ライブシーンはキャストの動きを細部まで再現! アニメ「Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-」劇場上映記念、春日部ハル役・篠田みなみ×野ノ原ヒメ役・中島唯×芹沢モモカ役・井澤詩織インタビュー

アイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム「Tokyo 7th シスターズ」(以下、ナナシス)の完全新作アニメ「Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-」が、2021年2月26日(金)より劇場上映された。

“誰かの背中を押す”という「ナナシス」を貫くテーマが、しっかりと感じられる今作について、「777☆SISTERS」(※本作に登場する12人組のアイドルユニット)の春日部ハル役・篠田みなみさん、野ノ原ヒメ役・中島唯さん、芹沢モモカ役・井澤詩織さんに、映画の話や、これまでの活動を振り返ってもらった。



かわいいキャラクターとおしゃれな音楽は「Tokyo 7th シスターズ」の魅力

ーーまずは改めて「Tokyo 7th シスターズ」がどんなコンテンツなのか、ご説明をお願いします。

篠田 最初にアプリゲームでリリースされて、たくさんのストーリーとリズムゲーム、そして魅力的なキャラクターたちがたくさんいます。キャストも、大きな会場で年に1~2回ライブをしていますね。

井澤 今年で7年目になります! ちょうど先日、メインエピソードの最終ストーリーが発表されたので、アツアツな状況です!

ーーすでに多くのファンがついているコンテンツなのですが、どんなところが魅力だと思いますか?

井澤 キャラクターのかわいさと音楽のおしゃれさ、かな。

篠田 あとはストーリーですね! ストーリーと曲がリンクしているような気がしていて。曲だけで楽しむこともできるんですけど、ストーリーを知ることで、より深く楽しめるんです。

ーーそのストーリーも、かなり濃密なんですよね。

井澤 空気感は、どちらかというとエモーショナルで、私たちもよく“泣けた!”っていう表現をします。

中島 各エピソードの中盤が重い感じになることが多いので、「続きを早く」「希望を早く!」って言われがちなんです(笑)。かなりリアルなストーリーになっています。

ーー個人的には、リアルライブも素晴らしいと思います。

篠田 3rdライブ(2017年4月に幕張メッセ・イベントホールで開催された「3rd Anniversary Live 17’→XX -CHAIN THE BLOSSOM- in Makuhari Messe」)から、生バンドになって、ライブならではの演出があったり、楽曲もライブアレンジになっていたりするので、一度ぜひ生で見てほしいです!

篠田みなみさん

篠田みなみさん

アニメで動くキャラクターを演じてみて……

ーー今回「ナナシス」がアニメになると聞いたとき、どう思われましたか?

井澤 やっと来たなという感じでした。たくさんの方に注目していただいているコンテンツなので、「いつアニメをやるの?」と初期の頃から言われていましたし、ファンの方の期待もあったので、ようやくそのタイミングになったんだなという感じでした。

中島 私は、ずっと「嘘だ、嘘だ」と言っていたんです(笑)。7年やっていて、ここでアニメと言われても、「本当か?」と思ってしまって。だから、自分の目で(映像を)見て、やっと実感が湧きました。

篠田 私も最初は信じられなくて、収録していくうちに本当なんだという気持ちが高まっていきました。「ハルカゼ」という曲のMVで、「777☆SISTERS」のみんなが踊っているシーンは描かれてはいたのですが、今回は長編アニメ。キャラクターがしゃべったり動き回ったりしているところを、早く見たいなとは思いました。

ーー3人の演じているキャラクターについて教えてください。

篠田 ハルちゃん(春日部ハル)は「777☆SISTERS」のセンターで、いつも元気で真っ直ぐで、歌うことが大好きな女の子です。掃除が大好きで「メラメラって感じです!」が決め台詞です。

