「浅野いにお」の大規模展覧会をバーチャル化して本日より配信! デビュー前の持ち込み原稿も!
漫画家「浅野いにお」さん初の大規模展覧会が、スマホで観るバーチャル展覧会に再構成して本日から配信されている。
1998年の漫画家デビュー以来、「ソラニン」「おやすみプンプン」などの話題作を発表し続けている鬼才「浅野いにお」さん。本年には「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 」(週刊ビッグコミックスピリッツ連載中)が、第66回小学館漫画賞にて一般向け部門を受賞した。
そんな浅野いにおさんの画業20周年を記念して、2019年に開催された初の大規模展覧会「画業20周年記念企画 浅野いにおの世界展 〜Ctrl+T2〜」が、スマホで観るバーチャル展覧会に再構成して本日配信開始となった。
バーチャル展覧会ならではの企画として、タップすると徐々に絵が重なり、制作過程を知ることができる展示や、浅野氏自らが作製した「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」の作中に登場するメカの3Dモデリングデータ(※)を展示。また、代表作「おやすみプンプン」のエリアを歩き回る主人公プンプンの姿も見ることができる。
それ以外にも、20年間で出版された全作品から選りすぐりの300点以上の展示や、初めて出版社に持ち込んだ貴重なデビュー前の原稿、作品のラフスケッチ・制作用のメモ書きの展示、「画業20周年記念企画 浅野いにおの世界展 〜Ctrl+T2〜」内覧会にて実施した浅野氏のライブドローイングの様子を収めたムービーなど、内容盛り沢山。それらを全てスマホで楽しめるバーチャル展覧会となっている。
※浅野氏が作中でメカや母艦の詳細を描くために、自ら3Dモデリングデータを作製して、それを基に作品を描いている。
みどころ:初めて出版社に持ち込んだ原稿も!
①タップすると絵の重なりを確認できる仕様
一部作品はタップすると絵の積み重なりが増え、どのように漫画を制作しているかを知ることができる。
②浅野氏自らが作製した3Dモデリングデータを展示!
浅野氏が、作中に登場するメカや母艦の詳細を描くために作製した3Dモデリングデータを展示。自分の好みのアングルから3Dモデリングデータを見ることができ、詳細部分まで確認できる。
(以下は「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」エリアに展示している3Dモデリングデータ)
➂「おやすみプンプン」エリアでは、3Dモデルのプンプンが歩き回る!
④浅野氏が17歳のとき初めて出版社に持ち込んだ原稿を展示!
各エリアのイメージ
■バーチャル展覧会・会場全体図
■各エリアイメージ
「うみべの女の子」エリア
「おやすみプンプン」エリア
「ソラニン」エリア
「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」エリア
配信情報/浅野いにお氏プロフィール
【配信情報】
■バーチャル展覧会「画業20周年記念企画 浅野いにおの世界展〜Ctrl+T2〜」
配信期間:2021年4月7日(水)〜10月6日(水)
配信アプリ:MiloQ+(ミロックプラス)(https://www.miloq-plus.com)
入場料金:980円(税込) ※App Store/Google Play 決済使用
主催:「浅野いにおの世界展」実行委員会
協力:小学館、太田出版、ロッキング・オン、マウスコンピューター
公式HP:https://asanoinio-sekaiten.com
公式Twitter:@asanoinioctrlt2
【プロフィール】
・漫画家 浅野いにお
1980年9月22日生まれ/茨城県石岡市出身/漫画家・イラストレーター
【代表作品】
・ソラニン 単行本全2巻(累計97万部以上 ※電子含む)
・おやすみプンプン 単行本全13巻(累計300万部以上 ※電子含む)
・デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 単行本10集まで続刊中(約100万部 ※電子含む)
【略歴】
1998年 小学館に持ち込んだ処女作品「菊池それはちょっとやりすぎだ!!」が持ち込みから わずか一週間で『ビッグコミックスピリッツ増刊Manpuku!』(小学館)に掲載され漫画家デビュー。
2001年 『月刊サンデーGX』(小学館)による第1回GX新人賞に「宇宙からコンニチハ」で入選。
2002年 「素晴らしい世界」が『月刊サンデーGX』にて連載。(〜2004年)
2003年 「虹ヶ原ホログラフ」が雑誌『QuickJapan』(太田出版)にて連載。(〜2005年)
2004年 「ひかりのまち」を『月刊サンデーGX』にて不定期連載。(〜2005年)
2005年 「ソラニン」が『ヤングサンデー』(小学館)にて連載。(〜2006年)のちに実写映画化される。(2010年)
2006年 「日曜、午後、六時半。」が『ビッグコミックスピリッツ』短期連載。
2007年 「おやすみプンプン」が『ヤングサンデー』(小学館)にて連載。のちにビッグコミックスピリッツに移籍。(〜2013年) 同作は第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門の審査員委員会推薦作品に選出。
2008年 「おざなり君」が雑誌『CUT』(ロッキング・オン)にて連載。(〜2011年)
2009年 「うみべの女の子」が『マンガ・エロティクス・エフ』(太田出版)にて連載。(〜2013年)
2010年 「ソラニン」が宮崎あおい主演で実写映画化され公開。
2014年 「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」を『ビッグコミックスピリッツ』にて連載開始。
2017年 「零落」を『ビッグコミックスペリオール』(小学館)にて連載。(〜2017年)
2018年 「勇者たち」をマンガアプリ『マンガワン』(小学館)にて連載。
2019年 初の大規模展覧会「画業20周年記念企画 浅野いにおの世界展 〜Ctrl+T2〜」を東京と名古屋にて開催。
2021年 「デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション」が第66回小学館漫画賞にて一般向け部門を受賞。
【Ctrl+T2の意味】
「Ctrl+T」はフォトショップのショートカットキーで「拡大・縮小」。浅野氏の最大の特徴は、絵をパソコンに取り込んで編集作業を経て完成されること。「Ctrl+T」は一番よく使うショートカットキーで、浅野氏の特徴を一番表しているものであり、2010年に出版された画集のタイトルになっている。 その後、新たに展覧会・画集を出すことでタイトルを変更しようとしたが、この基本となる部分は変わらなかったため、「 Ctrl+T2」として、基本は変わらない続編という意味合いで展覧会・画集のタイトルとなった。
© 浅野いにお/小学館 ©浅野いにお/太田出版 ©浅野いにお/ロッキング・オン
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