1位は世代を超えて愛されるあのアニメ!「【追悼企画】高畑勲監督の好きな作品人気投票」結果発表!【あにぽた公式投票】

2018年4月5日、日本が誇るアニメーション監督・高畑勲さんが、肺がんで逝去されたことを受けて、アキバ総研が運営するアニメポータル「あにぽた」にて4月6日から12日にかけて「【追悼企画】高畑勲監督の好きな作品人気投票」が実施された。

総投票数1488票を制した思い出の作品は果たして……?

【追悼企画】高畑勲監督の好きな作品人気投票


1位 赤毛のアン 247票

2位 母をたずねて三千里 234票

3位 平成狸合戦ぽんぽこ 217票

4位 火垂るの墓 183票

5位 おもひでぽろぽろ 138票

6位 かぐや姫の物語 102票

7位 じゃりン子チエ 99票

8位 パンダコパンダ 87票

9位 ホーホケキョとなりの山田くん 57票

10位 太陽の王子 ホルスの大冒険 54票

いずれもその時代を代表する名作ばかりということで、上位10タイトルは新旧取り混ぜたオールタイムベストなラインアップとなった。

1位は、「赤毛のアン」、2位は「母をたずねて三千里」と「世界名作劇場」シリーズ作品がワンツーフィニッシュを決めた。どちらもゴールデンタイムに全国ネットされていた番組ということもあり、知名度は抜群。とりわけ「赤毛のアン」は原作を忠実に再現した作品として高い評価を得ると同時に、人物描写、演出などが当時はアニメファンの心をがっちりキャッチ。アニメ雑誌で特集が組まれるほどであった。納得の結果だろう。

ついで3位から6位はスタジオジブリ作品が続く。どれも名作映画として、今もなおファンを増やし続けている作品ばかり。

そして7位は「じゃりン子チエ」。大阪は西成を部隊に描かれる泥臭い人間模様は、必見! 個人的には妙にノリのいいOPテーマや、ネイティブ大阪弁の心地よさも忘れがたい。

ひとつ飛ばして9位は、「ホーホケキョとなりの山田くん」。水彩画タッチのビジュアルが公開当時、大きな話題を呼んだが、遺作となった「かぐや姫の物語」に連なる表現のルーツとして重要なタイトルと言える。

8位「パンダコパンダ」、10位「太陽の王子 ホルスの大冒険」はファンならぜひとも押さえておきたいタイトル。「パンダコパンダ」はキャリア初期に、宮崎駿とタッグを組んで作られた中編アニメ。後のジブリにつながるターニングポイントとして重要な作品。そして「太陽の王子 ホルスの大冒険」は記念すべき初監督作品にして、宮崎駿が初めて制作に本格的に携わった記念碑的作品である。

いかがだろうか? いずれも名作ばかり、まだ高畑作品に触れていないという方は、これらの作品をまずチェックしてみてもいいかもしれない。

なお本日13日21時より、4位の「火垂るの墓」が日本テレビのレギュラー映画枠「金曜ロードSHOW!」で放送される。監督の若かりし頃の秘蔵写真などを含む特別VTRとともにノーカット放送されるとのことなので、こちらもお見逃しなく!

なお11位以下については、投票ページにてご確認いただきたい。
【追悼企画】高畑勲監督の好きな作品人気投票

さらに、2018年4月16日(水)までは2018冬アニメ作品のレビューキャンペーンも実施中。対象のアニメの感想を書き込むと、抽選で10名様にAmazonギフト券5000円分が当たるというものだ。こちらもあわせてチェックしてほしい。
2018冬アニメ・レビュー投稿キャンペーン

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