武器満載でプレイバリューありすぎ! 声優・泰勇気が「トランスフォーマー ウォー フォー サイバトロンWFC-07メガトロン」を徹底レビュー・前編【泰勇気のトイ遊々記 第3回】

声優業界イチのロボット好き声優・泰勇気が、気になる最新トイホビーを遊びつくす人気連載!

第3回は、我らが破壊大帝ことメガトロン様の登場です。「トランスフォーマー」を代表する敵役であり、恐ろしくも意外と寛大な上司としてファンからの人気が高いメガトロン様の最新バージョンを、泰勇気が徹底レビューします。

第3回 「トランスフォーマー ウォー フォー サイバトロンWFC-07メガトロン」前編


2020年12月30日より、Netflixにて「第II章:アースライズ」の配信がスタートしたばかりのアニメ「トランスフォーマー : ウォー・フォー・サイバトロン・トリロジー」より、今回ご紹介するアイテムはこちら!

「トランスフォーマー ウォー フォー サイバトロンWFC-07メガトロン」です!

「トランスフォーマー」シリーズ第1作から登場する敵組織・ディセプティコンのリーダー。その名を知らないTFファンはいませんよね。今回のメガトロン様のお姿は、まさにそんな第1作を思い出させるデザインとなっております。

さらに小型のトランスフォーマーも同梱されていますね。これはいったい!?

パッケージ裏を見ると今回の「入っているもの」が確認できます。

それでは実際に中身を見てみましょう。

メガトロン本体、武器が2種類、エフェクトパーツが3つ。そして左側の小型キャラはキャプティブライオナイザー、右側がキャプティブピンポインターといいます。この小型TF、オートボットらしいのですが「キャプティブ(CAPTIVE)」とは「捕虜」を意味していまして、どうやらディセプティコンに捕虜として捕らえられてしまったようです!! なんてハードな設定!

もちろん取扱説明書も付属しておりまして、説明書の中にはロボットモードからビークルモードへの変形の説明が描いてあります。なのでこの記事ではあえてその逆、ビークルモードからの変形をご紹介していきましょう。

今回のメガトロン様のビークルモードのモチーフは戦車。シリーズ特有のウェザリング塗装が映える、面の多い構成の戦車形態です。劇中のイメージにもとても近いと思います。

横から見ても頑強そうなシルエット。車体側面を見るとジョイントが片側に2つ、左右に合計4つ確認できます。

砲塔は360°の旋回が可能。あのロボットモードから変形して、よく砲塔の旋回までも再現できましたね!

底面はこんな様子。4つの車輪でころがし走行が可能。

各部、大胆に塗装が施されております。

ピンポインターたちがディセプティコンキャラなら、こんな風にじゃれあってる様子もかわいいのですが、残念ながらこのアイテムでは彼らはメガトロン様に武器として扱われてしまいます。

それでは「トランスフォーム!」

まずは砲塔を取り外します。

取り外した砲塔はブレード状のパーツを前方に展開して剣になります。

車体のリアパーツを手前のように展開。

画像左側のようにメガトロンの腰とのロックを外して、脚部を展開していきます。

右側が展開後。ふくらはぎにあたるカバーパーツを開き、メガトロンの脛パーツの向きはそのままに、太ももパーツをぐるりと180°回転させて脛内部に収納されている部分を展開。

左右外側に広がっていた脚部をまっすぐに揃えて、上半身を腰で180°回転させます。脚部が定位置まできたら、ふくらはぎのカバーを閉じます。

車体フロント左右のクローラーブロックを動かしてフロントパネルのロックを解除。

フロントパネルを展開しながら上方へ引き出します。

フロントクローラー部分は、画像の左側のように折り畳みつつロックします。

砲塔を左右に分割して、そのまま180°展開させていきます。

砲塔を展開しきると、この位置にロックされます。

収納されている手首を展開。

細かい変形ですが肩のパーツも忘れず変形。

先ほど展開してあったフロントパネル及びクローラーのパーツを、背面側まで巻き込むように動かし、赤丸でかこったロックで固定。

横から見るとこうなります。

右腕のバズーカ(個人的には「融合カノン」と呼びたい)を下に向ければ、変形作業は完了!

我らがディセプティコンのリーダー、メガトロン様の完成です! 鈍く光るシルバーボディ、歴戦を戦い抜いてきたボディの傷が貫禄を感じさせます。

背中にクローラーを背負っていて、力強い。

いや~! これこそメガトロン様! ご尊顔をはじめ、ボディなど各部の形状も配色もまさにこれこそメガトロン! 肩のてっぺんの形状なんかも当時のメガトロンの肩を思わせる造形。これを見せるためにわざわざここを変形させているの!? なんというこだわり!!

腰部のウェザリングに目がいきますが、腹部などの細かい塗りわけの精度も高い!

脚部の配色もちゃんと再現しつつ、ウェアリング(ここは明細かな?)塗装もしっかり施されています。

メガトロンといえばこの装備! ハンドガンのスコープっぽい意匠が見られてゾクゾクします。

脚部後方も空間などは目立たなくなっているのが嬉しい! ここのところのトランスフォーマーは本当にすごい!

頭部はボールジョイント接続。さらに首の台座部分が上下にスイングします。

肩は水平方向へ90°、肩の接続軸で360°の回転が可能。肘は90°、腕のロール軸も360°の回転が可能。こういった可動がもうすっかり当たり前のようになっていますが、これはすごいことだという事実を忘れてはいけない!

手首は可動する……というわけではありませんが、変形の恩恵でスナップをきかせることが可能です。

ウエストも変形の恩恵で180°の回転が可能。ただし90°を超える時に背部パーツが腰と接するので、避けさせる必要があります。

脚部の付け根はアクションフィギュアとしても非常に優秀で、前後左右、ここまで可動。足首も内側に可動して接地に貢献します。

加えて太ももには、360°回転可能なロール軸もあり。

足首も変形の恩恵でこのように可動。

背中、腕部、脚部にはジョイントがあり、付属品以外のアイテムと絡めて楽しむことができます。

本体のご紹介が終わったところで、いよいよ遊んで……いや、ポーズを決めてみましょう!
次回後編は、ポージングに加え個人所有の初代「メガトロン」との比較に挑戦します!
こう、ご期待!!

<泰勇気プロフィール>

声優。Netflix「ロック&キー」(タイラー役・吹替)、TOKYO MX、BS11で毎週日曜24時から再放送中のアニメ「刀剣乱舞-花丸-」(宗三左文字、太郎太刀役)に出演。

泰勇気YouTubeチャンネル #

【商品情報】

■トランスフォーマー ウォーフォーサイバトロン WFC-07 メガトロン

・発売中

・価格:6,050円(税込)

・メーカー:タカラトミー

・商品内容:メガトロン本体(1)、武器(バズーカ)(1)、武器(剣)(1)、キャプティブライオナイザー本体(1)、キャプティブピンポインター本体(1)、エフェクトパーツ(3)、取扱説明書(1)

・電池不要

© TOMY

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