大ヒット公開中の「GODZILLA 決戦機動増殖都市」、豪華キャスト登壇の公開記念舞台挨拶レポート到着!

アニメ映画「GODZILLA」三部作の第二章「GODZILLA 決戦機動増殖都市」の公開を記念して、5月19日(土)に主要キャストや監督が登壇する公開記念舞台挨拶が行われた。

「GODZILLA」(通称「アニゴジ」)は、1954年に公開された特撮怪獣映画「ゴジラ」シリーズ初のアニメ映画作品。監督は、シリーズ最新作「名探偵コナン から紅の恋歌」をはじめ、劇場版「名探偵コナン」シリーズを数多く手がける静野孔文さん。そしてTVアニメ「シドニアの騎士 第九惑星戦役」、アニメ「亜人」の劇場版、TV版にて総監督を務めた瀬下寛之さんの両者が担当。また、ストーリー原案・脚本は、TVアニメ「Fate/Zero」や「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ、「魔法少女まどか☆マギカ」を手がけた虚淵玄さん(ニトロプラス)といった実力派クリエイターがスタッフに名を連ねている。

アニメ映画は全3章で構成されることが発表されており、2017年11月に公開された第1章「怪獣惑星」に続き、第2章「決戦機動増殖都市」が2018年5月18日より公開。新たな姿で描かれるメカゴジラとの大決戦を予感させる新キービジュアルが先日公開され、大きな注目を集めている。
アニメ映画上映スケジュール

今回、5月19日(土)に「GODZILLA 決戦機動増殖都市」の公開記念舞台挨拶の開催が決定した。当日は、ハルオ役の宮野真守さん、メトフィエス役の櫻井孝宏さん、ガルグ役の諏訪部順一さん、ミアナ役の小澤亜李さんのほか、本作の監督を務める静野孔文さんと瀬下寛之さんも登壇し、公開を迎えた喜びを語った。
イベントでは“アニゴジ”<第二章>へ込めた熱きメッセージ、取材や事前イベントでキャストが語ってきた<メカゴジラの秘密>など、裏話がたっぷり語られた。さらに当日は、【メカゴジラの特製うちわ】が500名の観客に配布され、500体のメカゴジラがスクリーン内に増殖。まさに<新宿ゴジラヘッドを500体のメカゴジラが襲撃!!>というシチュエーションの中、フォトセッションが行われた。オフィシャルレポートが到着したので紹介する。

【オフィシャルレポート】※敬称略


──第一章から半年、いよいよ第二章が公開を迎えました。今のお気持ちはいかがでしょうか?

宮野:第一章の時、この映画で、ゴジラを観たことのない世代の方々にも観ていただけたという声を沢山頂いたので、僕らが作るアニメとしての世界観をお伝えできたと思うんですよ。第二章ではどういうものが観られるのか、期待していますと言って頂きました。その上で僕らの挑戦は、新たな感動というか、心への訴え方、キャラクター達の内面性などをしっかりフィーチャーできたのではないかと思っています。それを感じていただけるこの瞬間が、嬉しくて仕方がないです!

櫻井:ゴジラというタイトルの大きさは、出演させて頂いて、さらに実感しております。このアニメで初めてゴジラの世界観を知る人もいると思うのですが、静野監督・瀬下監督、そして(脚本の)虚淵さんが、どんなゴジラを作るのか、期待されているんだと思います。その期待を裏切らないものが出来ていますので、ご期待下さい!

諏訪部:本シリーズは、セリフを収録した後に映像が作られる「プレスコ」方式で収録が行われているのですが、自分的にはこの第二章に登場するガルグ絡みのシーンで、ビジュアルイメージが追い付かないところが結構ありまして。「なるほどこういうことか!」と完成した映像を観てようやく合点がいきました(笑)。迫力のエンタテインメントをお楽しみ頂けると思います。

小澤:本日は女性の方も多くご来場いただいているので、こうして女性の方々もゴジラを観に来て下さって、すごく嬉しいです!迫力がもの凄いので(座席前方付近を指して)この一帯の座席の方々は、特にアトラクションとしても楽しんでいただけると!とてもいい席をゲットしたと思います!(笑)

瀬下:今回ほど「プレスコ」で良かったなと思った作品はありません。虚淵さんの叙事詩のような壮大な人間ドラマの上に、個性豊かなキャラクター達が交錯し、静野監督と二人で表現に悩みました。でも「プレスコ」収録を通して、声優の皆さんがキャラクターを僕らと一緒に作り上げてくれた。静野監督が怒涛のカッティングをした際も、キャラクターそれぞれの一言一言が確かな演技力を持っているからこそ、意味がきちんと伝わる作品になりました。この場をお借りして声優の皆さんに感謝を伝えたいです。ありがとうございました!

