【Steam】2020年Steam総決算! 年末年始に絶対遊んでほしいPCゲームBEST10

アキバ総研をご覧の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。ゲーム買い過ぎちゃう系ライターの百壁ネロでございます。時の流れは早いもので、気がつけば2020年も終わりが近づいてきました。筆者は今年の3月からアキバ総研でSteamゲームのレビュー記事を書いてきましたが、今回はこれまで取り上げたゲームの中から、筆者が仕事であることを忘れて普通に没頭してしまった「これは絶対に遊んでほしい!」というタイトルを、ランキング形式でご紹介していきたいと思います。あくまでも筆者の好みと主観によるランキングとなりますので、その点はあらかじめご了承ください!
というわけで、「年末年始に絶対遊んでほしいPCゲームBEST10」、さっそくいってみましょう。カウントダウン!!

第10位:魔法を覚えて敵を口説く!? 驚異の進化を遂げた、古典的テーブルテニスゲーム「Hypergalactic Psychic Table Tennis 3000」


⇒【Steam】GWは、古き良き懐かしさの中に新しさが味わえるレトロ風PCゲームで遊ぼう

  • 「Hypergalactic Psychic Table Tennis 3000」(Blue Wizard Digital)
  • ジャンル:アクション
  • 2020年3月3日発売
  • 価格:205円(2020年12月15日現在)
  • コピーライト:(C) 2020 Blue Wizard Digital

「世界で初めてヒットしたテレビゲーム」として知られるシンプルなテーブルテニスゲーム「PONG」をベースにした作品です。


初めはレトロゲームらしい見た目の普通のテーブルテニスが始まりますが、ゲームを進めるにつれてゲームがどんどん“圧倒的進化”を遂げていくのが本作の最大の特徴。自機であるパドルが魔法を覚えたり、敵のパドルに「ゴーレム」「スライム」などの個性が生まれたり、さらには、「ときメモ」風の会話システムでボスパドルを口説くことができたり(!)と、想像を絶する要素がてんこ盛り。いまだかつてない衝撃のテーブルテニス体験ができる、驚きに満ちたゲームです。

第9位:美少女×SF×バトル! ハクスラ要素が楽しい横スクロールアクション「Metal Unit」

⇒【Steam】かわいいは正義! 美少女大活躍のPCゲーム特集 パート3

  • 「Metal Unit」(JellySnow Studio)
  • ジャンル:アクション
  • 2020年2月4日発売(※早期アクセス))
  • 価格:1,520円(2020年12月15日現在))
  • コピーライト:(C) 2020 JellySnow Studio)

「M-Unit スーツ」というバトルスーツを着用して戦うパイロットの少女「ジョハンナ」が主人公の、2D横スクロールアクションゲームです。


アクションの合間に挟まれる会話シーンの演出や、ハイクオリティなドット絵で描かれたレトロゲーム風のグラフィックが特徴的な本作。筆者的な最大の推しポイントは、「ハクスラ」ことハック&スラッシュ要素です。ランダムに登場する高レアリティの装備品を手に入れられたときの興奮はたまりません! 多彩な武器で敵をなぎ倒していく爽快感も魅力的な、オススメのアクションゲームです。

第8位:元気でかわいいドジっ娘くの一と、明るくえっちな同棲生活!「NinNinDays」


⇒【Steam】くの一、サキュバス、そしてパズル!? ちょっと(?)えっちなPCゲーム特集

  • 「NinNinDays」(qureate, iMel Inc.)
  • ジャンル:アドベンチャー
  • 2019年8月9日発売
  • 価格:1,280円(2020年12月15日現在)
  • コピーライト:(C) 2019 qureate

2020年は数回に渡り「ちょっとえっちなゲーム特集」をお送りしてきましたが、その中でも特にオススメの、ぜひ一度遊んでみてほしいゲームがこの「NinNinDays」です。


秋葉原を舞台に、くの一の少女「すみれ」とちょっとえっちな同棲生活を送るというストーリーの本作。最大の魅力は、やはりなんと言ってもヒロイン「すみれ」のかわいさ!「E-mote」によってなめらかに動くキャラの立ち絵は見ているだけで楽しく、また、あえてどことは言いませんが、ぽよんぽよんと揺れる体の一部も、迫力満点で一見の価値あり! 軽快な文章で綴られるラブコメテイストの明るいストーリーも魅力的で、普段あまりノベルゲームやアドベンチャーゲームで遊ばない人にもオススメできる作品です。

第7位:推しのプリンセスを皇帝にせよ! デッキ成長型カードゲーム「ハートオブクラウンPC」


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  • 「ハートオブクラウンPC」(illuCalab, FLIPFLOPs, Japanime Digital)
  • ジャンル:ストラテジー
  • 2017年12月13日発売
  • 価格:2,570円(2020年12月15日現在)
  • コピーライト:(C) 2017 illuCalab, FLIPFLOPs, Japanime Digital