中島 ヒメ(野ノ原ヒメ)は豆腐屋の娘なんですけど、お母さんを亡くしていて、年下の兄弟もいるので長女としてがんばらなきゃと思っている子です。お父さんの真似をして口調などが男勝りなんですけど、自分の中では、“変わりたい”“女の子らしくなりたい”と思っている子なので、人間としての軸が自分の中にちゃんとある子だと思っています。

井澤 芹沢モモカは、アニメとゲームが大好きで、普段は基本的にやる気のないグータラ系の立ち位置です。でも、ポテンシャルは高いので、やらなきゃいけないときはしっかり動けるという、とってもうらやまましいキャラクターです。グータラだけど、みんなのやる気を削いだりはしない、いい意味でみんなの緊張感を抜いてあげるムードメーカーですね。

ーーゲームのほうでは、ストーリーが先に進んでいるところもあると思いますが、アニメで演じてみて、変化などはありましたか?

篠田 新鮮でした! ゲームだと自分の呼吸で(演技が)できるけど、アニメだと絵の尺に合わせないといけないんです。だから、キャラクターの呼吸感がアップデートされたし、7年やってきたうえで改めて身が引き締まる思いというか。もう一度しっかりキャラクターと向き合って考えようと思いました。

ーー初心にかえる感じかもしれないですね。でも、ストーリーの時間軸で考えると、少し現在アプリで展開しているお話からさかのぼる感じにはなりますよね?

篠田 そうですね。アプリでのハルが、ひとつ乗り越えたところに立っているいっぽうで今回のアニメのお話があったので、アプリよりももうちょっとフレッシュなハルに寄せることを意識しました。

中島 動いている絵を見たときに、改めてかわいいキャラクターだなと思ったんです。それもあってアフレコ時に、「ヒメがかわいくなり過ぎ」と言われてしまって……。自分の中ではいつものヒメのつもりだったのに、そう言われたということは、ゲームとは違うヒメになっちゃっていたということなんですよね。そこは少し苦戦した部分でしたし、アニメになるとこんなに違うんだって思いました。

井澤 私も美少女っぷりに驚きました! もともと、みんなかわいいっていう認識はあったけど、動くとさらにかわいいんだなって。キャラクターの髪型だったり、身長だったり、360°で見るとこんな感じなんだって思いました。そういう新しい発見がいっぱいあったし、演じていてすごく楽しかったです。



「ナナシス」の活動を通じての3人の思い出は?

ーー7年の歩みがあり、リアルライブもしているコンテンツですので、この3人での思い出もあると思うのですが、いかがでしょうか?

井澤 この3人に加隈亜衣ちゃん(角森ロナ役)が加わると、(選抜ユニットの)「WITCH NUMBER 4」になるので、確かに一緒に過ごす時間は長いんですよ。

中島 4人で、プライベートで遊ぶことも多いです。

ーーライブのレッスンも、グループごとが多いですしね。どんな雰囲気で練習しているのですか?

井澤 篠田ちゃんはダンスが上手で、すぐ覚えてくれるので、だいたい彼女を中心にしてやっていますね。

篠田 ありがとうございます! 4人の雰囲気はすごくなごやかで、いつもどこかで笑いが起こっているような感じなので、この空気感が大好きだなと思いながらレッスンしています。

中島 井澤さんと加隈さんは先輩なんですけど、2人は全然「先輩だから」っていう感じを出さないで、本当に親しく接してくれるんですよ。

井澤 だからストレスがない感じでやれてるよね。

ーー4人ならではの、というエピソードもありますか?

篠田 いまだに「私たち、WITCH NUMBER 4です」っていうあいさつの仕方がよくわからないっていうのはあります(笑)。

井澤 決めポーズが雑だよね!(笑)

中島 みんな実際わかってないよね? こんなんだったよね?って感じでやるから。

篠田 去年とちょっと違うかも?みたいな感じになるよね。

ーー結構、アバウトなメンバーが集っているのかもしれないですね(笑)。

井澤 そうかもしれない。こうでなければならない!みたいなタイプがいなくて、なんとなくで大丈夫だよ、みたいなところがあります(笑)。

中島 だから全然もめごととかもない。

中島唯さん

中島唯さん

ーーライブが終わったあと、反省会などはしますか?

