TVアニメ続報も発表！「明治東亰恋伽～ハイカラ浪漫劇場5～」書き下ろし朗読劇が披露された夜の部をレポート

「明治東亰恋伽」（通称・めいこい）は、累計プレイヤー30万人の歴史恋愛ファンタジーゲーム。明治にタイムスリップしてしまった主人公が、森鴎外（CV.浪川大輔）などの歴史上の偉人たちと出会い、恋に落ちるというストーリーで、2011年に携帯アプリ配信版からスタート。その後もPSP（R）版・PlayStation（R）Vita版が発売、劇場アニメ化、舞台化、アプリ化等、幅広くメディアミックスが展開されている。

そんな「めいこい」の、過去最大規模となったイベント「明治東亰恋伽～ハイカラ浪漫劇場5～」が、2018年1月21日（日）、パシフィコ横浜にて開催された。

イベントには浪川大輔さん（森鴎外役）、KENNさん（菱田春草役）、鳥海浩輔さん（川上音二郎役）、岡本信彦さん（泉鏡花役）、福山潤さん（藤田五郎役）、立花慎之介さん（小泉八雲役）、森川智之さん（チャーリー役）のキャスト7名が出演。

朗読劇をメインに構成された夜の部では、TVアニメ「明治東亰恋伽」の最新情報が発表された。

イベントがスタートするとステージにはKENNさんが登場し、「劇場版明治東亰恋伽～弦月の小夜曲～」主題歌の「Dance in the Light」を歌唱。「めいこい」シリーズを通してテーマソングのボーカルを担当してきたKENNさんの歌声で、場内は一気に「めいこい」ワールドへ突入した。

今回で5度目の開催となった「めいこい」イベント「明治東亰恋伽～ハイカラ浪漫劇場5～」、今度のステージは、明治の遊園地「ルナパーク」が舞台。

昼の部はバラエティメインのステージとなっており、取材に入った夜の部は魚住ユキコさん書き下ろしの朗読劇がメインとなっていた。

「遊園地デートにエスコート」がテーマの朗読劇は、細谷佳正さんがキャラクターボイスを担当している岩崎桃介が、統合プロデューサーとして「ルナパーク」をアピールしていくところからスタート。だが、チャーリーが当日物販で発売されていたペンライトを売りにきたり、春草が有名建築の雪像を作りはじめたりと、一向に「デート」に進展する様子がみられない。

そんな中、いつも肩に乗せている付喪神のうさぎが行方不明になったと、鏡花が雪の中に現れる。最初は嫌がっていた面々も、「うさぎにやさしくしてあげれば縁結びのご利益があるはず」という岩崎の話を聞くと、これはデートに結びつけるチャンスとばかりに話に乗っかり、全員でうさぎを探すこととなった。

途中、藤田と八雲がけん玉対決をしたり、鴎外と春草が早口言葉に挑戦したり、鏡花と音二郎が「めいこい」でおなじみのお座敷遊び「とらとら」（「おばあさん」「虎」「槍」の3つのジェスチャーをして、ジャンケンのように勝敗を決めるゲーム）で対決する場面も盛り込まれ、会場は手にしたペンライトをイメージカラーに染めて自分の好きなキャラを応援していた。

終始笑いにあふれていた朗読劇だったが、行方不明になっていたうさぎが見つかると空気が一転、なんと付喪神のうさぎは、春草のつくった雪うさぎに恋してしまったのだという。「いずれは溶けてしまうとしても、少しでも長く一緒にいられるように……」とチャーリーが魔法で降らせた雪が舞う幻想的な光景を残し、朗読劇は終了となった。

この日、昼の部では「尾崎紅葉」「滝廉太郎」「横山大観」が追加キャラクターとして登場するシリーズ最新作「明治東亰恋伽～ハヰカラデヱト～」が、今夏にアプリとしてリリースされることが決定し、事前登録の開始も告知されていた。さらにTVアニメのスタッフ・制作陣情報に加えて実写ドラマ化、さらには実写映画化が決定したことも、あわせて発表されていた。

夜の部では新たに、TVアニメ「明治東亰恋伽」の最新情報として、キャラクターデザイン・総作画監督を担当する山中純子さんが描いたキャラクターが発表された。ここではヒロインの綾月芽衣、森鴎外、菱田春草の3名の彩色済デザインが公開され、そのほかのキャラクターは線画が発表に。泉鏡花（CV.岡本信彦）をはじめとする他のメインキャラクターのデザインは、今後、公式ポータルサイト・公式ツイッター等で発表される予定となっているので、お見逃しなく。