2021年春スタート作品のOPテーマ2曲をライブ初披露！ 初日のクライマックスを彩った「AnimeJapan 2021 公式アンバサダー 西川貴教LIVEステージ」【AnimeJapan2021】

2021年3月27日、28日にかけて開催中の「AnimeJapan2021」内「無限大（Infinity）REDステージ」にて27日、「AnimeJapan 2021 公式アンバサダー 西川貴教LIVEステージ」が催された。

これは、AnimeJapan 2021 公式アンバサダーを務める歌手・西川貴教さんによるスペシャルライブであり、「無限大（Infinity）REDステージ」初日のラストを飾るステージである。

声優の鈴木崚汰さん、藤田茜さんの紹介でライブはスタート。

すでにステージにスタンバっていた西川さんは、2021年4月よりスタートする人形劇「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第3期のOPテーマ「Judgement」を披露。ヘビーかつミディアムなロックサウンドに乗せて、パワフルなボーカルを聴かせる西川さん。この日のステージは西川さん一人でステージに立っているが、己の声と身体さえあれば十分！ と言わんばかりの堂々たるパフォーマンスで視聴者を魅了する。

何より感動的だったのは、このライブを盛り上げるために会場の照明がすべて消されたことである。同じフロアには、「繋（Connect） GREENステージ」「永久（Everlasting）BLUE STAGE」も併設されていたのだが、この時間だけは日本の音楽シーンとアニメ業界を繋ぐアンバサダー・西川さんのライブのために協力していたのである。AnimeJapan2021は、全参加者が一体となって作りあげていることを、改めて認識させられるばかりだ。

歌い終えた西川さんは、あっという間に過ぎたAnimeJapan2021初日を振り返りつつ「いろんな方とお話させていただいて、AnimeJapanを支えている皆さんが本当にアニメを愛している姿を見てきた。まだまだ我慢する毎日が続いていますが、アニメを通じて一人でも多くの方に元気を与えたい」とコメント。

そんな決意を胸に、2021年春スタート作品である「EDENS ZERO」OPテーマ「Eden through the rough」を披露。ヘビー＆ラウドな「Judgement」とは反対に、疾走感あふれる王道アニソンとなっており、これぞタカノリ的にも王道な一曲といえる。

全編サビとも言える楽曲を、拳を振り上げつつ熱唱した西川さんは、歌い終えると「すごいしんどかった」と息も絶え絶えだ。

今回のライブでは今春スタートとなる新作品のOPテーマを初披露するということで、実は緊張していたそうだが、そんな素振りを見せずにパフォーマンスを見せてくれた西川さん。さすが、というしかない！

実は中止となった「AnimeJapan2020」でもライブステージをする予定だったという西川さん。「2年越しのステージで、2曲披露させていただけてよかった」とアーティストとしての念願がかなったことを喜ぶ西川さんは、自身が主題歌を担当する「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」第3期と「EDENS ZERO」についても、「生活のサイクルの中に組み込んでもらえれば」とアピールした。

最後に、AnimeJapanのキャッチコピー「アニメのすべてがここにある！」のコールで、AnimeJapan2021初日のクライマックスを盛り上げてくれた。