木梨憲武&佐藤健共演の実写映画「いぬやしき」、ブリュッセル国際映画祭でグランプリを受賞!

2018年4月20日より公開される木梨憲武さん主演の実写映画「いぬやしき」が、第36回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭のグランプリにあたるゴールデン・レイヴン賞を受賞した。

「いぬやしき」は、大ヒットSFアクション「GANTZ」の奥浩哉さんが「イブニング」(講談社)で連載していたマンガ。冴えないサラリーマン・犬屋敷壱郎と、高校生・獅子神皓の2人を主人公に、「もしある日突然、強大な力を手に入れたら──?」というテーマを“善”と“悪”の両軸から描く。原作は2017年7月に最終回を迎えており、コミックスは全10巻で完結。2017年10月よりTVアニメが全11話で放送された。そしてこのたび、2018年4月20日から、実写映画「いぬやしき」がいよいよ公開される。監督は佐藤信介さん。

今回、現地時間4月3日よりベルギーの首都ブリュッセルで行われていた、世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭(BIFFF)にて、映画「いぬやしき」がインターナショナルコンペディション部門のグランプリにあたるゴールデン・レイヴン賞に輝いた。監督を務めた佐藤信介さんは2016年に公開された「アイアムアヒーロー」に続いて2度目の受賞となり、主演の木梨憲武さんは自身初の映画祭での受賞となった。

現地10日に公式上映され、「佐藤信介の新作に惜しみなく三つ星を与える。『アイアムアヒーロー』に続きBIFFF審査員たちをまたも魅了した」と高く評価される。今後はイタリア・ウディネ・ファーイースト映画祭(4/20~28)にて、観客賞コンペ上映が決定しているほか、ブラジル、韓国、カナダ、スペインをはじめ続々と海外映画祭での上映が予定されている。

以下、主演の木梨憲武さんと佐藤信介監督、原作者の奥浩哉先生よりコメントが届いているので、ご紹介しよう。

【コメント】
・木梨憲武さん
日本での公開前にブリュッセルファンタスティック映画祭でグランプリ獲得とは!
スゴいことになってまいりました。チーム「いぬやしき」一同大変喜んでおります。
私、CG男優木梨憲武もうれしい限りでございます。

・佐藤監督
この度はグランプリを受賞させていただき本当にありがとうございます。前回も「アイアムアヒーロー」でグランプリをいただきその時も非常にうれしかったです。現在、映画の撮影中なのですが「いぬやしき」と同じスタッフでまた撮影しているので、この知らせを聞いて皆で喜んでおります。「いぬやしき」は、ひとりの名もない人物の活躍を描いた非常にファンタジー性あふれる作品ですが、大変な撮影の連続でスタッフとともに努力してきたので皆が本当に喜んでいます。
日本映画としては非常に限られた日数の中で、そして限られた素材を使って工夫しながら、ひとつひとつのカットをていねいに全て手仕事で作ったような作品ですので、非常に思い入れのある作品ですし、なかなか普通ではできないようなシーンを作ることができたと思います。世界には数々のヒーロー映画があると思うのですが、その中でも非常に例を見ないようなユニークな物語と、日本でしかできないような雰囲気を持ったヒーロー映画になったと思っています。
この度はグランプリ本当にありがとうございます。

・原作者 奥浩哉先生
日本でしか作れない日本ならではのエンターテイメントが海外で受け入れられて、素直に嬉しいです!
おめでとうございます!


(C)2018「いぬやしき」製作委員会 (C)奥浩哉/講談社

おすすめ記事