【訃報】「ベルセルク」漫画家・三浦建太郎さん、急性大動脈解離のため死去。享年54歳

アニメ化もされた大ヒット作品「ベルセルク」などを執筆する漫画家・三浦建太朗さんが2021年5月6日14時48分、急性大動脈解離のために亡くなったことが、白泉社の公式サイトにて発表された。

白泉社公式サイトには、ヤングアニマル編集部一同として「三浦建太郎先生の突然の訃報に接し、ヤングアニマル編集部は深い悲しみに包まれています。この受けいれがたい事実をどのように捉えたらいいのか。正直、言葉が見つかりません。思い出されるのは、編集部の人間に会うと、いつも朗らかにご自分の好きな漫画やアニメ、映画の話などを楽しく語っていた時の笑顔ばかりです。我々は三浦先生の怒った顔を見たことがありません。いつも楽しそうな少年のような方でした。どうかファンの皆様、関係者の皆様、三浦先生の楽しそうな笑顔を想像していただき、ヤングアニマル編集部と共に静かにご冥福を祈っていただければと存じます。何卒よろしくお願い申し上げます」とコメントが掲載されている。

なお告別式は、家族で執り行われたそうだ。

三浦さんは1989年に「月刊アニマルハウス」に掲載された、読み切り短編の「ベルセルク」でデビュー。以降、他連載作品と並行して「ベルセルク」を本格連載開始。剣と魔法の世界を舞台にした、壮大な冒険バトルアクション作品「ベルセルク」は大ヒットを記録し、1997年~1998年にTVアニメ「剣風伝奇ベルセルク」、2012年~2013年に映画「ベルセルク 黄金時代篇」3部作、2016年~2017年にTVアニメ「ベルセルク」が制作された。

ご冥福をお祈り申し上げます。

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