本作は、同名のアナログボードゲームのデジタル版です。


プレイヤーはとある帝国の有力者のひとりとなり、後継者候補の中から意中の姫を皇帝へ即位させるべく、ライバル候補たちを打ち破っていくこととなります。システムとしては、いわゆる「デッキ構築型」のカードゲームとなっており、ゲーム中にカードを買い集めて、いらないカードを排除しつつ、自分の求める“最強のデッキ”を作っていく面白さが楽しめます。そんな本作の筆者的な推しポイントは、なんと言っても、かわいらしさバツグンのイラスト。特に、ゲームのキーである個性豊かなプリンセスたちは必見! カードゲーム好きの人だけでなく、かわいいキャラクターが好きな人にも、ぜひ遊んでいただきたいタイトルです。

第6位:木、池、自宅、近所のおばさん!? なんでも拾って武器にできるRPG「ぶきあつめ」

⇒【Steam】GWは、古き良き懐かしさの中に新しさが味わえるレトロ風PCゲームで遊ぼう

  • 「ぶきあつめ」(kagaya)
  • ジャンル:RPG
  • 2019年6月28日発売
  • 価格:980円(2020年12月15日現在)
  • コピーライト:(C) 2019 kagaya


本作は、レトロゲーライクなグラフィックで描かれた、2D見下ろし視点タイプのRPGです。


プレイヤーが動くと敵も動くという、「風来のシレン」などをほうふつとさせるターン制のシステムとなっており、RPGとしてはなかなかオーソドックスな作り。そんな本作の最大にして最“狂”の特徴は、ずばり「なんでも武器にできる」という驚愕のシステム!主人公である武器屋の娘・うぇ子は、「ベッド」「本棚」「木」「池」「自宅」、さらには「敵」や「近所のおばさん」や「自分の妹」まで、とにかくフィールド上に存在する、ありとあらゆるものを拾って、なんでも武器として装備できてしまいます。筆者、このシステムには本当に驚かされ、笑わされ、そしてとてもワクワクさせられました。2020年にプレイした作品の中でも特に色濃く記憶に残る、唯一無二の作品です。

第5位:かわいいネコたちをお世話して最高の愛猫家を目指すカードゲーム「Cat Lady - The Card Game」


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  • 「Cat Lady - The Card Game」(Nomad Games)
  • ジャンル:ストラテジー
  • 2019年12月12日発売
  • 価格:520円(2020年12月15日現在)
  • コピーライト:(C) 2019 Nomad Games

本作は、ネコがテーマのカードゲームです。第7位でご紹介した「ハートオブクラウンPC」のように、同名のアナログカードゲーム「Cat Lady」(日本語版「とるネコ」)のデジタル版となっています。最初にまず目を引くのは、かわいさバツグンのイラスト。ネコはもちろん、ネコのエサ、ネコのおもちゃに至るまで、どれもやわらかくやさしいタッチで描かれており、見ているだけでほっこりと癒やされること間違いなし。


ルールは、1対1の対戦形式で、場に並んだカードから1列ずつ交代で獲得していき、自分のネコに好みのエサを与えて、最終的なスコアを競うというもの。一度遊べばすぐに理解できるシンプルなルールながらも、ゲームとしては奥深く、運と戦略の要素が絶妙にからみ合っており、ついつい「もう一回!」とやめどきを見失ってしまう中毒性の高いゲームです。事実、筆者はハマりにハマり、スマホでリリースされているアプリ版も購入してしまうほどでした!

第4位:かわいすぎる死にゲー! 小さな魔法使いノベタの“ソウルライク”な大冒険「Little Witch Nobeta」


⇒【Steam】かわいいは正義!美少女大活躍のPCゲーム特集 パート2

  • 「Little Witch Nobeta」(Pupuya Games)
  • ジャンル:アクション
  • 2020年6月24日発売(※早期アクセス)
  • 価格:990円(2020年12月15日現在)
  • コピーライト:(C) 2020 Pupuya Games

本作「Little Witch Nobeta」は、今年、SNSで「ロリダークソウル」「ロリダクソ」という言葉とともに一躍話題となった作品です。


小さな魔女のノベタちゃんを操作して敵と戦いながら謎の古城を探索していく、オーソドックスな3Dアクションゲームですが、ロリ“ダークソウル”という言葉が表すとおり、かなりの高難易度。かわいらしくやわらかいタッチのグラフィックに反した、歯ごたえのある骨太なアクションが楽しめます。


アクションゲームとしてのクオリティはもちろんですが、やはりなんと言っても魅力的なのは、ノベタちゃんの“あざとすぎない”かわいいモーションの数々。ステーンと転んだり、杖をブンブン振り回したりと、作り込まれた動きは必見です。

