「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」マフティーメンバートークイベントレポート到着! マフティーにフューチャーしたロングPVも公開に!!
2021年6月11日(金)についに公開となった「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」。大ヒットを記念してマフティーメンバートーク付き上映会が、6月20日(日)~6月21日(月)に実施された。
「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」の6月11日(金)の公開を記念して、マフティーメンバーのトークイベントが実施された。本イベントにはマフティーメンバー小野賢章さん、津田健次郎さん、石川由依さん、落合福嗣さん、武内駿輔さんが登壇。今までのイベントとは違うメンバーが集合し、アフレコ時の思い出などを語った。
本イベントのオフィシャルレポートが到着したので紹介する。
オフィシャルレポート
※敬称略 原文ママ
緊急事態宣言を受け、公開延期を発表していた「機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ」がついに6月11日(金)に公開。大ヒットを記念してマフティーメンバートーク付き上映会が、6月20日(日)~6月21日(月)に行われ、本作の主役ハサウェイ・ノア役の小野賢章、マフティーメンバーの、ガウマン・ノビル役の津田健次郎、エメラルダ・ズービン役の石川由依、レイモンド・ケイン役の落合福嗣、イラム・マサム役の武内駿輔が登壇した舞台挨拶映像が本編の後に上映された。
冒頭の挨拶では、小野が「普段と違う並びで新鮮です。もう控室から雰囲気が違いました。まさかの一芸大会が始まって本番前に爆笑の渦でした。」と、本作の主要キャラ三人とは違う雰囲気に新鮮さを感じつつ、控室での仲睦まじいエピソードを語り、和気あいあいとした雰囲気でトークが始まった。途中、一芸が披露されることはなかったが、登壇者たちは次回のイベントに期待を寄せた。
数回の公開延期を経て、ついに公開されたことに対して小野は「やっとお話しできるなと思いつつ、今までどこまで話していいのか試行錯誤しながら小出しにしてきましたが、ここまでくると逆にどこまで話したらいいか…(笑)」と戸惑いを見せつつも、本作を観た印象として、「やっぱり迫力があるし、音がすごい、劇場で見てもらえたのが嬉しいです。この劇場の大きなスクリーンで観て心にグサッとくるのは、市街地のシーンがリアルで何とも言えない気持ちになりますね。ただ全体を通して凄くかっこいい、大人な作品という印象です。」と真剣な様子で話し、津田は「今までにあまり観たことのない感覚がして、とても新鮮でした。スタイリッシュで今までにない感覚があり、すごくよかったです。」と述べた。石川は「最初から最後までハラハラしていたなと印象で、最初はハイジャックから始まって、ハサウェイとギギの関係性、人間関係がすごく繊細で丁寧に描かれていて、今後どうなるんだろうと感じながら、あっという間に終わってしまいました。」と感想を述べた。落合は「やっぱり市街地の戦いが印象的ですね。宇宙空間で戦ったりはあるけど、地球で重力を感じて、モビルスーツの機械の重たい感じの表現が心にグサッときました。かっこいいなと思いながら観ていました。」とモビルスーツ好きが垣間見えた。武内は「ストーリーもそうだけど、キャラクターの表情が細かく描きこまれているなと思いました。モビルスーツの戦闘シーンはもちろん、人物描写の表情や動きが作りこまれていて、これほどのクオリティが「閃光のハサウェイ」を映像化する時に、求められていたものかなと思うと、感動しました。」とそれぞれ本編を観た後の率直な気持ちを語った。
今作に出演が決まった時の感想を聞かれ、マフティーメンバーの4人は、「まさか自分がガンダムシリーズの大作に参加できるとは思わなかった」など率直に嬉しい気持ちを語った。中でも落合は「宇宙世紀の中にレイモンド役として息ができることに感動で、本当に嬉しかったです。」と、自身の気持ちを感慨深く語った。
