「AnimeJapan 2018」、3月25日(日)のぽにきゃんブースレポートが到着!

2018年3月24日(土)、25日(日)に、東京ビッグサイトにて開催された世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2018」。そのポニーキャニオンブースでは、同社が提供するアニメ・ゲーム作品のキャスト陣を迎えてのステージイベントが開催された。2日目、25日(日)のオフィシャルレポートが到着したのでお届けする。
「AnimeJapan 2018」、17本まとめてお届け!【ステージレポートまとめ】

3月24日(土)のぽにきゃんブースレポートはこちら

【オフィシャルレポート】
※敬称略

今年のステージイベントは、両日共に「ぽにきゃんクリニック」と題した診療系バラエティステージを開催。2日目となる25日(日)には、「あさがおと加瀬さん。」「Re:ステージ!」「サンリオ男子」「ニル・アドミラリの天秤」「フレームアームズ・ガール」「RELEASE THE SPYCE」「ダイヤのA」といった7つのステージイベントを展開。ステージのMCはすべて橘えみりが担当した。

「ぽにきゃんクリニック」ということで、作品に関するトークとは別に、“診断"と称して「心理テスト」を実施。出演者が回答を書いた色紙は、抽選で来場者にプレゼントされた。ここでは各トークイベントの模様をダイジェストで紹介していこう。

「AnimeJapan 2018」ぽにきゃんブースレポート ■2日目■

【あさがおと加瀬さん。】

2018年6月9日(土)に新宿バルト9・池袋HUMAXシネマズほかにて、期間限定で公開されるOVA「あさがおと加瀬さん。」からは、山田結衣役の高橋未奈美、加瀬友香役の佐倉綾音、そして三河役の木戸衣吹が登場。朝一のステージから多くのファンが集まり歓声を送った。
高橋と自身が演じる山田の性格が似ているかどうかという問いかけに、高橋との共演経験がある木戸は「全然似ていない!」と即答。山田が控えめな性格なのに対して、高橋は前に出るタイプということで、共演経験がほとんどなかった佐倉は、高橋に対する最初の印象について「声優業界にたまにいる喋らないと死んでしまうタイプ」だったと告白する。
一方、陸上部のエースで人気者の加瀬さんと佐倉の共通点という話題でも、「さすがにこれはないです」と即答する佐倉。高橋が「頼りになるところは似ている」とフォローするも、「頼りになったことある?」と否定する佐倉だったが、木戸は「キャラ絵を見た瞬間に佐倉さんだと思った」と見た目が似ていることを力説していた。
そのほか、本作の主題歌は、「明日への扉」のキャラソンカバーとなるが、作中で山田と加瀬さんは音痴という設定のため、レコーディングの際にどのように歌おうか悩んだなど、作中秘話盛りだくさんのトークステージとなった。

【Re:ステージ!】

思考型リズムアクションゲーム「Re:ステージ!プリズムステップ」を配信中の、夢を追いかける女子中学生のストーリーを描く「Re:ステージ!」からは、式宮舞菜役の牧野天音、月坂紗由役の鬼頭明里、市杵島瑞葉役の田澤茉純の3人が登場。
「Re:ステージ!」では、18人のキャラクター人のキャラクターが5つのユニットに所属するが、自分たちのユニット「KiRaRe(キラリ)」以外で気になるユニットについて、牧野は2人組のアイドルユニットが好きなので「オルタンシア」、鬼頭はアップテンポな曲やロックな曲が好きなので「Tetrarkhia(テトラルキア)」、田澤は曲調がアイドルっぽくないところが好きだという「TROIS ANGES(トロワアンジュ)」の名前を挙げた。
心理テストでは、友人に対する思いをチェックしたが、今回はKiRaReの中の相方となるメンバー、牧野は鬼頭、鬼頭は牧野、田澤は空見ゆき(長谷川みい役)を想定して回答したところ、それぞれ「"尊敬"して頼りにしている相手」「"刺激"を与え合うよきライバル」といったポジティブな結果になり、満足気な表情を浮かべる3人だった。

【サンリオ男子】

2018年1月から放送開始となり、ついに最終回を迎えたTVアニメ「サンリオ男子」からは、吉野俊介役の大須賀純、西宮諒役の花倉洸幸、源誠一郎役の内田雄馬が登場。さらにスペシャルゲストとして「ハローキティ」が登場し、会場だけでなく出演者のテンションも大きくアップした。
最終話の放送直後ということもあり、あらためて印象に残ったシーンについてトーク。サンリオピューロランドに行くシーンでは、実際に訪れた時の記憶のママに収録に臨めたとのことで、「本当に5人がピューロランドにいる雰囲気で楽しく演じることができた」(内田)。
「意外な一面がわかる」心理テストでは、大須賀が「四六時中“スキだらけ”タイプ」、花倉と内田が「目先のことで精一杯タイプ」となり、「ちょっと当たっているのが悔しい」と素直に悔しがる3人だった。
残念ながらアニメの放送は最終回を迎えたが、最後には「舞台化決定」を発表。今後の展開にも注目しておきたい。

