予告状が届いて大ヒット間違いなし!?「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」&「仮面ライダービルド」、劇場版製作発表会見レポート!

テレビ朝日系にて放送され、日曜の朝をにぎわす2大ヒーローとして話題沸騰中の「仮面ライダービルド」(毎週日曜朝9時~)と「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(毎週日曜朝9時30分~)の夏の劇場版、「劇場版仮面ライダービルド Be The One」/「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーen film」が2本立てで2018年8月4日(土)に公開される。その製作発表会見が、公開に先駆けた6月12日(火)に、丸の内TOEIにて実施された。


会場では、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーen film」から、伊藤あさひさん(夜野魁利 / ルパンレッド役)、濱正悟さん(宵町透真 / ルパンブルー役)、工藤遥さん(早見初美花 / ルパンイエロー役)、結木滉星さん(朝加圭一郎 / パトレン1号役)、横山涼さん(陽川咲也 / パトレン2号役)、奥山かずささん(明神つかさ / パトレン3号役)、元木聖也さん(高尾ノエル / ルパンエックス役)、そして杉原輝昭監督が登壇。
また、「劇場版仮面ライダービルド Be The One」からは、犬飼貴丈さん(桐生戦兎 / 仮面ライダービルド役)、赤楚衛二さん(万丈龍我 / 仮面ライダークローズ役)、高田夏帆さん(石動美空役)、武田航平さん(猿渡一海 / 仮面ライダーグリス役)、越智友己さん(内海成彰役)、滝裕可里さん(滝川紗羽役)、水上剣星さん(氷室幻徳 / 仮面ライダーローグ役)、そして上堀内佳寿也監督ら、各作品のレギュラー陣と監督が登壇した。

さらに本会見には、劇場版のゲストキャストとして、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーen film」ゲストキャラクターのエルロック・ショルメ役のココリコ・田中直樹さん、「劇場版仮面ライダービルド Be The One」ゲストキャラクター伊能賢剛 / 仮面ライダーブラッド役の勝村政信さん、郷原光臣 / ゼブラロストスマッシュ役の藤井隆さんが、全員劇中と同じ衣装で登壇。これまで謎に包まれていたストーリーの一端が明らかになる予告編の上映のほか、キャスト一同が劇場版での役どころについて語ったり、両ヒーロー初の単独映画となる劇場版にかける熱い思いも語られた。


会見は「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」を取り上げた第1部と「劇場版 仮面ライダービルドBe The One」を取り上げた第2部との2部構成となっており、まずは東映の取締役およびテレビ第二営業部長の白倉伸一郎さんが登壇し挨拶が行われた。


連綿と続いていた仮面ライダーシリーズとスーパー戦隊シリーズについて、毎年手を変え品を変え、趣向を変えてきたからこそ続いてきたと語り、本2作についても並々ならぬ自信を見せる白倉さん。両作品とも、監督には30代の新進気鋭の人を起用しており、これまで積み上げてきたものを生かしつつ、若い感性を生かした作品となっているとのこと。
また、例年だと長いサブタイトルがつくことが多いのだが、今回は「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」(以下、「ルパパト」)については「en film」、「仮面ライダービルド」(以下、「ビルド」)も「Be The One」とサブタイトルは短くなっている。タイトルを聞いただけでは内容まではわからないが、「ルパパト」については「怪盗と警察という、作品の一番面白いエッセンスを取り出したもの」、そして「ビルド」については主人公の桐生戦兎がなぜ戦うのか、なぜ「仮面ライダービルド」というヒーローが生まれたのか、主人公の出生の秘密やモチベーション、人間そのものをえぐり出す内容になっていると語りつつも、「この夏一番の興業にしたい」というプロデューサーのよこしまな気持ちもこめられていると発言して会場を笑わせていた。

スーパー戦隊シリーズ前作の「宇宙戦隊キュウレンジャー」は宇宙バトルもの、仮面ライダーシリーズ前作の「仮面ライダーエグゼイド」はVRと、両作とも仕掛けものとなっていたが、今回はそれぞれの自信作であり、一番面白いところを掘り出した「シリーズを代表する作品にしたい」という思いを込めたタイトルとなっているとのこと。


そしていよいよ第1部、「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film」から、メインキャストが登壇。ゲストの田中さんは今回イケメン名探偵役ということで、普段イケメンを演じることは滅多にないと発言すると、工藤さんから「田中さんはイケメンですよ」とフォローが入り、照れ笑いするひと幕も。


自身はスーパー戦隊シリーズ初代の「秘密戦隊ゴレンジャー」から、そして「炎神戦隊ゴーオンジャー」からは子どもと一緒に視聴していると戦隊ヒーローへの愛も語った。しかし周りからは「最終的にはタイキックでやられるんじゃないの?」と年末に出演している番組恒例のネタでいじられていると話し、会場を笑わせていた。

本作では素面(面をつけず演技・アクションをすること)で演技することが多かったというWレッドの2人については、TVシリーズにはない腹を割って話をするシーンもあるそうで、劇場版ならではの見どころがちりばめられているようだ。

