【TGS2020】日本ファルコムの名作「イースVIII」のスマホ版の魅力が凝縮されたLINE KONGステージをレポート!

2020年9月24日(木)~9月27日(日)の4日間、史上初のオンライン上で開催されている「東京ゲームショウ2020 ONLINE」(以下、TGS2020)。その4日目 11時から配信された、日本ファルコムのスマホ版「イースVIII」のステージについてレポートする。


「イースVIII」は、日本ファルコムが発売しているRPG「イース」シリーズの第8作。冒険者アドルと、謎の少女ダーナの2人を主人公に据えたシナリオや、孤島を探索し、漂流者たちと協力して拠点を発展させていく「漂流村」などが人気を博した。本作はまずPS Vitaで発売され、後にPS4やSwitchへ移植。今回配信される「イースVIII」は、スマホ版にあたる。

配信のMCを務める、ゲームライターのマフィア梶田さん(左)と、YouTuberのchuniiさん(右)

番組が始まると、まずは「イース」シリーズの歴史を振り返るコーナーに。1987年に発売されたシリーズ第1作から、2019年の「イースIX」までのメインビジュアルなどを挟みながら、各タイトルの解説、登場するヒロインたちの紹介を行った。chuniiさんは「イース」シリーズのファンであり、ヒロインの性格や生い立ちを熱弁する一幕も。

初代「イース」と、最新作の「イースIX」

シリーズの歴代ヒロインたち

「イース」シリーズの主人公、アドル・クリスティン


スマホ版「イースVIII」のティザーPVが流れ、次は本作に関する新情報が公開。物語で登場する「大樹の寺院」の開発途中の様子が動画で流れた。開発段階のためか、大枠の構造は固まっているものの、マップ内は白で統一。またNPCと思しき人型のオブジェも配置されていた。さらに作中のムービーも公開され、アドルやダーナ、ラクシャといったキャラクターたちのイベントシーンに加え、バトル中のアクションも垣間見ることも。夕陽が差し込む海岸線が映ると、スマホゲームとは思えない描写の美しさに梶田さんやchuniiさんも驚いていた。


動画はそれだけに留まらず、今度はスマホ版オリジナルキャラクターの「ルッコ」のモーション映像が公開。小さな体で、身の丈の倍近くある斧を振るう、力強いアクションが特徴。ルッコは山賊たちに育てられた少女で、甘えん坊で泣き虫であり、一度泣き始めると強大な力を発揮するという。

ラクシャのスキルモーション

ルッコのスキルモーション


最後に、日本ファルコムの社長であり、「軌跡」シリーズと「イース」シリーズのプロデューサーを務める近藤季洋さんのコメントが公開。本作のベースが「イースVIII」になるということで楽しみにしており、またスマホ版に落とし込むにあたり、一部のシナリオが最適化されている点に感心したとのこと。また、近藤さん自身、「イースVIII」の開発を手が掛けるかたわらで、「オンラインゲームにも向いている」と考えていた経緯があり、LINEKONGはそういった部分も抽出し、更なるブラッシュアップを図っているようだ。


配信の詳細は、以下をチェックしてほしい。

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