立花はる(ふとんちゃん)がスマホゲーム「リゼロス」オリキャラ・シオンのコスプレを披露! インタビュー&グラビア特集!

「ふとんちゃん」の愛称で親しまれているタレントの立花はるさんが、番組MCを務めたスマートフォン向けゲーム「Re:ゼロから始める異世界生活Lost in Memories(以下、「リゼロス」)」公式生放送「リゼロスチャンネル」(第3回)にて、ゲームオリジナルキャラクターである「シオン」のコスプレを披露した。

今回は、彼女へのインタビューとともに撮りおろしのコスプレ写真集をお届け!



「リゼロス」オリキャラ・シオンの魅力

── 今回のコスプレのポイントを教えてください。

立花 一番のポイントは顔ですね。シオンはつり目が特徴的なキャラクターなので、いつもよりも上げめにメイクをして近づけました。あとはシオンの好きなポイントでもあるのですが、色合いがすべて中間色で統一されているので、顔をしっかりとさせつつも、衣装は目立たせるという点に気をつけました。

── シオンの魅力をどんなところに感じますか?

立花 シオンはスバルが失ってしまった記憶を取り戻すための「追憶郷」という中に出てくるナビゲーター的なキャラクターなのですが、ちょっと導ききれていないというか……(笑)。そんな天然で抜けているところがあるんですけど、背景に多くの謎を抱えていて放っておけない面もあって。これからの展開も気になるようなキャラクターですね。

── 「リゼロス」のゲームの魅力についてはどんなところに感じますか?

立花 アニメや原作小説ではスバル陣営の気持ちで作品を見ている方が多いと思うのですが、「リゼロス」ではほかの陣営のキャラクターとも一緒に戦えるので、その一致団結感を味わえるのはこのゲームの魅力だなと。最近では本来敵として登場するキャラクターも味方にできるようになったので、そんな部分もプレイしていて面白いなと感じます。

── 現在放送中のアニメ2nd season(後半クール)も盛り上がっていますよね。

立花 もともとWebで公開されている原作をすべて読んでいたので、ストーリーの流れは知っていたのですが、最近の放送回でスバルが成長したことにより、ある意味で遠くの存在だったエミリアとの距離感がちょっとずつ縮まってきて。その親密な感じが「てぇてぇ(尊い)」と思います(笑)。ほかのキャラクターたちも背景に抱えていた想いをスバルに打ちあけることで解決して、みんなが幸せになっていくようで、“今は”救われているような気分です。この後に待ち構える闇にどのように立ち向かっていくのかもすごく楽しみですね。

── ちなみに推しキャラは誰ですか?

立花 以前はエミリアたんひと筋だったんですけど、最近はベア子(ベアトリス)が推しになっています。「リゼロス」でも一番素材をつぎ込んでいて、「エミリアたんごめん!」と思いつつ、今はベア子に浮気中です(笑)。

コスプレ=コミュニケーションツール

── 立花さんは「ふとんちゃん」という愛称で親しまれていますが、由来はあるのですか?

立花 「ふとん」って、嫌いな人がいないんですよ。たとえば「にんじんちゃん」という愛称にしたら、もしかすると苦手な人もいるかもしれない。そんな由来です……と言いたいのですが、本当は「寝ることが好きだったから」という理由で(笑)。今ではすごく気に入っている愛称です。

── コスプレを始めたきっかけは何だったのですか?

立花 えなこさんの写真をネットで見て、自分もコミケに衣装を用意して参加したことがコスプレを始めたきっかけです。大学で服飾サークルに所属していたこともあり衣装を作るのが好きだったのですが、自分でこだわって作るので衣装に対しても愛が生まれて。そうして制作するコスプレは自信作になることが多いですね。今は忙しくてなかなか作れていないのですが、以前はラムの衣装を作ったこともあって。今度はエミリアの寝巻き姿や私服にチャレンジしたいなと思っています。

── コスプレを始めたことで感じる内面的な変化はありますか?

立花 コスプレを始める以前は人と話す機会があまりなくて、大学の発表などでもうまくしゃべれないほうだったんです。そこからコスプレを通じて“キャラクターになりきる”ことを一種のコミュニケーションツールにするようになってからだんだんとしゃべれるようになって。それが今ではお仕事にもつながっているので、コスプレのおかげで人生が変わったなと思いますね。

── 立花さんはゲーム関係のお仕事も多いかと思いますが、ゲームを好きになったのはいつ頃だったのですか?

立花 私は中学受験をしたのですが、親が厳しくてそれまで一切ゲーム禁止だったんです。中学に合格してからはその反動で一気にいろんなゲームに手を出して。その頃は任天堂の「Wii」が人気だったんですけど、ゲームボーイやファミコンまでさかのぼってプレイして、どんどんゲーム沼にハマっていきました(笑)。今ではそれがお仕事につながっているので、本当に天職だなと思います。

── 今後の活動でほかに挑戦してみたいことはありますか?

立花 自分でキャラクターを考えて、そのコスプレをして、声優として演じるというのが夢なんです。だから次の目標としては声優にチャレンジしたいなと考えています。

── 尊敬している声優さんはいらっしゃいますか?

立花 「リゼロ」にもペトラ役で出演されている高野麻里佳さんですね。ほかのお仕事でもご一緒させていただくことがあるのですが、高野さんはお仕事への姿勢がとても真摯で、出演されているゲーム番組でもひとつひとつのゲームに力を入れてプレイしていらっしゃったり、声優としての役づくりにも誠意を込めて取り組まれていて。私と年齢が近いということもあり、すごく尊敬しています。

ゲーム愛を生かして、ユーザーとクライアントの架け橋に

── 世間的にも自粛期間が続いていますが、家ではどんなことをして過ごしていますか?

立花 もともとすごく引きこもりのほうなので、生活的にはそこまで以前と変わらないのですが、芸能活動としては外でのみなさんとのコミュニケーションが大切だと考えているので、最近ではネット配信に力を入れています。今はその配信機材にお金を使うことが趣味になっています(笑)。家にモニターが3枚あったり、グリーンバックやWebカメラ用の一眼レフを揃えたり。みなさんに実際に会ったかのような感覚になってもらえるようにがんばります!

── 2021年の目標はありますか?

立花 1月からひとり暮らしを始めたのですが、今までは実家でぬくぬくと引きこもりをしていたので、まずは今年1年を生き抜くことが目標です。これまでは家事もしてこなくて、得意料理も冷凍チャーハンをチンするだけという感じだったのですが、最近では豚汁を作れるようになりました(笑)。

── コスプレイヤーとしての今後の目標はありますか?

立花 現在はえなこさんがコスプレイヤーのトップだと思うのですが、えなこさんは特に静止画を得意分野にされているので、私は声のお仕事や動画で見せるようなコスプレイヤーとして活動をしていきたいと考えています。また、ゲームを愛しているコスプレイヤーとしては個人的に一番だと思っているので、そのゲーム愛を生かしてユーザーさんとクライアントさんの架け橋のような存在になりたいです。

── 最後に読者のみなさまにメッセージをお願いします。

立花 「リゼロス」ではアニメで語られていないストーリーやIFルートを見ることができるので、「リゼロ」が少しでも好きな方は、ぜひ一度プレイしていただければと思います!

(取材・文・撮影/吉野庫之介)

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