控えめにいっても、やっぱりサイコー超えてた!「ドリフェス!イリュージョンShow Time」、ハイタッチ会に参加してみた

2018年7月14日(土)~ 7月16日(月・祝)に横浜のDMM VR THEATERにて「ドリフェス!イリュージョンShow Time in DMM VR THEATER」(以下、イリュージョンShow Time)の再再演が開催された。「ドリフェス!R」は、2次元の新人5人組男性アイドルと実際(3次元)のキャストを連動させた“5次元アイドル応援プロジェクト”と銘打ち、アプリ・CD・グッズ・ミュージックビデオ・ライブイベントなど多岐に渡るメディアで展開しており、2016年秋、2017年10月にTVアニメが放送された。

「イリュージョンShow Time」は、「ドリフェス!R」 に登場する人気ユニット「DearDream」(天宮 奏/及川 慎/佐々木 純哉/片桐 いつき/沢村 千弦)と「KUROFUNE」(風間 圭吾/黒石 勇人)が世界初の3DCG劇場である「DMM VR THEATER」に登場して行われるホログラフィックライブ。
「DMM VR THEATER」は、3Dメガネなどを着用しなくてもリアルな立体映像を見ることができる特殊な映像表現「ホログラフィック」で、ステージ演出を提供する世界初の常設劇場。ステージ上に対象が存在するかのように投影し、迫力ある映像と演出で本作を楽しむことができる。
ステージの両サイドに設置されたスクリーンに、データカードダスやアプリ内で見られるカットインの「ドリームアピール」が映し出されるシーンもあり、楽曲ごとに衣装チェンジするという贅沢なライブは「ドリフェス!」ならでは。


本イベントは「A」、「B」、「C」と3パターンでの公演に分かれており、A公演では「TRAFFIC SIGNAL」(天宮奏、及川慎、佐々木純哉)、B公演では「W-MaSKat」(片桐いつき、沢村千弦)、そしてC公演では「KUROFUNE」(風間圭吾、黒石勇人)によるバラエティコーナーが用意されている。


今回取材に入ったC公演ではKUROFUNEの2人がコーナーを担当ということもあり、ライブの冒頭もKUROFUNEの2人の曲でスタートする。


「待ちくたびれたぜ」(勇人)、「ご機嫌よう、プリンセス」(圭吾)とのセリフとともにKUROFUNEの2人が登場すると、会場は歓声とともに総立ちに。そして2人がオープニングの1曲「ARRIVAL -KUROFUNE Sail Away-」を披露すると、会場はペンライトを振って全力の声援を送っていた。


1曲目を終えると、改めてKUROFUNEの2人が自己紹介。
勇人の「おまえら全員開国だ!」の声には「開国して~!」、圭吾の「貴方のためなら、即位する。」の言葉には「即位して~!」と恒例のコール&レスポンスが行われ、会場のテンションはうなぎのぼり。


そして、2人の意思疎通度合いを確認するバラエティコーナーの「KUROFUNEが通る」が実施された。
袖に待機しているDearDreamメンバーのアシストも入る形で、KUROFUNEの2人の絆が垣間見えるコーナーとなった。その後に披露されたKUROFUNEの曲は「イリュージョンShow Time」だけで披露される振り付けがされており、会場を沸かせていた。


その後も「DearDream」、「TRAFFIC SIGNAL」、「W-MaSKat」のライブが続き、会場は大盛り上がりでライブを終えた。


今回の公演では、ライブ終了後に、新たなインタラクティブ要素としてDearDreamのセンター、天宮奏による「ハイタッチ会」が実施された。
各回抽選で50名のファンがこのハイタッチ会に参加することができたのだが、その人気たるや、ハイタッチ会に参加した人たちに、残念ながら落選となってしまった知人、友人 が、こぞって感想を求めるほど。

このハイタッチ会に、僭越ながら、筆者も参加させていただいた。


ハイタッチ会の会場となったのは、ステージの隣の、普段は物販などが行われているブースだ。中に入るとパーテーションが置かれており、その向こうに奏くんが待っているということで、場内はなんとも言えない緊張感に満ちていた。


そして、待っている間にも漏れ聞こえてくる奏くんの声。

心臓が口から飛び出そうとはまさにこのことか。
心拍数が上がりすぎて、黙っているのにその心音が周りに聞こえるのではないかとひやひやしたが、周りのファンたちも同じ状態だったらしく、周りに気を配っている余裕などない、という様子。

列に並んだ皆さんは、これからの奏くんとの対面のために、待機場所に用意された鏡で衣服を整えたり前髪を整えたり、もうひたすら前しか見えていない!
後ろにいる筆者のことなど、かけらも気にされていなかった。

筆者はここで、気を落ち着かせるために改めて周囲を見回してみた。
すると、ハイタッチを終えたばかりの女性が目の前を横切っていく。
その表情は、もう、なんというか、まさに至福と呼ぶにふさわしい満面の笑み。
次に出てきた女性も、頬を紅潮させ、脳ミソのキャパがパンク寸前という様子だ。


そんな彼女たちを見ながら待つこと約5分(実際はもっと短かったのだと思うが、あまりの緊張でまさにこれが一日千秋の思いというものだろうか)、そうこうしている間に、ついに筆者の順番が回ってきた。

まずは荷物を置き、いざ奏くんの前へ。

言いたいことは山ほどあったはずなのに、いざ本人を目の前にすると、言葉が出てこない!

あたふたしていると、奏くんのほうから、「よろしくお願いしま~す!」と元気のいい挨拶をしてくれた。さらに筆者の緊張を解きほぐすように、「俺、うれしくて楽しくて、どうかしちゃいそうだよ」と告げられ、こちら同様にドキドキしていると伝えてくれるアイドルのやさしさに緊張もほぐれたところで、「3、2、1」とカウントダウンが響き、手のひらを向けてくれる奏くん。
その手に手を触れあわせると、まさかの「ハンバーグ!」と一発ギャグを挟んでくれ、「最高だよ! 今日は本当にありがとう」と奏くんが満面の笑みを見せてくれたのだった。


こ、これが「ハイタッチ会」……。

アイドルとの触れ合いに大満足で会場を後にした筆者。周囲を見渡してみると、ほかにもハイタッチの余韻に浸っているファンの姿が見られた。

筆者も、初めての体験に胸躍らせながら会場を後にしようとしたのだが、そのとき、ふとあることに気づいた。

奏くんに「お誕生日おめでとう」って言うの忘れた-!!!

次回、もしまた「ハイタッチ会」が開催されることがあれば、その時こそはきちんとこの気持ちを伝えたい。

なお“ 5次元アイドル応援プロジェクト「ドリフェス!R」”は、プロジェクトの集大成となる大型ライブを10月20日(土)、21日(日)の2日間、日本武道館にて開催予定!
21日分はすでに完売済とのことだが、20日の追加公演は、アミュモバ先行受付や一般発売がこれからとのことなので、ぜひチェックしてほしい!
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