毎回、テンションを維持するのが大変……! 石川界人、櫻井孝宏も登場のSFギャグアニメ「宇宙戦艦ティラミス」先行上映イベントレポート

2018年3月31日、春アニメ「宇宙戦艦ティラミス」の先行上映イベントが開催され、スバル・イチノセ役の石川界人さん、イスズ・イチノセ役の櫻井孝宏さん、博史池畠監督が登壇。トークイベントを行った。

「宇宙戦艦ティラミス」は、イケメンだけどひきこもりなエースパイロット「スバル・イチノセ」が、母艦・宇宙戦艦ティラミスの仲間たちと心より愛している専用機・デュランダルとともに繰り広げる、宇宙日常系SF ギャグマンガ。多くのファンから支持を得て、「このマンガがすごい!WEBオトコ編第3位(2016年7月)」にも輝いた。原作・宮川サトシさんと作画・伊藤亰さんのコンビで、新潮社が運営するweb 漫画サイト「くらげバンチ」に連載中。


会場となったTOHOシネマズ上野には、いち早く本作を鑑賞したいという多くの女性ファンが来場。当日は、第1話から第3話が先行上映された。
容姿端麗な男性キャラクターやリアルロボットアニメ顔負けのビジュアルといった、ハードな見た目に反し、しょーもないギャグが繰り広げられる本作に、会場のあちこちから笑い声があがっていたのが印象的。1話あたりおよそ7分というショートアニメということもあり、あっという間に先行上映は終了となった。


すっかり温まった会場に、今度はスバル・イチノセ役の石川界人さん、イスズ・イチノセ役の櫻井孝宏さん、博史池畠監督が登場。3人ともおそろいの「串カツ」Tシャツ姿……と思いきや、石川さんだけ前後のみならず表裏反対にTシャツを着用! アニメ本編でもスバルがやらかしたネタを仕込んでいた石川さんは、これまたアニメよろしく生着替えに挑戦し、会場を沸かせた。


そんな冒頭からネタ満載のトークイベントは、主要キャラクター紹介コーナーからスタート。キャラクターを象徴するセリフとともに紹介されるということで、石川さんと櫻井さんは、それぞれ自身が演じるキャラクターのセリフを読み上げることに。それ以外のキャラクターは、なぜか博史池畠監督が演じる声優のモノマネをして読み上げるという無茶振りな展開が繰り広げられ、これまた会場は爆笑。
また、中田譲治さん演じる「陰毛」なるキャラクターが気になるということで、その真意を尋ねられた監督は、GONZO作品には毎回中田さんが何らかの形で出演しているということで、今回はナレーションか陰毛か悩んだ末に陰毛役に決定したことが明かされた。

そのほか、ショートアニメゆえの制作時のこだわりとして、石川さんは終始叫び続けていることをあげた。本作はショートアニメということで3話ごとにまとめて収録されているそうで、収録時間自体は通常の30分アニメと同じくらいの時間で終わるものの、毎回スバルは絶叫しているので、そのテンションの高さを維持し続けるのが大変だと告白。本作を見る上で、石川さんの体を張った熱演に注目してみるといいかもしれない。


イベント終盤は、会場で配布されたチラシを折って「串カツ」を作るコーナーが行われた。ステージに用意されたテーブルに向かって、一心不乱にチラシを折る石川さんと櫻井さん。登壇者が無言のまま作業をするという、前代未聞の光景が繰り広げられた。


最後に、今後の商品展開情報などが発表される中、なんと舞台化されることもあわせて発表となった。果たして無重力に舞う串カツや、狭いコクピット内はどのように再現されるのだろうか。登壇者も気になる様子だが、こちらにも注目したい。

「宇宙戦艦ティラミス」は4月2日25:00よりTOKYO MXでの放送を皮切りに、26:00よりサンテレビで、26:30よりBS11で、4月6日22:35よりAT-Xでそれぞれ放送開始。

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