halca&小見川千明のフリーダムなトークに小坂井祐莉絵もタジタジ……?公式番組「集まるんですの 邪神の星」第3回レポート

道なき道を突き進む唯一無二のアニメ「邪神ちゃんドロップキック」が、ニコニコ公式チャンネルを設立! 11月25日21時より公式番組「集まるんですの 邪神の星」第3回が放送された。

アニメ「邪神ちゃんドロップキック」は、漫画家・ユキヲさんが2012年よりWebコミック「COMICメテオ」で連載しているコミックが原作のアニメーション。魔界出身の悪魔・邪神ちゃんと彼女を召喚した女子大生・花園ゆりねの危険でおかしな同居生活を描くコメディ作品である。

2018年にTVアニメ第1期が放送され、2020年より第2期が放送。2020年10月、アニメ第3期に向けたクラウドファンディングを開始し、目標金額を2日間で2000万円の目標を達成し製作を決定した。(※クラウドファンディングは12月末日まで開催中)。クラウドファンディング、ふるさと納税など既存のアニメビジネスの枠内にとらわれないコラボを積極的に行う異色のIPとして注目されている異色の作品だ。

第3回は前回から引き続き小坂井祐莉絵さん(ぺこら役)がMCを担当。第2期「邪神ちゃんドロップキック’」OPテーマ「時としてバイオレンス」を歌ったシンガー・halcaさん、小見川千明さん(ミノス役)をゲストに迎えての放送となった。

halca、Fallen Pop新曲にコーラスで参加表面!

今回も前半の無料パートはMCを務める小坂井さんと、ゲストのhalcaさんのコンビで放送はスタート。どちらもちょっぴりフワフワしたキャラクターが魅力で、マイナスイオン全開な雰囲気で番組は幕を開けた。

そんな今回は、「邪神の星」ならではの企画「邪神ランドを作ろう」が行われた。この企画は、なんと月面に1万2000坪の土地を購入した「邪神ちゃん」製作委員会!番組を通じてこの土地を、某「森」ゲームよろしく出演者、ゲスト、邪教徒といっしょに育てていき、ゆくゆくは「邪神ちゃんランド」を作ろうというものだ。

放送第1回では鈴木愛奈さん(邪神ちゃん役)、大森日雅さん(花園ゆりね役)、久保田未夢さん(メデューサ役)、小見川千明さん(ミノス役)、小坂井祐莉絵さん(ぺこら役)が個性豊かな建造物、施設が提案されたことは賢明な邪教徒の皆さんならご存じだろう。


今回は、そこにhalcaさんのアイデアが追加されることになるわけだが、小坂井さんが「坪数」について解説をすると、「ツボってどのツボのことを言ってるんですかね?」と不可思議な発言をするhalcaさん。どうやら「坪」ではなく「壺」の話をずっとしていたと思いこんでいたらしく、これには小坂井さんも絶句! しばらく坪とは何か、を語り合うというシュールな展開となった。

そんなhalcaさんが提案した施設は「フェスもできちゃうhalca公園」だ! 芝生でゴロゴロできたり、紅葉や桜など季節を彩る樹木もたっぷり。いろんな生き物と触れ合うことができるという、夢のような公園である。すっかり「月面」という設定を忘れているような気もするが、細かいことは気にしない!

ちなみに小坂井さんが「もう段ボールの家はいやなので、ぺこらの家も建ててもらえますか?」と尋ねると、halcaさんは「用意しましょう!」と力強く答える。これに嬉しそうな表情を見せる小坂井さんだが、「公園に住むぺこら」というシチュエーション自体は変わらないんかい! と心の中でツッコミを入れたのは記者だけではないだろう。

そんなゆるいノリで進行する番組に、突如「ゆりね」のコメントが流れる。

前回の放送で小坂井さんが所属する天使ユニット「Fallen Pop」が、halcaさんと楽曲制作すると聞いたゆりねは、それに対抗して彼女が所属するユニット「Destiny Noisy」も「ZAMB(ザム)」と楽曲制作を依頼することを発表した。

「ZAMB」といえば、メロディアスかつ高速のメタルナンバー「Love Satisfaction」で、「邪神ちゃんドロップキック‘」を盛り上げてくれたユニットだ。間違いなくパワフルな楽曲に仕上げてくるはず……!

この情報にプレッシャーを隠し切れないhalcaさんは、「負けてられない!」ということで作詞だけでなく、コーラスでも楽曲に参加することを表明。いつか「Fallen Pop」と「Destiny Noisy」の対バンイベントを開催、そしてhalcaさんとステージで共演することを誓う2人であった。

なお無料パートの最後に、小坂井さんよりhalcaさんに「歩く空気清浄機」という二つ名が贈られたことも追記しておきたい。



自由すぎる先輩・小見川千明の言動に小坂井タジタジ

後半の有料放送では小見川千明さん(ミノス役)が登場。前回以上に自由奔放な言動と、それに振り回される小坂井さんの姿が非常に愉快な放送となった。

アニメ第3期「邪神ちゃんドロップキックX」では北海道の帯広市、釧路市、富良野市。長崎県南島原市の4自治体とのコラボレーションが決定している。そこで番組後半では、「もっとコラボ先のことを知っていこう!」ということから、ご当地クイズが行われた。今回のクイズは、提示された数値が本当は高いか低いかを当てる「ハイ&ロー」スタイルだ。

各地の情報を深堀するクイズに頭をひねる小坂井さんだが、小坂井さんは「富良野スキー場のレーン数はなんで23本なの?」「鶴とタンチョウは別なの?」などクイズの正解とは別のところで、素朴な疑問が次々とわいてくる小見川さん。絶妙にズレてる2人のやりとりがなんともコミカル。

最終的に小坂井さんの正解ポイントが多かったことから、各ご当地のプレゼントが小坂井さんに贈られることとなった。

なお番組では今後、小坂井さんによる各ご当地の名産品の食レポが行われるとのことなので、お見逃しなく。

第4回の放送は、12月9日20時から。小見川千明さん(ミノス役)、原奈津子さん(橘芽依役)が出演し、北海道遠征の模様を振り返るぞ。

放送はほとんど無料。後半の一部が「邪神の星」「邪教倶楽部」向け有料配信となる予定。

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