夏だ! 一番! バーザム祭り! 「HG1/144バーザム(A.O.Z RE-BOOT版)」&「HG 1/144 バーザム レジオン鹵獲仕様 (A.O.Z RE-BOOT版)」を作ってみた!【泰勇気の週末プラモ 第36回】

社会人ともなると忙しい毎日の中で積みプラが増えてしまいがち……。そんなあなたに代わって、ロボット&プラモデル大好き声優の泰勇気がプラモデル製作に挑戦するのが、この連載!

コンセプトは「忙しい社会人でも、週末の休みを使えばここまでできちゃうよ」。ルールは素組みで、1~2日の制作期間の2点のみ! この連載を読めば、きっとあなたの作ってみたいプラモデルと出会えるはずだ。

というわけで、「声優・泰勇気の週末プラモ!」。第36回スタート!

第36回 HG1/144バーザム(A.O.Z RE-BOOT版)&「HG 1/144 バーザム レジオン鹵獲仕様 (A.O.Z RE-BOOT版)

今回は意外にも初のガンプラレビュー! そしてアイテムはプレミアムバンダイ専売のHG1/144バーザム(A.O.Z RE-BOOT版)」HG 1/144 バーザム レジオン鹵獲(ろかく)仕様 (A.O.Z RE-BOOT版)」の2点!

「A.O.Z」とは「ADVANCE OF Z」の略で、現在「電撃ホビーウェブ」にて連載中の「機動戦士Zガンダム」の外伝作品のことです。

今回紹介する2機は、藤岡建機先生による漫画・イラスト作品A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-に登場する機体のキット化商品。

公式サイトでは、設定イラストを見ることもできるので、そちらもぜひ一度ご覧ください!

まず「HG 1/144 バーザム(A.O.Z RE-BOOT版)」から。
パッケージはプレミアムバンダイ専売商品を象徴する単色印刷です。

ランナーは、それほど多くはありません。自分の組み立て所要時間はおよそ2時間といったところ。

シール貼り付けまで説明書通りに完成させたのがこちら。
「バーザム」とは言っても、「TV版」とは全く違うキットです。

独特のプロポーションが特徴のバーザムですが、本キットはそのイメージを残しつつスタイリッシュにアレンジされています。

TV版とは異なるけれど、どこからどう見てもバーザムの胸部。

もともと不思議なバランスだった各部位の形状が、また別の方向性で面白いバランスでまとめられております。

バックパックやリアスカートも元のデザインラインを継承しつつ、シャープにアレンジ。
「プリムローズ2」分離ギミックは今回見送られていますが、腕に覚えのある方はこれらのパーツを用いて改造してみてはいかがでしょうか!?

モノアイはクリアパーツ。頭部のバルカンポッドは着脱可能です。


頭部はボールジョイント接続で、ご覧のように可動。

首の根本は左右にスイングするので、こんな感じに頭部を左右にスライドさせるような動きも可能。

肩の関節は前方と上方へスイング。接続部はボールジョイントなので、回転なども可能。

上腕と肘関節はボールジョイント接続で、通常のMSにはあまりない可動域を持ちます。

肘関節も二重関節でここまで曲げられます。

手首、肘もボールジョイント接続で回転可能。

バックパックは跳ね上げ可能。

「プリムローズ2」の主翼でもあるリアスカートも可動。

胴体のシリンダーは可動に連動して伸縮。「HG」ブランドとしては異例のギミックです。そして胸部がボールジョイント接続なので、回転や横方向への傾けも可能。

スカートアーマーが存在しないため、股関節が独特のデザインであるにも関わらず、なかなか柔軟に可動します。股関節のスイング機能は、ポージングにとても役立ちます。

膝は二重関節で深く曲げられます。

このバーザムの膝と太ももの接続部は独特な形状です。

脹脛のスラスターブロックは大きく跳ね上げられます。

足首は閉じることもできるし、脹脛のスラスターブロックを跳ね上げれば後方へ大きく曲げられます。

左右へのスイングと回転も可能。

付属の武器は、バーザムの特徴でもある独特な形状のビームライフルとビームサーベル2本。量産型MSとしては標準的です。

さてこのバーザム、ただの量産型MSと思うことなかれ。

めちゃめちゃかっこよくポージングが決まるので、ご覧ください!

まずはビームサーベル。ボリュームのある脚部パーツが力強いポージングを実現。

2本持たせたらもう量産機であることを忘れます。

ビームライフルは上腕に接続しつつグリップを手に握らせる方式。

この独特な構えから、ちゃんとバーザムのライフルだとわかりますね~。

上腕に接続されているので肘は曲げられるのかなと思っていたのですが、ビームライフルを装備させたままでも曲げることができました。すごいです。

片膝立ちをさせるとこんな感じ。

多くのガンプラに配置されている、腰部下面のアクションベース接続部ですが、本キットは腰部リアスカートの裏にあるのが個人的にはポイント高いです。

これがあのバーザム!? と思うほどかっこよくないですか!?

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