中島愛のニューアルバム「Curiosity」、全曲クロスフェード動画を公開! 作家陣コメント&特別先行試聴会レポートも到着

中島愛さんの復帰後初となるフルアルバム「Curiosity」(2018年2月14日(水)発売)より、全曲クロスフェード動画が公開となった。

中島愛さんは、2008年「マクロスF」ランカ・リー役で声優デビューし、2014年には「ハピネスチャージプリキュア!」にて主人公・愛乃めぐみ/キュアラブリーを演じるなど声優として活躍。さらに歌手としても数多くの楽曲がチャート上位を記録していたが、2014年3月に日本青年館で行われたラストライブ「Thank You」を最後に歌手活動を休止した。その後2016年12月1日に、2017年よりおよそ3年ぶりに声優・歌手としての活動を本格的に再開することを発表。12月11日にはお台場ヴィーナスフォートの教会広場にてフリーライブを開催し、2017年6月に開催されたワンマンライブのチケットも即完売。その後もアニメロサマーライブ2017への参加や、秋アニメ「ネト充のススメ」のオープニング主題歌を担当するなど、ますます活動に勢いを増している。

昨年12月にラフォーレミュージアムで開催されたファンクラブイベントにて、復帰後初となるフルアルバムを2018年2月14日にリリースすることを発表。2018年1月26日には「リスアニ!LIVE 2018」初日に参戦、圧倒的なパフォーマンスで日本武道館を大いに湧かせた。
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今回、2018年2月14日発売のフルアルバム「Curiosity」の全曲クロスフェード動画が公開! さらに、「Curiosity」に参加した作家・ミュージシャンたちからのコメントや、 特別先行試聴会トークイベントの公式レポートも到着しているので、あわせてご紹介しよう。


【「Curiosity」に参加した作家・ミュージシャンからのコメント】

■重永亮介
今回のアルバムで久々に中島 愛さんとご一緒できてとても嬉しいです。
僕が最初に愛さんに曲提供させていただいたのは、1stシングルの「天使になりたい」で、2009年でした。
当時、駆け出しの作曲家だった僕にとって、この曲が採用された事は震えるほど嬉しかったのを覚えています。

あれから9年の時が経ち、お互いいろんな経験をして得たものもあるだろうし、当時から変わらないものもあると思います。
「思い出に変わるまで」はそれらをすべて踏結びあわせた、今の中島愛さんを全身で表現できるように意識して作りました。
切なくダンサンブル、大人で可愛い「思い出に変わるまで」、ぜひお聴き下さい。

■作詩屋 Satomi
こんな歌詩を歌ってほしい! という世界を、あの日から思い描いていた
中島 愛さんからのお仕事。
通常、タイトルは歌詩を書いた後に美味しい音にハマった言葉や(歌詩にない言葉でも)その歌詩を総括するキラーワードをタイトルにするのですが、今回は中島 愛さんサイドから「タイトルは、ウソツキザクラでお願いします」というお題をいただきました。これは、17年間の作詩屋活動の中での初体験。次は、思い描いていた世界を届けたいですね。

■松本良喜
僕は初代からマクロスのファンで、「マクロスF」挿入歌「星間飛行」をはじめて聴いた時は、なんて素晴らしいボーカリストが世に出てきたんだと、いつか中島さんに楽曲を提供できたらと強く願っておりました。
中島さんも僕の曲が以前から好きだったようで、大変光栄に思っております。
僕が今回楽曲提供させて頂いた『ウソツキザクラ』は、参加ミュージシャンも豪華で、とても楽しく制作できました。
ファンの皆様にも気に入っていただけたら幸いです。

■Avec Avec
中島 愛さんとは以前livetuneさんの「Transfer」のリミックスでご一緒させてもらったことがありまして、
それは当時の僕にとってとても大きな基点の一つだったということもあり、
今回このような形でご一緒できること大変感慨深く思います。
自分の作ったトラックに中島愛さんの声が乗った瞬間の感動は今でも覚えています。
僕が作詞/作編曲させてもらった「Odyssey」は
新しいスタートやこれからの冒険、そしてそれゆえの切なさという意味合いも込めて、
懐かしさと新しさを織り交ぜた楽曲を目指し作りました。
改めて中島 愛さんの活動再開後初めてのアルバムというすごく大切な作品に参加できたこと本当に光栄に思います!