【ニル・アドミラリの天秤】

2018年4月からTOKYO MXほかにて放送開始となるTVアニメ「ニル・アドミラリの天秤」からは、尾崎隼人役の梶裕貴と鴻上滉役の岡本信彦がステージに。さらに、ブース全体の呼び込みで、エンディングテーマ「Black Thunder」を歌う下野紘が、声優アーティストとして、ステージに登場した。
まずは本作のPVを上映し、梶と岡本が演じるキャラクターを紹介。梶が演じる尾崎隼人は、帝国図書情報資産管理局(フクロウ)のリーダー的存在で、「男らしくてカッコいい魅力的なキャラクター」(梶)、岡本が演じる鴻上滉は、クールで何を考えているかわからない男で、「どんな謎を持っているのか楽しみにしてほしい」(岡本)。
「意外な一面がわかる」心理テストでは、5つの選択肢「妻」「婿養子」「愛人の娘であると同時に家政婦の女」「次男」「屋敷の座敷牢にいた男」を下野がひとりで演じ分けるなど大盛り上がり。気心の知れた3人ということで、楽しく脱線を繰り返しながらも、最後はエンディングテーマ「Black Thunder」が流れる中、あらためて作品に対する意気込みが語られた。

【フレームアームズ・ガール】

2017年4月~6月に放送されたTVアニメ「フレームアームズ・ガール」からは、轟雷役の佳穂成美とフレズヴェルク役の阿部里果の2人が登場。「フレームアームズ・ガール」では久しぶりのイベントということで、やや緊張しながらも、あらためて作品やキャラクターについて紹介。さらに、全12話を収録したBlu-ray BOXが発売されたばかりということで、そのパッケージなども紹介された。
「ミエっぱり度」がわかる心理テストや「上昇志向」と「出世度」をはかる「お絵かきテスト」で会場を盛り上げた。
そして最後に、スペシャル映像が上映されたが、その中で、“アニメ「フレームアームズ・ガール」続編製作決定”を発表。
予期せぬサプライズに、大歓喜の佳穂と阿部は、来場したファンとも喜びを分かちあった。

【RELEASE THE SPYCE】

2018年10月からの放送開始が予定されているTVアニメ「RELEASE THE SPYCE(リリース ザ スパイス)」からは、源モモ役の安齋由香里、相模楓役の藤田茜、石川五恵役ののぐちゆりの3人がステージに登場。今回のステージが、本作では初のイベントとなった。
『結城友奈は勇者である』のタカヒロと『ゆるゆり』のなもりがタッグを組んだオリジナルアニメーションとなる本作のテーマは、女子高生×スパイアクションコメディ。出演者によって、ストーリーやキャラクターの相関などが紹介され、キービジュアルも初公開された。
さらに今回ステージに登場した3人が、「ピリペッパーズ」としてユニット活動を行うことが決定。宣伝活動はもちろん、音楽活動も予定されており、PVにも使用されているキャラクターソング「SPICY THE LIFE」が6月20日にリリースされることが発表された。
10月からの放送開始ということでまだまだ謎の多い本作だが、今後の展開に期待の高まるステージとなった。

【ダイヤのA】

AnimeJapanにおけるポニーキャニオンブースの大トリと言えば「ダイヤのA」。今年は、沢村栄純役の逢坂良太と御幸一也役の櫻井孝宏が、青道高校のユニフォームを羽織って登場する。イベント冒頭、少しテンション低めに話しているように見えた2人。すると突然「やる気がないなら代わってよ」という小湊春市の名台詞とともに花江夏樹がステージに。急遽出演が決まった花江のサプライズ登場に、会場のファンからは大きな歓声が上がった。
3月21日にファーストシーズンの前半40話とOAD2本を収録したBlu-ray BOXIが発売されたこともあり、あらためて最初の出会いなどを振り返る3人。さらに、同時発売となったベストアルバムや2月に開催されたイベント「ダイヤのA The ORCHESTRA」についてのトークも繰り広げられた。
アニメ放送はいったん休止中の本作だが、11月25日に「オールスターゲームIII」が開催されるほか、5月26日、27日には福岡ソフトバンクホークス、6月24日には東北楽天イーグルズ、9月2日には阪神タイガースとの球団コラボが決定しているなど、さまざまな展開が予定されているので、こちらもチェックしておきたい。

<AnimeJapan 2018ポニーキャニオンブース公式HP>
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