また、津田・石川はそれぞれの役を演じるにあたって意識したこと・大変だったことを聞かれ、津田は「ガウマンは一見厳つくてゴリゴリな感じがするんですけど、淡々と冷静で…百戦錬磨の軍人に思えるが、ちょっとしたギャップみたいな感じが個人的に印象に残って、こういうところは大事にしたいなと思いました。」と自身が演じるキャラクターのガウマン・ノビルの魅力を語った。石川は「わりと戦闘能力が高い役を演じる機会が多いんですけど、ここまで言葉遣いが荒い役はなかったので、今回のエメラルダは見た目がワイルドで、姉御肌で、強気なので、演じられるか不安でしたね。アフレコでも何回かトライさせて頂きました。」とアフレコ収録時の思い出も語ってくれた。小野は「石川さんとは長い付き合いだけど、石川さんだと気づかなかった。」と、驚いた様子で絶賛した。それに対し石川も「私も自分で聞いていて、これ私なんだよなと思いました(笑)。なので、新しい私を見ていただけるのかなと思います。」と新たな一面も伺えた。
トーク後半では、マフティーメンバーのお互いの印象やアフレコ現場での様子が語られた。落合は「僕たちマフティーのリーダーであるハサウェイの心の芯が、作品を通すと知ることができるが、メンバーには見せてないのかなと。コロナ禍ということもあり、武内さん石川さんと三人でアフレコしたので、ハサウェイがいなかったんですよ。それが逆に、リーダーだけどそこにいない、彼の本当の心の内が見えない…“でもリーダーだ“というのが、アフレコしやすかったです。」それに武内も賛同し、「結果的に独特な距離感が生まれたのかなと感じました。」と、リーダーとしてのハサウェイに対する印象を語った。それに対し小野は「僕はマフティーのメンバーと会話したかったです。ハサウェイはケネスといるときは自分の思っていること、やっていることが逆なので、すごく気持ちを作る上では真逆のことを思っているので違和感がありました。でも、マフティーメンバーとの会話は言動と行動が一致しているので、そこの会話は他の人と実際に話したかったです。演じていく中で芝居の正解に確信がもてなかったのが正直なところです。」と、マフティーメンバー二人とは反対の印象を話し、自身の役作りへの心情を語ってくれた。
最後に、本作のおすすめポイントや、こんな人に見てほしいというメッセージでは、武内「表情の作り方や、どんな登場の仕方をしたら雰囲気を感じさせるかなど、演出にもこだわりを感じるので、そこは何度も観て楽しんでいただけたらなと思います。」 石川「エメラルダが最後の方でマフティーの代表となってハサウェイを手助けするシーンがあるんですけど、アフレコの時に緊迫と緊張の極限のところで演じてほしいとお話をいただいて、息苦しく手が震えながらも必死に演じたので、また観ていただく際は注目していただけたらなと思います。」 小野は「考察するところも沢山あるけど、ペーネロペーとクスィー(Ξガンダム)が戦うシーンで、クスィーの銃を構える際の細かい動きが好きです。かっこいいので何度も観てほしいです。」津田「それはもう一度見たくなるね」と共感。続けて津田は「全体を通して新しい感覚の作品です。市街戦が本当に怖く、生身の人間の無力さを感じます。そしてとにかく没入感があり、1度目と2度目で印象が変わりますね。ブルジョア感のある高級ホテルとかもいいですよね、何回も見てほしい。」 落合は「重量感のあるモビルスーツが空を飛ぶシーンでの、その時に起こる周りへの影響をかなりリアルに表現している。また、Ξガンダムが最初に手だけだして登場するシーンでの関節の動きが大好きです。あそこだけ何度も観ちゃいます。」小野「ガンダムシリーズは、今まで顔のアップから始まるけど、「閃光のハサウェイ」のクスィーは手からの登場で、今までのガンダムと違うよね。」と述べた。
最後の挨拶では、小野「公開延期で、沢山お待たせしてきた中で、こうやって本作のことを、他のキャストのみなさんとお話しさせていただけている今、公開したのだなと実感しています、まだ始まったばかりですが、もっと観てほしいガンダムシリーズの一作品として素晴らしい作品となっておりますので、沢山観て、みなさんで語り合ってほしいと思います。これからも応援お願いします。ありがとうございました。」と熱い思いと共に締めくくり、幕を閉じた。
マフティーにフューチャーした新ロングPV公開!
