【インタビュー】岡咲美保、アーティストデビュー! 1stシングル「ハピネス」は憧れの自分を歌った、ポジティブソングに

TVアニメ「転生したらスライムだった件」の主人公リムル=テンペストを演じて脚光を浴び、ゲーム「アイドルマスター シャイニーカラーズ」などで歌唱力にも定評のある岡咲美保が、いよいよアーティストデビューを果たす! 1stシングル「ハピネス」は、大人気サウンドプロデューサー、DECO*27の作詞・作曲。タイトル通りの明るい楽曲となった。
気負うことなく自然体の彼女。そのすばらしい人柄は、今回のインタビューにも遺憾なく現れている。自分の新たな扉を開いた喜びを、たっぷりと語ってもらった!

小さいころから変身願望があって、声優に憧れていました


──ソロデビュー、おめでとうございます。まずはアーティストとしての第一歩を踏み出した思いをお聞かせください。

岡咲 小さなころから歌が好きで、声優としてお仕事をさせていただくようになってからは、キャラクターソングを歌う機会もあって、歌を通して表現することの楽しさを、何度も味わわせていただいてきました。そして次は、アーティストとして自分自身で歌を表現する場をいただけて、本当にうれしいです。私ひとりでは見ることができない景色を、これからみなさんと一緒に見られると思うと、ワクワクが止まりません。

──そもそも岡咲さんは、最初に声優を目指したのでしょうか、それとも歌手を目指していたのでしょうか?

岡咲 声優に憧れて目指していました。私にはずっと、変身願望みたいなものがあって。アニメの世界でなら、魔法使いになって空を飛んでみたりや、性別や年齢を超えたりと、人間ではなく動物にまで変身できる。そんなさまざまな役に挑戦ができる声優というお仕事って素敵だなと思い、憧れるようになりました。さらに歌も歌えるお仕事だということがわかって、声優として歌うことにも興味を覚えました。

──声優デビューは2017年で、今までに、いろいろな役を演じてきましたね。

岡咲 ありがたいことに、役を通していろいろな経験をさせていただいてきました。でも、もっといろいろな役をオーディションでつかみ取れるように、がんばっていきたいと思います。

──アーティストとして活躍する先輩声優が身近にいたと思います。どんなふうに感じていましたか?

岡咲 かっこいいなと憧れの目で見ていました。自分もいつかアーティスト活動をするチャンスがいただけたらいいなという気持ちはあったのですが、声優として駆け出しなので、私にははるか未来のことだと思っていて。キングレコードさんからお声をかけていただいたときは、本当に驚きましたが、躊躇するようなことは一切なく、「よろしくお願いします」と即答させていただきました。しかもキングレコードさんには、私が中学生のころから憧れていた声優アーティストさんが何人も所属されているので、大きな背中を追いかけて、よりがんばっていきたいという気持ちになりました。

──水樹奈々さんとは、声優デビュー前に接点があったそうですね。

岡咲 高校1年のときに、地元の岡山県で「NHKのど自慢」が開かれたことがあって、ゲストに水樹奈々さんがいらっしゃると知って、応募しました。水樹さんの目の前でご本人の曲を歌わせていただいて、番組内で少しお話もさせていただけて、本当にうれしかったです。その後、プロの声優になってからはお目にかかったことがなくて、いつかお会いできたときを想像するとドキドキします(笑)。

──アーティストデビューを果たして、より未来が広がっていくことに期待です。CDジャケットやオフィシャルサイトではイエローが強調されていて、岡咲さんらしい爽やかさだなと思いました。

岡咲 好きな色ですし、作品で担当させていただくキャラクターも黄色に縁がある子が多くて、アーティストデビューするにあたっても、私のイメージに合う素敵な色だなと思いました。

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