結木さんからは「劇場版ならではのダイナミックな戦闘シーンと、そこに至るまでのストーリーも濃く、一回観ただけでは気づけない部分もたくさんあると思いますので、何度も観ていただけたらうれしいです」とのコメント。そして伊藤さんは、「史上初のW戦隊の、初の映画作品です。本編も豪華ですが、追加戦士も加わって、映画になってもっと豪華になりました。ぜひ劇場でご覧ください」とコメントした後、「『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーen film』が大ヒットをいただきます」と怪盗らしく予告状を出して会見を締めくくった。


続いて行われた第2部は、ゲストキャラクターの勝村さんと藤井さんが終始漫才のようなやりとりで会場を笑わせた。


途中、才賀涼香 / シザーズロストスマッシュを演じた松井さんからのコメントVTRも上映され、オファーを受けた際の気持ちや役について語ったほか、ファンへ向けたメッセージも送られた。


北九州での大規模ロケが話題となった本作だが、その撮影はエキストラ3,000人、北九州市役所道路を朝7時から16時半まで完全封鎖し、9時間30分にも及ぶロケが行われたという。

そんな本作に出演しての感想を尋ねられたゲストの2人だが、勝村さんは、「年も年だし……」と変身ポーズを辞退してしまったことを今になって後悔しているそう。「仮面ライダー」シリーズを初代から見ているという勝村さんは、子ども時代の自分に55歳を前にして「仮面ライダー」に出演していることを教えてあげたいと喜びの気持ちを語った。


藤井さんは本作への出演が決まった際、自分が思っている以上に周囲からの反響があったそうで、「どんな役なのか、変身するのか、敵なのか味方なのか」などさんざん尋ねられたあげく、試写会のチケットまでせがまれたと会場を笑わせたほか、台本については、新幹線の中など公共の場はおろか、家でもできるだけ見ないようにしていたと、本作へかける熱い思いがにじむエピソードを披露した。


本作に出演するキャスト、そして監督に、成長を感じる点が尋ねられると、「変身がうまくなった」と笑いをとる犬飼さんと赤楚さん。そんな2人や他のキャストに向けて上堀内監督からは「作品に臨む姿勢なども含め、全体的にレベルアップしてきてくれている」と、TVシリーズや「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー」など、さまざまな経験を経て成長していると太鼓判が押された。

最後に犬飼さんから「この夏もっとも熱い映画になっています。暑い夏にベストマッチな映画ですので、ぜひ劇場に足を運んでください」と熱いメッセージを送られた。

「劇場版仮面ライダービルド Be The One」/「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャーen film」が2本立てで8月4日(土)に公開となるので、ぜひ劇場に足を運んでいただきたい。


【商品情報】

■プレミアムセット前売券
・発売日:7月7日(土)
・劇場窓口にて(一部劇場を除く)発売

■【ビルドver.】DXゴールドラビットフルボトル&シルバードラゴンフルボトル
全国合計2.5万個限定
・価格:3,400円(税込)
・内容:特製ビジュアル親子ペアムビチケ+プレミアアイテム2種セット

■【ルパパトver.】VSビークルlite ミュージックセット
全国合計1.5万個限定
・価格:3,200円(税込)
・内容:特製ビジュアル親子ペアムビチケ+プレミアアイテム2種セット

【作品情報】
・公開日:8月4日(土)

■「劇場版 仮面ライダービルド Be The One(ビー・ザ・ワン)」


東都、西都、北都。3つの首都が繰り広げた戦争は終わった。パンドラタワーには新政府が樹立。3つの首都には、これまでの首相に代わってそれぞれ知事が置かれ、平和のための新体制が確立された―――はずだった…。

だがそれは、仮面ライダービルド/桐生戦兎を撲滅するための、隠された真実へとつながる完璧な計略だった!
最高の相棒を失い、最悪の状況から導き出された答えは、奇跡の法則!

なぜビルドドライバーには2本のボトルが必要なのか。
なぜ仮面ライダービルド/桐生戦兎は闘うのか。答えは、ただひとつ。
「絶対にできる……。俺とお前なら……。さぁ、最後の実験を始めようか。」


■「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー en film(アン・フィルム)」


全てのギャングラー犯罪の消滅と、ルパンレンジャーの正体を暴くため来日した名探偵、エルロック・ショルメ。ギャングラーからの襲撃に備え警備するパトレンジャーと、ギャングラーを狙って登場したルパンレンジャー。快盗VS警察…VS探偵!?三つ巴の混戦のなか、レッドと1号が異世界にさらわれた!?

陰謀をかいくぐり、ピンチを切り抜ける術は、絶対の決意を抱く2人の共闘!
“厄介な”快盗と“面倒くさい”警察。“ありえない”コンビが立ち上がる!


劇場版「ビルド・ルパパト」製作委員会 (C)石森プロ・テレビ朝日・ADK・東映 (C)2018テレビ朝日・東映AG・東映

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