今回公開された、ロングPVはマフティーメンバーをメインに作られている。ダバオでハサウェイと接触する諜報員のミヘッシャ・ヘンス、1ギャルセゾンのキャプテンであるレイモンド・ケイン、メッサ―2に搭乗しているガウマン・ノビル、メッサー1を操縦しているエメラルダ・ズービン、ハサウェイの事情を知っている良き理解者のイラム・マサムなど、マフティーメンバーが勢ぞろいしている。
また、モビルスーツ同士の激しい闘いや、ギギと掛け合い、ケネスがマフティーに対して辛辣なセリフを言う場面など、本編の映像がふんだんに使われている。ハサウェイがマフティーの活動に対し1人で悩む姿が印象的な、重厚感のあるロングPVとなっている。
【作品情報】
<公開情報>
大ヒット公開中!
<キャスト>
ハサウェイ・ノア:小野賢章
ギギ・アンダルシア:上田麗奈
ケネス・スレッグ:諏訪部順一
レーン・エイム:斉藤壮馬
ガウマン・ノビル:津田健次郎
エメラルダ・ズービン:石川由依
レイモンド・ケイン:落合福嗣
イラム・マサム:武内駿輔
ミヘッシャ・ヘンス:松岡美里
ミツダ・ケンジ:沢城千春
メイス・フラゥワー:種﨑敦美
ハンドリー・ヨクサン:山寺宏一
<スタッフ>
企画・製作:サンライズ
原作:富野由悠季、矢立 肇
監督:村瀬修功
脚本:むとうやすゆき
キャラクターデザイン:pablo uchida、恩田尚之、工原しげき
キャラクターデザイン原案:美樹本晴彦
メカニカルデザイン:カトキハジメ、山根公利、中谷誠一、玄馬宣彦
メカニカルデザイン原案:森木靖泰
色彩設計:すずきたかこ 撮影監督:脇顯太朗
CG ディレクター:増尾隆幸、藤江智洋
編集:今井大介
音響演出:笠松広司
録音演出:木村絵理子
音楽:澤野弘之
主題歌:[Alexandros]
配給:松竹ODS事業室
<ストーリー>
―ネジェンって、知っているかい?
それを知っているなら、連れていってあげる―
第二次ネオ・ジオン戦争(シャアの反乱)の終結から12年が経過したU.C.0105―。人類と宇宙世紀の未来を示すかと思われた“アクシズ・ショック”を経ても、世界は変わらず混乱状態にあり、断続的に軍事衝突が発生していた。
地球連邦政府の腐敗もさらに進んでおり、上層部は地球の汚染を加速させただけでなく、強制的に民間人を宇宙へと連行する非人道的な政策「人狩り」を行っていたのである。
そんな地球圏の腐敗に立ち上がったのが、「マフティー・ナビーユ・エリン」と呼ばれる人物が率いた反地球連邦政府組織「マフティー」であった。
彼らは地球連邦政府高官を次々と暗殺するという苛烈なテロ行為に手を染めていたが、連邦政府への反発を強める民衆からは一定の支持を得ていた。
その「マフティー」本人を名乗り、指揮する人物こそ、かつて一年戦争にも参加した地球連邦軍士官ブライト・ノアの息子で、シャアの反乱の阻止にも参加していたハサウェイ・ノアであった。
アムロ・レイ、シャア・アズナブルの理念と理想を肌で知る彼は、ふたりの意思を宿した戦士として、武力による抵抗から道を切り拓こうと画策していたのである。
だが、連邦軍大佐ケネス・スレッグと謎の美少女ギギ・アンダルシアとの出会いが、彼の運命を大きく変容させるのであった。
(C)創通・サンライズ
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