【中島 愛 New Album「Curiosity」 特別先行試聴会トークイベント公式レポート】
2月14日に、4thアルバム「Curiosity」をリリースする中島 愛。その「特別先行試聴会トークイベント」が、1月28日、フライングドッグ社内の会場で行われた。

抽選により招待されたファンは、まず、「Curiosity」の全曲を試聴。収録曲12曲のうち、9曲が新曲ということで、初めて耳にする曲がほとんど。スクリーンに映し出された歌詞とともに、全曲を味わった。

アルバムの試聴が終わると、拍手に迎えられて中島 愛が壇上に。ナタリー音楽編集部・臼杵成晃氏が聞き役となり、披露したばかりの「Curiosity」について、ディープなトークを繰り広げた。

「Curiosity」は中島にとって、2017年2月の復帰後初のアルバムで「今までの中島 愛とは違って新曲が、ドバドバ出てくるやばいアルバム」であり「中島 愛の新章の1枚目」というのが、臼杵氏の評。「再デビュー感がありますよね」と中島も、嬉しそうに笑った。

アルバムのプロデュースを手がけたのは、田村制作所の田村充義。80年代アイドル好きの中島にとっては、小泉今日子らを手がけた名プロデューサーとして、以前から憧れていた存在だ。
「歌謡曲の時代から音楽業界にいる方の視点って、私からしたら尊敬でしかないので、その視点を取り入れつつ、新しいこともやりつつ、貪欲なアルバムになっています」と中島。

トークは、そこから新曲の具体的な話へ。
ポルノグラフィティ・新藤晴一の作詞とラスマス・フェイバーの曲という意外な組み合わせにより楽曲に化学反応がおきた「サブマリーン」。ヒャダイン(前山田健一)の楽曲提供により、「賑やかなパーティ感の中に、切なさも含まれた曲」になったという「Life's The Party Time!!」、臼杵氏が「何のアニメのタイアップ曲だろう?」と驚いたくらい、キャッチーで世界観のある「残像のアヴァロン」、また洋楽テイストの中に、90年代の松田聖子の雰囲気を彷彿とさせる「Jewel」と評し、時にディープな話題を織り交ぜながら、新曲の解説が続いていった。

会場のファンに、取りあげてほしい曲を尋ねると、まず女性ファンが挙げたのが、「ウソツキザクラ」。この曲は松本良喜の作・編曲による王道のバラード。王道曲ということもあり、「ど真ん中を攻めるプレッシャーとの戦い」だったと、レコーディングを振り返った。また、男性ファンが挙げた「思い出に変わるまで」では、独特の作詞法を披露。さらに、〆切ぎりぎりになって、ファミレスで歌詞を書いたという話も飛び出した。

1月31日に、文筆家の甲斐みのりとの共著・『音楽が教えてくれたこと』を出版する中島。新曲「未来の記憶」は、甲斐が作詞を担当した楽曲。「私がこういう人生を歩んできたんだろうなと想像して書いてくださったと思える歌詞が嬉しかった」と喜びを語った。

トークは約40分にわたって展開。話題は、「Curiosity」の新曲全てにわたったが、披露されたエピソードは、まだまだ序の口という印象。多彩なクリエーターが楽曲を提供し、「新境地だらけ」の1枚となった「Curiosity」への自信が、中島の笑顔からは感じられた。アルバムがリリースされると、次は東名阪ツアーが。「また会いましょう」という中島のひと言で、イベントは終了した。

なお、このイベントは同日に2回行われ、初回はLINE LIVEで配信された。

【商品情報】
■中島 愛「Curiosity」
・発売日:2018年2月14日
・価格:
 初回盤:3,800円(税別)(※)
 (※)新曲「サブマリーン」、「ワタシノセカイ」、「サタデー・ナイト・クエスチョン」のMVを収録したBlu-ray付き

 通常盤:3,000円(税別)


<収録曲>
1.サブマリーン(作詞:新藤晴一 作編曲:Rasmus Faber)
2.Life’s The Party Time!!(作詞:中島 愛&前山田健一 作編曲:前山田健一)
3.残像のアヴァロン(作詞:岩里祐穂 作曲:バグベア 編曲:バグベア&千葉“naotyu-”直樹)
4.ワタシノセカイ(作詞:瀬尾公治 作曲:秋浦智裕 編曲:WEST GROUND) *
5.Jewel(作詞:加藤哉子 作編曲:本間昭光)
6.思い出に変わるまで(作詞:中島 愛 作編曲:重永亮介)
7.ウソツキザクラ(作詞:Satomi 作編曲:松本良喜)
8.最高の瞬間(作詞:山田稔明 作編曲:古川貴浩)
9.Odyssey(作詞・作編曲:Avec Avec)
10.サタデー・ナイト・クエスチョン(作詞:加藤慎一 作曲:山内総一郎 編曲:フジファブリック)**
11.未来の記憶(作詞:甲斐みのり&Twisty  作編曲:CMJK)
12.愛を灯して(作詞:中島 愛 作編曲:坂東邑真)

* TVアニメ『風夏』エンディングテーマ
** TVアニメ『ネト充のススメ』オープニングテーマ

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