伝説の騎手・武豊の呼びかけにサイレンススズカ役・高野麻里佳が思わず涙!「ウマ娘 プリティーダービー 放送直前‼︎ スペシャルステージ」レポート【Animejapan 2018】

2018年3月24日(土)~25日(日)、東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2018」YELLOWステージにおいて、「ウマ娘 プリティーダービー放送直前‼︎スペシャルステージ」が行なわれた。


ステージにはキャストからスペシャルウィーク役の和氣あず未さん、サイレンススズカ役の高野麻里佳さん、トウカイテイオー役のMachicoさん、ウォッカ役の大橋彩香さん、ダイワスカーレット役の木村千咲さん、ゴールドシップ役の上田瞳さん、メジロマックイーン役の大西沙織さん、駿川たづな役の藤井ゆきよさん、スタッフから東宝の伊藤隼之介プロデューサー、Cygamesの石原章弘コンテンツプロデューサーが出演した。

今回出演したウマ娘役の7人は、TVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」OPテーマ「Make debut!」、EDテーマ「グロウアップ・シャイン!」を担当するメンバーでもある。7人はおなじみとなった衣裳とウマ耳姿でステージに登場し、放送直前のアニメについてのトークを繰り広げた。

「めざせ、日本一のウマ娘!キャラクター紹介レース」のコーナーは、30秒でそれぞれが演じるウマ娘を紹介するアピール勝負。判定人が大の競馬マニアである伊藤プロデューサーであることもあり、上田さんは現実の名馬・ゴールドシップの性格とウマ娘としてのゴールドシップのキャラクターを絡めた紹介で好感触。木村さんはダイワスカーレットが美少女ではあるが負けず嫌いで、一番でいるための努力を欠かさない一面を過不足なく見事に紹介してみせた。

和氣さんはスペシャルウィークの純粋さや人なつっこさを明るくアピール。高野さんは会場配布パンフレットの説明を読み上げる頭脳プレイを見せたが、審議の結果ややズルとみなされて、後のコーナーの情報読み上げを担当させられていた。Machicoさんはトウカイテイオーの親しみやすさや純粋さを自分(Machicoさん)と同じようにと表現するツッコミ待ち芸を披露。さらに生徒会長であるシンボリルドルフへの愛を熱くアピールしていた。

大橋さんはウォッカの、プライドが高くて負けず嫌いだけど繊細な一面を紹介。大西さんはメジロマックイーンの役柄になりきっての技ありコメントを披露。おっとりした口調から、メジロマックイーンのお嬢さま感が伝わってきた。

また、ステージではこれでもか! とばかりに、多くの情報が披露された。まずはTVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー」は4月1日より順次、TOKYO MX、BS11、関西テレビ、サガテレビ、AT-X、AbemaTVでスタート。初回は1話2話を一挙に放送する1時間スペシャルとなる。

これに先立つ3月31日には佐賀競馬場で開催されるウマ娘ヒット祈願レースと、ベストアメニティスタジアムで開催される「2018明治安田生命J1リーグ 第5節サガン鳥栖 vs 名古屋グランパス」に、和氣さん、高野さん、Machicoさんらが出演する。

ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」については、イベント当日よりゲーム事前登録がスタート。ついに待ち望まれていたゲートインが見えてきた。

だがこの日最大のサプライズはやはり、「ウマ娘」プロモーターにJRAの現役騎手である武豊さんが就任した知らせだろう。武さんは4月からの「ウマ娘」CMに出演したり、さまざまな形で作品に関わっていくようだ。映像出演した武さんは、アニメ「ウマ娘」に注目していることを、自身が騎乗してきた名馬たちの名前をあげながら語っていた。

伝説の名馬の名を背負ったキャラクターを演じるという、独特の経験の真っ最中であるキャスト陣にとっては、名馬たちのパートナーである武さんがウマ娘たちを認めて名を呼んでくれたことに感激もひとしおだったようで、武さんが騎乗したサイレンススズカ役の高野さんが思わず涙をこぼす場面もあった。

イベントのラストは、和氣さんがこの作品とウマ娘たちについてきてくれるように頼んで締めくくった。アニメ、ゲーム、TVCMと圧倒的な物量で動き出す「ウマ娘 プリティーダービー」に要注目だ。

(取材・文/中里キリ)

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