【インタビュー】2nd EP「おやすみ おはよ」をリリース! Gothic×Luckがあなたを夢の世界に誘う

「けものフレンズ」新ユニットオーディションから誕生した2人組の声優ユニット「Gothic×Luck」(ゴシックラック、※略称ゴクラク)が、6曲入りの2nd EP「おやすみ おはよ」をリリース。「夢」をコンセプトに作られた6曲を収録した本作は、メンバーの八木ましろ、菅まどかにとっても、みずからの成長を感じる1枚になった!
今回は、2人の出会いから今までの歩みを振り返るとともに、2nd EP「おやすみ おはよ」の聴きどころについて、たっぷり語ってもらった。お互いを「しーちゃん」(八木)、「かんちゃん」(菅)と呼び、ユニット結成時に比べて、どんどん仲よくなっていったという2人。息の合ったトークで、笑顔の絶えないインタビューになった。

2nd EPでは、進化したゴクラクを感じていただけると思います


──Gothic×Luckは1st、2ndともにEPでのリリースで、普通のシングルよりも曲がたっぷり入っているんですよね。

 そうなんです。1st EPから少し時間があいてしまったんですけど、2年3か月ぶりに6曲入りの2nd EP「おやすみ おはよ」をリリースすることができました。

──去年の3月に配信シングル「桜てのひら」をリリースされてますが、そのときは1曲のみだったので、今回で持ち曲が一気に増えた感があります。

 はい。ライブで曲を選ぶのに困っちゃうくらい曲が増えました。

八木 贅沢な悩みだよね(笑)。でも、もっと困れるようになろうね!

 がんばろう!

──1st EP「Starry Story EP」と比べて、成長をどのように感じていますか?

 2019年1月に始まったTVアニメ「けものフレンズ2」で、エンディングテーマ「星をつなげて」を歌わせていただいて、その直後の3月にリリースさせていただいたのが「Starry Story EP」でした。2人ともまだ、右も左もわからない状態だったので、そのときと比べると、歌声もライブパフォーマンスもすごく成長できたんじゃないかなと思っています。


八木 「けものフレンズ」の新ユニットオーディションで出会って、Gothic×Luckとしての活動が始まった当初、常に2人一緒にいたのは、かんちゃんも私も不安だったからという理由が大きくて。お互いがお互いをすがるような目で見ていたころがあったよね。

 たしかに(笑)。

八木 でも、いろいろな経験をさせていただく中で徐々にお互いを理解し、本音を言えるようになって。どのような場でも飾らない私たちというか、それぞれの「自分」を出せるようになってきました。それを経ての2nd EP「おやすみ おはよ」なので、お互い楽曲に感じた気持ちをより素直に表現することができたと思います。進化したゴクラクを感じていただけたらうれしいです。

──そもそも、出会ったとき、お互いの第一印象はどんな感じだったんですか?

八木 「けものフレンズ」新ユニットオーディションの最終選考が4人1組のグループ面接で、そのときにかんちゃんと同じグループだったんです。かんちゃんは背が高いし大人っぽい服を着ていたというのもあって、落ち着いた感じの子だなあと思って。でも、オーディションが始まって話し始めたら、すごく明るくて面白くて、笑い方もすごく特徴的だったんです(笑)。

 あははは(笑)。

八木 さらにおっちょこちょいな一面もあって、歌うときに歌詞カードがうまく出せなくて「あ、ちょっと待ってください、ちょっと待ってください」って言ってて。

 本当に焦っていた記憶がある(笑)。

八木 審査員の方々も思わずクスクス笑ってました。でもかんちゃんのその焦り具合が場の空気をなごませてくれたんです。

 審査員のみなさんがやさしかったんです。しーちゃんは私の隣の席に座っていて。かわいいし、私がバタバタしているときもニコニコしてくれて、素敵な人だなあと思って。オーディションが終わってから、お菓子を勧めてくれたのも覚えてます。

八木 待機しているときに、テーブルにおにぎりやお菓子が用意されていたんです。おにぎりは緊張で食べられなかったんですけど、お菓子が美味しくてリラックスできたので、目の前にいたかんちゃんに「お菓子、食べましたか?」って話しかけたんです。

 その姿も「めっちゃかわいいー!」って思って(笑)。それに、とてもしっかり者に見えました。

八木 最近の私は、かんちゃんの前で自分をさらけ出せるようになった分、逆にかんちゃんのほうがしっかりしてるなと感じることもあります。こう見えて、意外とちゃんとしている子なんです(笑)。

 そうなんです(笑)。性格的には正反対と言ってもいい2人で、だからこそ逆に、一緒にいて楽なのかなと思います。

八木 お互いの得意なこと、苦手なこともわかってきて、頼り合うことができるようになってきました。

──菅さんの得意な部分って、たとえば何ですか?

 えっ、なんだろ?

八木 この子は、何も考えていないときが一番の強みで、言い方は変ですけど、野放しにしておくのがいいんです(笑)。感情表現が豊かで、曲の感想を語るときも言葉がどんどん出てきて、きっとファンの方々の心に響いていると思います。私は情報をきちんと伝えることは得意なんですけど、リアクションが小さくなってしまう一面があるので、そこをかんちゃんが私のぶんまで、ワーッと気持ちを出してくれて。やっぱりいいコンビだなと思います。

 私は盛り上げ担当です!(笑) しーちゃんがしっかりしたMCをしてくれるからこそ、スタッフさんも「かんちゃんは好きにやっていいよ」って言ってくれるんだと思います。

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