「メジャーセカンド」第7話感想:睦子がいよいよヒロインらしくなってきた

前回、夜逃げ同然に群馬に引越しをしてしまった光君。突然のことでショックを受けた大吾君は相当落ち込んでしまいます、しかも先日アメリカから引っ越してきてすぐに群馬に行ってしまうなんて、学校の友達もドルフィンズのメンバーもびっくりですよね。じゃあ最初から群馬県で暮らせばよかったのに……。大吾君もぽつりと「どうせもいいさ」つぶやいてしまいます。

そんな日、大吾のおねえちゃんが「ただいま」といいながら家の玄関を開いたら、なんと佐藤寿也とお母さんが抱き合っているじゃないですか!! まさかの旦那単身赴任中に不倫?

そんなことはありませんよ。ただ「お母さん」こと薫が転びそうになったところを偶然訪問した寿也が助けただけでした。

さて光君が群馬に引っ越したことは寿也も知らなかった様子。もう離婚していますしね……。今回尋ねてきたのは、大吾君へ光君からの手紙を預かってきたということで、その手紙を大吾君に渡します。

手紙には、おばあちゃんの具合が悪くなり急に引越しをすることになったこと、引越しを嫌がると思い、直前までお母さんが黙っていたこと、最後に引越しのことを伝えようとしたが言えなかったこと、そして、いつかバッテリーと組もう!と書いてありました。

読みながら涙でいっぱいの大吾。泣ける、泣けますー

ただちょっとお母さんひどくないですか、話をして3日後引越しなんて準備はどうしていたのだろう? 自分勝手じゃないの!

きっとこの2人がバッテリーを組むというのが、きっとこの「メジャー」という物語の大きなテーマですねー。前作でもそうでした。

すっかり大吾は前向きになり本気で野球を向き合います。今日も元メジャーリーガーコーチの寿也による個人練習の日々、もう130kmの多摩も捕れるようになったのね。

練習を変えるべく移動する2人。そんな寿也の車の中で大吾君は
「実は遠投は50mしか飛ばなく才能がない」
と告白します。ずっと悩んでいたことですね、そんな彼に寿也は「二度と才能がないというな、10年早い」
と強い口調で言い返します。


「そんなもの悩みでもなけりゃ、ハンデでもないよ。」
「少年野球は工夫と練習でどうにでもなる、君のパパのような怪物は一握り。」

まあ吾郎はまあ化け物でしたから……。気になる人は「メジャー2」で、その化け物ぶりを確認してください。

さて、ヒロインのはずの睦子ちゃん、今のところはほぼサブキャラ扱いです。自分も野球をやりたいと思い必死で両親に訴えますが、「道具をそろえるのが大変」「受験に影響する」またまた断られます。「元プロ野球選手に教えてもらってうらやましいな」と語る睦子ちゃん。いやいや茂野家のおじいちゃんも「元プロ野球選手」ですから教えてもらえますよ。

なんとか説得に成功した睦子ちゃん。いよいよ野球デビューです!

(編集部K)

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