになっているので、MVにも時を刻むというイメージが挿入されているのもポイントです。

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