──本作の魅力は、迫力のアクションシーンも、もちろんなのですが、その中でうごめく、「人間ドラマ」にも大注目です。そして、本日は人間役の宮野さん、エクシフ役の櫻井さん、ビルサルド役の諏訪部さん、フツア役の小澤さんが揃っています。そこで、スタッフがハルオを中心とした注目&気になるシーンをセレクトしてみました!

──一枚目の画像:ハルオとユウコのキスシーンの場面写真を見て

小澤:LOVEに「切ない」は、つきものということですが、普通は男の人からきて頂きたいのですね笑

宮野:こういうシーンが描かれるのが、第二章の特徴だと思いますよ。


──二枚目の画像 ハルオとミアナの出会いの場面写真を見て

小澤:ミアナがハルオに自己紹介をしてもらっているところですね。ミアナはフツアの民なので、初めて人間と対面するシーン大事なシーンですよね。

宮野:我々とはコミュニケーションの取り方が違うんだよね。

小澤:フツアの民の賢さが爆発するシーンです!笑


──三枚目の画像 ハルオとメトフィエスの場面写真を見て

小澤:これもキスシーンに見える! 三角関係?これもヒューマンドラマですね!笑

静野:二人に再現して貰いましょうか?(場内爆笑)

宮野:詳しく言えませんが、凄くグッとくるシーンなので、注目してほしいシーンです!

──四枚目の画像 ハルオとガルグの場面写真を見て

宮野:このシーン、大好きなんです!

瀬下:宮野くんも最初に言ってたけど、第二章は人間関係がぐっと近くなっているんだよね。

諏訪部:第二章の物語の重要なキーとなる、ビルサルドの技術の粋を集めた例のヤツがどのような感じで登場するのか? 注目ポイントですね。


──櫻井さん、メトフィエスとしては第二章ではどのような立ち位置なんでしょう。

櫻井:メトフィエスは、ハルオと二人のシーンが多いんですよね。
第一章からそうなんですけどが、二人の特別な関係性が第二章でもフィーチャーされてきますし、エクシフってどういう人達だっけ?というのも思い出して観て頂ければと思います。


──今回、ご来場の皆様から質問を募集致しました。本シリーズではメカが沢山出てきますが、
皆さんだったらどんなメカに乗りたいですか?というご質問です。瀬下監督、メカについてお願いします。

瀬下:やはりヴァルチャーですね!実は、ハルオ達の「装備」は元々は惑星開拓用で、戦って侵略するための装備ではない。この装備で平気なの?という第一章から、第二章では、これなら勝てるかもしれない!というムードが高まったかと思います。

──宮野さん、ハルオは「ヴァルチャー」に乗っていますけれども、乗り心地は?

宮野:よかったですよ! ロボットはお手のモノなんでね笑


──宮野さん、それでは最後に皆様へメッセージを代表してお願いします。

宮野:思いがけず楽しい話ばかりになりました。僕らがこうやって楽しんでお話しできるのは、チーム感の良さだったり、作品への愛情だったり、自信を持ってお届けできる作品になっている証拠です。観て頂いたら、今まで観たことのないゴジラを感じていただけるんじゃないかな、と思います。
種族間の違いがテーマになってくるので、そこで皆さんがどう感じるのか気になるところです。
また、戦いの中での、ハルオの決断は改めてかっこいいな!って思いましたし、そういう姿から今回のゴジラのテーマを受け取ってほしいなと思っています。
これから上映楽しんでください。今日はどうもありがとうございました。

【イベント情報】
■「GODZILLA 決戦機動増殖都市」公開記念舞台挨拶
・日程:5月19日(日)
・場所:TOHOシネマズ新宿 スクリーン9 (新宿区歌舞伎町1-19-1新宿東宝ビル)
・登壇者:宮野真守(ハルオ役)、櫻井孝宏(メトフィエス役)、諏訪部順一(ガルグ役)、小澤亜李(ミヤナ役)、静野孔文監督、瀬下寛之監督

【作品情報】(※敬称略)
■「GODZILLA 決戦機動増殖都市」
・公開中

<スタッフ>
・監督:静野孔文、瀬下寛之
・ストーリー原案:虚淵玄(ニトロプラス)
・脚本:村井さだゆき、山田哲弥、虚淵玄(ニトロプラス)
・キャラクターデザイン原案:コザキユースケ 
・音楽:服部隆之
・副監督:安藤裕章、吉平”Tady”直弘
・プロダクションデザイン:田中直哉、Ferdinando Patulli 
・CGキャラクターデザイン:森山佑樹
・造形監督:片塰満則
・美術監督:渋谷幸弘
・色彩設計:野地弘納
・音響監督:本山 哲
・製作:東宝 
・制作:ポリゴン・ピクチュアズ
・配給:東宝映像事業部 


<キャスト>
宮野真守・櫻井孝宏・花澤香菜・杉田智和・梶裕貴・諏訪部順一
三宅健太・堀内賢雄・中井和哉・山路和弘・上田麗奈・小澤亜李他


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