藤原夏海&森久保祥太郎登場! ファンもキャストも待望の親子バッテリーが実現! 「メジャーセカンド(MAJOR 2nd)埼玉西武ライオンズ コラボデー」レポ

現在好評放送中のTVアニメ「メジャーセカンド」と埼玉西武ライオンズのコラボイベントが2018年4月29日、埼玉・メットライフ西武ドームの「埼玉西武ライオンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦」で行われ、本作の主人公である茂野大吾を演じる藤原夏海さんと、その父親の茂野吾郎を演じる森久保祥太郎さんが登壇した。


「メジャーセカンド」は、小学館「週刊少年サンデー」で連載中の満田拓也氏のマンガ「MAJOR 2nd」が原作。吾郎が主人公の「メジャー(MAJOR)」の続編で、彼の息子である大吾の成長を描く物語。現在単行本が13巻まで刊行中となっている。

ちなみに埼玉西武ライオンズと「MAJOR」シリーズとのコラボは初。原作やアニメファンが待ち望んだコラボデー当日は、そのワクワクした気持ちを映し出したかのような見事な快晴。さらに、コラボ企画とは別に、当日来場した子どもにはライオンズオリジナルのキッズグローブが配られるなど、ファンサービスが満載の1日となった。

試合前にはバックネット裏のスペースで藤原さんと森久保さんによるミニトークショーが行われ、藤原さんは普段から使っているというマイグローブを持ってきたことを紹介。始球式への気合いが伝わってくるコメントが飛び出した。また、森久保さんは大型連休中ということもあって多くが押し寄せた、両チームを応援する応援団の熱気に驚いた様子。こちらも、藤原さんの投球を受ける準備をバッチリと整えてきたとのことだ。


そして試合直前の始球式では、藤原さんがピッチャー、森久保さんがキャッチャーを担当。作中では大吾がキャッチャーで吾郎がピッチャーということもあり、作品ファンにとっては胸が熱くなるようなシチュエーションが再現された。


両チームの選手たちがグラウンドに呼び込まれる様子をリラックスした面持ちで見ていた2人は、全員の呼び込みが終わると藤原さんがマウンドに向かって小走りに、森久保さんもグローブを携えてポジションへと向かう。そして場内のアナウンスにうながされ、いよいよ森久保さんのグローブを目がけて藤原さんがピッチング。「絶対に捕ってやる」という気持ちで臨んだという森久保さん。藤原さんの投球の結果は、少々高めには浮いてしまったものの、見事なノーバウンド投球! 試合に華を添えた。

なお、この日の2人の背番号は、作中で大吾が試合に臨む際につけている「13」。親子で同じ番号を着用し、始球式でも心がひとつになったようだ。なお、こちらはプロモーション用に制作された特注ユニフォームだそうで、準備万端でコラボイベントに臨んだとのことだ。今後の作品関連イベントでも使用されることがあるかもしれないとのことなので、要注目だ。

そしていよいよ試合開始! ここでもコラボ企画として2回裏と3回裏のライオンズの攻撃では、選手が打席に立ったとき名前を読み上げるアナウンス(いわゆるウグイス嬢)に挑戦。2回は森久保さん、3回を藤原さんが担当し、場内にキャラクターの声が響き渡った。

「0-2」とライオンズが劣勢で迎えた3回の攻撃では藤原さんの後押しもあってか、見事に同点に追いつき、藤原さんのアナウンスも、心なしか弾んでいた。試合はその後、西武打線が爆発し、終わってみれば「16-4」のスコアでライオンズが圧勝! 藤原さんと森久保さんの2人も達成感に満ちた笑顔で球場の空気を存分に味わっていた。

(取材・文/佐伯敦史)

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