【インタビュー】細部までこだわり抜いた力作! JUNNAが2ndシングル「紅く、絶望の花。」をリリース

2018年春、2度目のライブツアー「JUNNA ROCK YOU TOUR 2018 ~I'm Here~」を、全公演ソールドアウトさせ、成功に導いたJUNNA。昨年11月にリリースし、ロングヒットを続けている1stシングル「Here」に続く、2ndシングルがいよいよリリースされる。TVアニメ「ロード オブ ヴァーミリオン 紅蓮の王」EDテーマとして、すでにオンエアされている「紅く、絶望の花。」だ。作詞、作曲、編曲、演奏を担当したのは、la la larks。ポップでありながら難解さを含んだ楽曲に、JUNNAが全力でチャレンジした。

2度目のライブツアーは、声を枯らしてもいいんだという気持ちでやりました


──4月15日から5月5日にかけて、全国4都市を巡る「JUNNA ROCK YOU TOUR 2018 ~I'm Here~」が行われました。まずは、このツアーのことから聞かせてください。

JUNNA もうずいぶん前のことのように感じますけど、前回のツアーよりも会場も広くなって、パワーアップしたライブにできたかなって思ってます。最終日は地元のZepp Nagoyaだったんですが、デビュー前にボーカル教室の発表会でステージに立ったことがあったんです。ライブ中に、そのときのことが頭をよぎって、そんなこともあったなあと懐かしく思いました。


──ワルキューレの曲がセットリストに入っていましたが、今回のツアーではカナメがメインボーカルの「涙目爆発音」も歌ったんですよね。

JUNNA はい。カナメ、レイナ、マキナの曲で、フレイアは「劇場版マクロスΔ 激情のワルキューレ」で3人と一緒に歌っていたので、美雲役の私だけが唯一歌ったことのない曲だったんです。ずっと歌ってみたくて、アンコールの1発目でやったらインパクトがあるんじゃないかと思いました。振り付けもワルキューレの振り通りにやって、めちゃくちゃ楽しかったです。

──お客さんにとってはレアですし、曲も派手なので、絶対に盛り上がりますよね。それから、RCサクセションの「スローバラード」のカバーもありました。

JUNNA 「スローバラード」は、マクロスの河森総監督の目の前で初めて歌った思い出の曲で、これもライブでいつかやってみたいと思っていました。プロデューサーさんに相談したら、「弾き語りでやったら、もっとみんなに歌が届くよ」と言われて、「じゃあ、がんばります」って。この曲もアンコールで歌ったんですけど、ひとりで演奏するのは初めてだったので、初日はすごく緊張しました。

──ファンのみなさんにとって、それほどなじみのある曲ではないと思うので、最初に歌うときは反応が気になりますよね。

JUNNA 私自身、Superflyさんのカバーで初めて聴いて、この曲かっこいいなと思って、原曲はRCサクセションさんなんだって後で知ったんです。知らないお客さんも少なくなかったと思いますが、みんな私の歌を受け止めてくれているのがわかって、気持ちが伝わったように思いました。

──もうひとつ、サプライズ的に披露したのが、今回のCDにも収録されている「わたしだけの地図Shooting Star~」でした。

JUNNA 1番を今まで通り英語詞で歌って、いつもの「Shooting Star」かと思わせつつ、2番からは日本語詞で歌うという演出でした。静かな曲なので、大きなリアクションはなかったんですけど、お客さんが曲にノリながら、「あっ」っていう顔をしているのが見えて、日本語詞のバージョンを初めてライブで披露していることが伝わったんだなって思いました。


──全公演ソールドアウトで、会場に来られたお客さんはライブを堪能したと思います。

JUNNA 私の歌がみんなに届いていたらうれしいです。

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