井澤 したことないよね(笑)?

中島 ライブは最高の状態だと思ってるんで!

井澤 そうだよね。ライブの時が一番最高だよね。間違えたりもするけど。

篠田 間違えても、それも味!みたいな。

中島 間違いちゃいましたー!みたいな感じ。

ーーポジティブな人が揃っているんですね。他ユニットだと「SiSH」(臼田スミレ役・清水彩香さん、久遠寺シズカ役・今井麻夏さん、神城スイ役・道井悠さんによる選抜ユニット)とかはとてもストイックなイメージがありますけど。

井澤 私たちは、ゆるキャラみたいな感じなので(笑)。

ーー今回の作品では、ライブの話がメインで描かれているのですが、リアルライブをたくさん経験している中で、皆さんの印象に残っているライブを教えてください。

井澤 やっぱり武道館(2018年7月20日開催の「Melody in the Pocket」 in 日本武道館)に立たせていただいたのは人生設計になかったことなので、すごく覚えています。

アーティストをやろうと思って生きてきていないので、「武道館が決まりました、おめでとうございます」と言われても、全然実感が沸かなかったんです。でも、だんだん武道館に立つことのすごさがわかってきて、こういう仕事をしていなかったら、一生縁がないであろう経験をさせてもらえました。

中島 自慢になりますよね!

篠田 私も覚えているのは武道館で、あそこで「777☆SISTERS」のキャストたちの絆がより深まったと思っているんです。その時に私、井澤さんに「がんばってね、座長」って言われたことを鮮明に覚えていて、それがすごく嬉しくて、泣きそうになっちゃったんです。

やっぱり「777☆SISTERS」の中では新人で、自分がハルちゃんというキャラクターで真ん中に立つということに、それまでどこか自信がなかったんですけど、井澤さんに座長と言われたことで、「私、座長! がんばらなきゃ」って思ったんです。

井澤 ナナシスのライブは、ハルというか篠田ちゃんのカロリーがめちゃくちゃ高いんですよ! 全体あいさつのかけ声も、だいたいハルがやるし、ライブタイトルも毎回横文字すげーじゃん!みたいなタイトルなんです。「今日は『(ライブタイトル)』に来てくれてありがとうございます」とか、絶対に言いたくない!って思うようなことをやらなければいけないんです。しかもいつも映像収録のカメラも入っているから間違えられないし、すごいプレッシャーなんですよ!

篠田 一発で決めなきゃいけないから、何度も練習してます(笑)!

井澤 そのプレッシャーを考えると計り知れないのに、よくこんなに小さい女の子ががんばっているなぁって思うんです。

篠田 だからこそ、井澤さんの言葉が嬉しかったです!

井澤 すごい座長なんです! 彼女は。

中島 一番がんばってるよ!

篠田 うれしー。泣いちゃう。

ーー中島さんはどうですか?

中島 私は、3rdライブくらいから、みんなとの連携がうまくできるようになってきた気がします。少し余裕もできて、みんな楽しんでいこう、みんなでやれば大丈夫だよ!みたいな絆みたいなものが生まれたんですよね。

それにしても、改めて振り返るとライブは毎回みんなの完成度が上がっているのがすごいなって思います。ライブをするたびに、こんなにアップグレードしていくんだっていうすごさを、肌で感じられているというか。

井澤 前のほうがよかった、ってならないことがないのがすごいことだよね!

中島 前よりよかった、ってなる。

井澤詩織さん

井澤詩織さん

「Tokyo 7th シスターズ -僕らは青空になる-」の見どころは?

ーー今回の映画のライブシーンには、何かしら思うところもあったのではないでしょうか。

井澤 ライブ前の時間帯で、彼女たちが「ああいう行動」をしているんだと思うとすごいな!って思っちゃいました(笑)。余裕があるなぁって思いました。

篠田 確かに!

