新曲「aventure bleu」リリース。2018年の内田真礼は、未知の世界へ!?
7枚目のシングル「aventure bleu」を、2018年2月14日にリリースする内田真礼。作詞/meg rock、作曲・編曲/ラスマス・フェイバーという作家陣とは、初の顔合わせ。今まで歌ったことがない歌詞とサウンド感で、タイトル通り、冒険の1曲になったという。
今回のインタビューも、まずは近況報告から。新曲についてだけでなく、年末年始の出来事や2018年の抱負も、たっぷり語ってもらった!
2017年は、とてもがんばった1年でした
──あけましておめでとうございます(インタビュー日は1月9日)。年末年始の内田さんは、どんな感じでしたか?
内田 一昨日(1月7日)まで、「映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-」の舞台挨拶を、京都・大阪・東京近郊の6か所で行ってきました。石原(立也)監督と、いつもの4人(内田真礼・赤崎千夏・浅倉杏美・上坂すみれ)と、初めだけ福山(潤)さんも一緒に回っていたんですけど、4年振りの新作だったので、久しぶりにみんなで集まると、こんなに感動しちゃうんだなって。年始早々、いいお仕事でした。
──ツイッターの「中二病でも恋がしたい!」の公式アカウントに、楽しそうな写真がバンバン上がってました。
内田 そうなんです(笑)。楽屋でもずっとテンションが高くて、みんなで盛り上がっていました。じっとしてないので、メイクさん泣かせでした(笑)。
──舞台挨拶で、印象に残っていることはなんですか?
内田 たくさんの劇場を回るので、年表を作って、それを見ながら話をしようということになったんです。私たちにとっては、その頃の思い出がいっぱいあるし、そんなに昔のことってイメージじゃなかったんですけど、お客さんに「Black Raison d’etreを知っている人?」って聞いたら、手をあげてくれた人がそんなに多くなくて。TVアニメをリアルタイムで見ていなかったお客さんもたくさんいるんだってわかって、時の流れにびっくりしました。でも、TV放送から6年も経っていますからね。
──6年は長いですよね。
内田 私たちも、あの頃の自分ってどうだったっけ? と考えると、すごく懐かしいです。Black Raison d’etreには決めポーズがあって、6年前はピキピキやっていたんですけど、今はみんなで顔を見合わせて、「どうする? やる?」みたいな(笑)。もう現役じゃないし、衣裳の制服も着てないというのもあって、照れが出ちゃったりして。そんなふうに時の流れを感じながら、やっぱりこの作品の現場はいいなあ、楽しいなあって、改めて感じました。
──久々の感慨があったと。
内田 そうですね。アフレコで(小鳥遊)六花を演じること自体も、何年ぶりだろうと。歌に関しては、アニサマや自分のスペシャルイベントで「中二病」関連の曲を歌ってきたんですけど、アニメの新作は久々、監督とお会いするのも久々で。石原監督はみんなの癒やしキャラなんです(笑)。いつも私たちと遊んでくださって。「中二病」はスタッフさんもキャストも、みんな仲がいいですね。
──スペシャルイベント「Maaya Xmas&Happy Birthday Party!! 2017」は、クリスマスイブに開催されたんですよね。
内田 はい。まだ2週間くらいしか経ってないんですけど、年が明けると、すごく前のことにように感じています。私はバースデイとクリスマスが同時に来るのでぎゅっとイベントが詰まっていて、それを思いっきり楽しんで、がんばって乗り越えてからのお正月なので、今から思うと年末の私、忙しかったなあという感じです。
──スペシャルイベントはいかがでしたか?
内田 今回は、外向きの自分ではなく、内向きの自分を出そうというのが、コンセプトだったんです。「内田真礼大好きスタッフ」というくくりのトークコーナーをやって、舞台監督さんとか、いつもお世話になっている方々にゲストで出ていただいたり、セットリストも、シングルのカップリング曲やアルバム曲をメインにしたり。私のことを好きでいてくださるお客さんにとって、こういう一面も見てみたかったというイベントにしたかったんです。
──デビューシングルから聴いている人と、最近の曲から入った人と、ファンもそれぞれですよね。
内田 2017年はチャレンジを繰り返した1年でしたし、コミュニケーションの機会を増やしたいと思って活動してきたので、新しいファンの方との出会いがたくさんあったように思います。逆に、「+INTERSECT+」や「c.o.s.m.o.s」といったシングル曲はかなり挑戦的で、私の別の一面が出たので、それでもついてきてくださった、以前からのファンのみなさんには「ありがとう」と言いたいです。
──2017年は、いろいろなお仕事をやった1年だったと?
内田 そうですね。ここ数年で一番がんばったような気がします。2年くらい前は「地に足をつけてがんばる」を目標としていて、そこから「花を咲かせたい」「コミュニケーションを広げたい」と来て現在に至るんですけど、「地に足を」と考えていた頃は、今の自分がやれることをやろうという保守的な部分があったのが、去年はかなり挑戦的になれました。仕事も枠も広がりましたし、お仕事って楽しいなと思える1年でした。
──吉野家とのコラボメニューの「チーズペペロンチーノ丼」とか。
内田 やりましたねー。店内ナレーションもやらせていただきました。自分が牛丼の広告モデルになるって、想像もつかなかったんですけど(笑)。基本的には、私のことを好きでいてくれる方々が笑顔になってくれればいいなという気持ちで、どんなお仕事もやってみたいなと思っています。
──ツイッターでは、大晦日に「#内田真礼と思い出更新」のハッシュタグで、ファンのみなさんが盛り上がっていました。あれも、2017年を振り返るいい企画でしたね。
内田 「思い出更新」は2016年2月のライブから言い始めたことなんですけど、今回のみなさんのツイートを見て、2017年って本当に濃い1年だったんだなって改めて思いました。2月に2ndライブがあって、12月のスペシャルイベントまで、全部がたった1年のことだったの? と思うくらいの濃さだったんですよ。何度も「思い出更新」することがあって、どれを振り返っても楽しかったです。その瞬間を生きていたなあって。夏のライブの映像とか見ると、本当に私、幸せそうで(笑)。
──思い出している今も、すごく幸せそうです。
内田 2月のライブも夏のライブも、すごく幸せな自分がいて、いい1年でした。年末は詰まっていて大変でしたけど、それも楽しかったですし。
──お正月はのんびりできたんですか?
内田 はい。「ちゃんと休もう!」と思って。気持ちも新たに、2018年のお仕事を始めることができました。
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