「あなたに会いたい」──伝説的恋愛ゲーム「センチメンタルグラフティ」が20周年を機に再起動りゅん!? 声優コメントも続々!【週刊声優白書】

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今回はちょっぴり懐かしい作品に関する声優ニュース。
1998年1月22日に発売された美少女恋愛ゲーム「センチメンタルグラフティ」が20周年を迎えたということで、2018年1月22日に突如「センチ20thプロジェクト(@senti_20th)」なるツイッターアカウントが出現。前後して、当時の出演声優たちもツイッターやブログで20周年を祝うコメントを発表した。


「センチメンタルグラフティ」とは、「ときめきメモリアル」人気の影響がまだまだ残る1990年代末を代表する恋愛ゲーム。親の都合により、幼い頃より日本各地を転々としてきた主人公のもとに、ある日突然「あなたに会いたい」という差出人不明の手紙が届く。そこで主人公は、心当たりのある12人の女の子と再会し、交流する中で差出人を探すというストーリーだ。
思い出の女の子との再会、そして深まる仲、とそれだけ聞くとタイトルどおり「センチメンタル」な内容のように思えるが、いざプレーすると平日は高校に通いながら毎日バイトに勤しみ、週末は土日を使って北は北海道、南は福岡県まで、日本各地の女の子に会いに行く、というまるで全国ツアー真っ最中のアーティストのような強行スケジュールの繰り返し。さらに宿泊費を節約するため、ホテルなどは使わずテントで野宿し夜露を凌ぐという、およそ恋愛ゲームとは思えないタフなサバイバルライフを体験することになる。
そんなぶっとんだゲームシステムに加え、「せつなさ炸裂」という強烈なキャッチフレーズや、なぜか暗闇の中でヒロインたちが珍妙なポーズを取りながら踊るOPムービーが「暗黒舞踊」とネタにされたりと、話題に事欠かなかったのが本作である。

しかしゲームの評価とは別に、ヒロインたちの人気は当時としては驚異的であった。ゲーム発売前からキュートなヒロインたちの人気は急上昇! 3万枚限定でゲーム本編に先駆けて発売されたプレディスク「センチメンタルグラフティ ファーストウィンドウ」は、ヒロインたちの設定画などが収録されただけではあったものの、即品薄となり一時は定価をはるかに上回る15000円もの高額で取引されたとか。
また出演声優12人によって結成されたユニット「SGガールズ」のイベントやコンサートが積極的に開催されたほか、関連グッズも多数発売。中にはヒロインたちが通う高校の校歌を収録したCDなんてものまで発売された(そして、筆者もそれを買った一人だったりする)。
ゲーム発売後も、続編タイトルやテレビアニメ「センチメンタルジャーニー」が放送されたりと、幅広いメディア展開が行われた。

前置きがかなり長くなったが、そんな伝説的なタイトル「センチメンタルグラフティ」が、2018年1月22日、ゲーム本編発売20周年を機に再起動するようだ。
先述の通り同日、「センチ20thプロジェクト」なるツイッターアカウントが出現。



そのほか、SGガールズメンバーもツイッターやFacebookなどに祝福コメントを投下し、SNS上ではにわかに「セングラ」旋風が巻き起こっている。



すでに引退されているキャストもいるが、もしかして20周年を機に何か新たな動きがあるのでは……なんて期待したくなるではないか!
引き続き「セングラ」に注目だりゅん!

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