中島 ワイワイしているよね。

井澤 それは絶対無理!と思って。だからこそ、彼女たちは本職のアイドルたちなんだなって思ったなぁ。こが本職のアイドルさんと、アイドル役をやらせていただいている私たちの違いでしょうね。やっぱりステージの場数が違うから。

篠田 プロでしたね。実際の私たちはドキドキして、そんな余裕ないです。

中島 それと、ライブシーンの振り付けは、私たちが踊るものとまるまる一緒なので、「自分たちもこれ踊れる!」って思いました。細かいところまで全部一緒にしてくれていたので、そこに感動しました。

井澤 私、こんな難しい動きできるんだって思いました(笑)。

篠田 私は晴海三姉妹がとにかくよく動くなって思いました。すごくなめらかに、にゅるにゅる動くんですよ! アニメで動くところを見て、こんなにガヤガヤ忙しいんだなと思いました。

中島 とくにサワラさん(CV.中村 桜)がね(笑)。

篠田 サワラさんがとにかく面白かったので、劇場では三姉妹の動きを見てほしいです。愛が伝わってきました!

ーー新曲の「Departures -あしたの歌-」の聴きどころも教えてください。

篠田 キーが少し高かったので、音が出るかな?という不安があったんですけど、レコーディングをしてくださった方が、前から携わってくださっている方で「大丈夫大丈夫、楽しんで歌っていこう」って緊張をほぐしてくださいました。そのおかげもあって、スパーンと高い音が出て、歌ってて気持ちよかったです。

歌詞が前向きなので、明日もがんばろうって思えるし、他人のせいにせずに自分で道を決めていこうと後押しをしてくれる曲だなって思いました。

中島 私は「中島さん、この歌本当に好きだよね」と言われて、一度歌っただけでわかるんですか?と思ったんですけど、かなり気持ちよく歌っていたみたいです。そんなこと、初めて言われました。

私は、この曲のように自分で「がんばります!」って、ズバッと言うような曲が好きなんだなって思いました。歌詞も大好きです。レコーディングの時もリテイクが少なくて、本当に気持ちよく歌って家に帰れました(笑)。

井澤 メロディももちろん素敵なんですけど、歌詞がとっても刺さりました。特に1番の終わりの〈新しい旅立ちを 讃える調べ〉って、歌詞がものすごくよくて、レコーディングの日は茂木さん(茂木伸太郎/「Tokyo 7th シスターズ」の総監督で、「SATSUKI-UPDATE」と「カナボシ☆ツクモ」名義で作詞も行う)がいらっしゃってたので、「茂木さん、これ天才ですね!」って言ったんです。そしたら「そこはすごく悩んで、最後までどうしようか考えていた場所だから、そう言ってくれてうれしい」と言われて……。

茂木さんが心血注いで生み出した言葉だから、それは素晴らしいだろうなって思いました。「ナナシス」には全体的にエモーショナルな雰囲気があるんですが、それって、言葉選びの段階からすでに表れているんじゃないかなと思います。「尊い」とか「讃える」とかって普段は使わないけど、きれいな言葉じゃないですか。そういうきれいな言葉を歌えることが、うれしいなと思いました。

ーーでは最後に、映画を楽しみにしているファンへメッセージをお願いします。

井澤 「ナナシス」を応援してくださっている支配人のみなさんも、新しく「ナナシス」を知ってみようかなって思ってくださる皆さんにも、満足していただける素晴らしい出来になっていると思います。関わってくださった方の愛がたくさん詰まっていて、普段は「何度も見てね」と気軽に言いたくないタイプなんですけど、「ナナシス」に関しては、興行収入300億円にいっちゃうくらいまで、見ていただければと思います(笑)。そしてたくさんの方に見ていただいた結果、TVシリーズとか、この先につながったらうれしいなと思います。