第3位:美しいメイドが戦う! ローグライク・デッキビルディング・カードゲーム「Phantom Rose」


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  • 「Phantom Rose」(makaroll)
  • ジャンル:ストラテジー
  • 2019年8月8日発売
  • 価格:1,500円(2020年12月15日現在)
  • コピーライト:(C)2019 makaroll

本作は、ランダム生成されるステージで敵と戦ってカードをゲットし、自分のデッキをどんどん強くしていく、ローグライク・デッキビルディング・カードゲームです。しかし、同系統の「Slay the Spire」などとは異なり、本作では使ったカードがデッキに残らずに消失してしまいます。そのため、バトル後の報酬やショップでの購入でザクザクカードを増やしていく必要があり、そこがこの「Phantom Rose」の大きなオリジナリティとなっていて、かつ、ハマるポイントとなっています。


ゲーム自体の面白さもさることながら、ゴシックな雰囲気の世界観や、主人公であるメイドのレイナのかわいさとカッコよさなど、さまざまな魅力にあふれており、長く楽しめるオススメの作品です。

第2位:命の危険はあるけれど、明るく楽しい職場です(?)。異形のモンスター管理シミュレーション「Lobotomy Corporation | Monster Management Simulation」


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  • 「Lobotomy Corporation | Monster Management Simulation」(ProjectMoon)
  • ジャンル:シミュレーション
  • 2018年4月9日発売
  • 価格:2,570円(2020年12月15日現在)
  • コピーライト:(C) 2018 ProjectMoon


本作は、ロボトミー社という会社を舞台に、“アブノーマリティ”と呼ばれる異形のモンスターたちを管理する、一風変わったシミュレーションゲームです。プレイヤーは管理人として、職員たちに指示を出し、アブノーマリティの収容室で作業をさせ、クリアに必要なエネルギーを集めていきます。しかし、アブノーマリティは「火のついたマッチが真っ黒の体を貫通している少女」や「2人組のエビ人間と謎の飲料を提供する自動販売機」など、ひと癖もふた癖もあるものばかり。ちょっと取り扱いを誤ると、職員は危険な目にあってしまいます。グロテスクな表現もあるため人を選ぶタイトルではありますが、「死にゲー」的なスリルと独特の奇妙な世界観が好きな人にはドハマリすること必至の本作。ぜひ、多くの人に体験していただきたいゲームです。 ちなみに何を隠そう本作、筆者が「ゲーミングPCを手に入れたら、1番最初に購入しよう!」と心に決めていたゲームでもあります。実際、ゲーミングPCを手に入れた当日に即購入しました。好きなんですよ、この世界観……。

第1位:話題沸騰中のメガ盛り系オープンワールドサバイバルアクション「Craftopia / クラフトピア」


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  • 「Craftopia / クラフトピア」(POCKET PAIR, Inc.)
  • ジャンル:アクション
  • 2020年9月4発売(※早期アクセス)
  • 価格:2,570円(2020年12月15日現在)
  • コピーライト:(C) 2020 POCKET PAIR, Inc.

本作「クラフトピア」は、今年、SNSなどを中心に大きな話題を呼んだオープンワールドアクションゲームです。


本作の最大の特徴は、遊び尽くせないほどのその“メガ盛り”感にあります。「冒険」「農業」「狩り」「建築」「バトル」「ハクスラ」などなど、古今東西のさまざまなゲームにおける“ハマる要素”をひとつの作品の中に「これでもか!」とギュウギュウに詰めたそのボリュームは想像をこえるほど圧倒的。誰もが1度は夢に描いた「あれもこれもできちゃうゲーム」を実現するべく作られたこのクラフトピアの世界は、とても刺激的で、魅力的です。すべてのPCゲームプレイヤーにぜひ一度は味わってもらいたい、マストプレイな作品と言えるでしょう。

2021年も素敵なゲームと出会えることを祈って


というわけで、筆者が2020年にプレイして記事で取り上げてきたSteamゲームの中から、独断と偏見によるオススメゲームランキングをお送りしました。

もちろん、今回ご紹介できなかった作品も、思わずハマる面白いゲームばかりなので、欲を言うならぜひこの年末年始に、筆者が今まで記事でご紹介したすべてのタイトルを遊んでみていただきたい! と切に願っております。

これからもドシドシいろいろなSteamゲームをご紹介していきたいと思っていますので、どうぞ2021年もよろしくお願い致します! それでは皆さま、よいお年を!

筆者:百壁ネロ
ゲーム買い過ぎちゃう系フリーライター。現在積みゲー300本以上。小説家でもあります。著作は「ごあけん アンレイテッド・エディション」(講談社)、「母の嘘(「悪意怪談」所収)」(竹書房)。
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