歌手活動10周年を機に見つめる「戸松遥らしさ」とは? 戸松遥 4thアルバム「COLORFUL GIFT」インタビュー
戸松遥がオリジナルアルバムとしては3年ぶりとなる4thアルバム「COLORFUL GIFT」をリリース。2008年に「naissance」でソロとしての歌手デビューを果たしてから10周年の今年に発表された本作は、これまでの活動への感謝、今振り返って考える自分らしさ、そしてライブを見据えたエネルギッシュさという、すべてのタイミングが集って生まれた、まさに記念碑的なアルバムだ。今回はじめて語られるオレンジカラーと“役者デビュー”のお話から、アーティストとしての成長と自信、長年の夢の実現についてまでご本人からたっぷりとうかがった。
歌手としての戸松遥の経験をはじめて言葉に乗せて歌ったラストトラック
──オリジナルアルバムとしては3年ぶりになる新作「COLORFUL GIFT」は、記念すべき歌手活動10周年を迎える間近のタイミングでのリリースとなります。まずご自身では歌手デビュー10周年という実感をどのようにとらえていらっしゃいますか?
戸松 よく音楽番組などでアーティストの方が活動10周年というお話をされているのを見て「10年間歌を歌い続けるってスゴいことだな」と思っていたのですが、いざ自分がそのタイミングを迎えてみると10周年という自覚が全然なかったんです(笑)。それは5周年のときも同じで、ファンの方からお花が届いてそれで気づいたというくらい。そんな私だったから、すでに去年のうちに「来年は10周年なんですよ!」というファンレターをいただいていていました(笑)。それくらいあっという間でしたし、ここまで来られているというのは皆さんのさまざまな形の支えがあってのことだと改めて感じ、これまでを見つめ直すきっかけになりました。
──デビューした当時はご自身では何年先ぐらいまでを見通していましたか?
戸松 当時は先のことは何も考えていませんでしたね。私の所属する事務所としてもCDを出すのが初めてのことでしたし、私自身もそれまでキャラクターソングのレコーディングしか経験がなかったので、戸松遥の個人名義として歌うというのはどういうことか、というところから始めていきました。好奇心は旺盛なので、「いつまでできるか」といったことを考えるよりはとにかく目の前にあることを一生懸命に、ご縁やタイミングがあるうちは全力で楽しんでいこうという気持ちで続けて、気づいたら10周年を迎えていたという感覚です。声優としての活動やスフィアを含め、さまざまなことがあった10年間でしたので、すべての事がつながってそれが今回のアルバムにも通じているなと思います。
──このアルバムは10周年記念をコンセプトに?
戸松 それを全面に打ち出すわけではないのですが、「裏テーマ」として、それにちなんだ何かを入れてみましょうという提案はさせていただきました。オリジナルアルバムとしては3年ぶりで、しかもこの3年間は、表現の仕方や自分のスキルが目まぐるしく変化していったタイミングだったので、この間にやってみたいことや少しでも面白そうと思ったことをメモしたりしていました。
──今のお話の中でご自身のスキルの変化についての言葉がありましたが、ご自身としてはどのように捉えていますか?
戸松 1つひとつの表現はもちろんですが、体力についてのことが大きいですね。25歳を超えるとどうしても体力的に落ちてくるので、落とさないための努力をするようになりました。それまでは若さと勢いでやって来られたんです(笑)。でも25歳以降はライブがなくても筋力トレーニングを怠らないようにするといった、日々の少しずつの意識だけなのですが、そうしたことで20代前半よりも今の方が体力もありますし、喉も強くなりました。それはソロやスフィアでライブの機会が増えたり、舞台に立つことで発声を改めて鍛え直したりといったさまざまな経験の結果で、以前よりも楽しくのびのびとできるようになりましたし、自信にもつながりました。ソロでもスフィアでも、以前であればぜーぜー言っていた曲や振り付けも久々にやると「あれっ?前はこの程度で辛いと思っていたの?」っていうくらいできるようになったりして(笑)。
──そうした戸松さんの道のりがこのアルバムにおいてもっとも色濃くでているのがラストトラックの「色彩日記」かと思います。
戸松 これは10周年の年だからこそ作れた楽曲だなと思っています。本当にたくさんのファンの方に支えられてきて今の私があるので、歌を通して「ありがとう」という気持ちを伝えたいとスタッフにお話して作っていただきました。過去にもそういった曲を作ったことはあったのですが、もう少し自分の言葉で伝えたいなと思って、私自身の10年間の活動の中でうれしかったことや印象に残ったことを作詞家さんにお伝えして書いていただきました。だからこの歌詞の元となっている種は戸松遥だけが経験したエピソードだったり、自分の意思のものであったりするので、「この歌詞はあの時のことを言っているんだろうな」とおわかりいただけるファンの方もいらっしゃるかと思います。そしてこの曲は「ありがとう」の歌でありつつ、「今後もよろしく」という意味でもあるので、歌詞の後半はこれからの未来に向けての意志や思いを込めこんでいます。
──楽曲の方向性についてはどのように考えられましたか?
戸松 こうしたテーマの曲はしっとりしたバラードがケースとして多いと思いますが、曲を決めるまでは議論がありました。歌詞が重みのあるテーマで、曲もそれに合わせたしっとり系になると、戸松遥としてのイメージとはちょっと違うんじゃないかなと自分のなかで思って。歌詞に伝えたいものがすごく詰まっているので、曲には「ありがとう。これからもよろしく」というイメージの、明るく前向きで爽やかで軽快さもある楽曲が良いですとお伝えしました。いろいろ聴かせていただいて、最終的にこの曲になったという感じですね。そこは信念を貫かせていただきました。
──そうした思いをどのように歌に乗せていきましたか?
戸松 どの曲も思いを込めているのですが、この「色彩日記」は特別でしたね。ほかの曲だと主人公を決めて誰かになりきって歌うということがあるのですが、この曲に関してははじめて自分の経験や言葉が込められているので、収録のときもすごく戸松遥の感情が入った感じでした。思い出を入れた歌詞のところにくるとその元となった経験の光景が思い浮かんだりして、それだけで歌の表現ってすごく変わるんですよね。そういう自分の頭の中にしかないビジョンを思い浮かべながら収録をしていきました。
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