中島 「ナナシス」を知っている方にとっては、この映画を見てからエピソードを振り返っていただいてもつながるので、より一層楽しんでいただけると思います。知らない方にもおすすめしていただいて、一緒に見に行ってほしい作品だし、そこでハマったら、ゲームをインストールして、ストーリーを読んでいって……、と、いろいろつなげていってほしいです。

篠田 今回のアニメーションでは「777☆SISTERS」とコニーさんだけでなく、新キャラクターの八角さんと滑川さんも出てきます。彼らがどう彼女たちとからんでいくのかを見ていただきたいです。そして「777☆SISTERS」が2人から何を受け取って、何を選ぶのかを見ていただけたらと思います。

歌もとてもいいので、ぜひたくさん聴いていただきたいなと思います!


(取材・文・写真/塚越淳一)

【作品情報】

■Tokyo 7th シスターズ -僕らは⻘空になる-

2021年2月26日(⾦)より新宿バルト9ほかにて期間限定上映

<キャスト>

春日部ハル︓篠田みなみ

天堂寺ムスビ︓⾼田憂希

角森ロナ︓加隈亜衣

野ノ原ヒメ︓中島 唯

芹沢モモカ︓井澤詩織

臼田スミレ︓清水彩⾹

神城スイ︓道井 悠

久遠寺シズカ︓今井⿇夏

アレサンドラ・スース︓大⻄沙織

晴海サワラ︓中村 桜

晴海カジカ︓⾼井舞⾹

晴海シンジュ︓桑原由気

六咲コニー/七咲ニコル︓水いのり

八角コウゾウ︓⻄村知道

滑川ノリユキ︓森川智之

<スタッフ>

原作︓Donuts

原案・脚本︓茂木伸太郎

キャラクターデザイン原案︓MKS

企画︓鈴木篤志/森山義秀/加藤和夫/茂木伸太郎

プロデューサー︓松浦寿志/⼩田元浩/鈴木康治

ラインプロデューサー︓坂上貴彦

監督︓北川隆之

副監督︓砂川正和

アニメーションキャラクターデザイン・総作監︓菊池陽介

美術監督︓杉本あゆみ

美術設定︓新妻雅⾏

⾊彩設計︓寺分神奈

主題歌︓777☆SISTERS 「Departures -あしたの歌-」 (JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)

音楽プロデューサー︓茂木伸太郎

音楽︓出⽻良彰

音楽制作︓JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント

制作︓東映アニメーション

アニメーション制作︓LandQ studios

製作:Project_t7s_A製作委員会

<ストーリー>

――ねぇ、君はなにがしたい︖

“アイドル氷河期”と呼ばれる⻄暦2034年、国際娯楽指定都市Tokyo-7th(トーキョーセブンス)。 多くのアイドルやスタジオが“時代遅れ”となり、姿を消していくなか、次世代アイドル劇場型スタジオ『777(スリーセブン)』(通称・ナナ スタ)では、デビューしたばかりのアイドル、「777☆SISTERS(スリーセブンシスターズ)」が今日も汗を流していた。

そんなある日、原因不明の機材トラブルが起こり、彼⼥たちのライブが中止の危機に陥ってしまう。出張中の⽀配⼈にかわり、その危機を救ったのは、過去一世を風靡した巨大な箱スタ『HAKKAKU(ハッカク)』の⽀配⼈「八角コウゾウ」だった。

後日、彼の元を訪ねたハルたちは、滑川(なめかわ)コンツェルンからの買収⾏為により、八角スタジオが閉館の危機に曝されている事を知る。ライブを⾏い、客席を満員にすることができれば、資⾦援助が継続されると聞いたハルたち「777☆SISTERS」は、数々のアイドル、そしてファンとの思い出が詰まった『HAKKAKU』を救うために⽴ちあがることを決意する。しかし、そんな彼⼥たちの前に思わぬ壁が⽴ちふさがって……。

「誰かの背中を押すために」、12⼈の少⼥たち(シスターズ)が出した答えとは――。

(C)Project_t7s_A

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