映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」最新映像が解禁! 謎の新キャラ&あの組織のエンブレムも?

米・ニューヨークで現地時間10/7(木)~10/10(日)に開催中の、世界的ポップカルチャーの祭典<ニューヨーク・コミコン(New York Comic Con:NYCC)>にて、2022年公開となる映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」のパネルディスカッションが開催。最新映像が解禁された。

原作者・鳥山明が描く渾身の一作! ついに正式タイトル発表!! 「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」初出映像&進化した悟空のビジュアルも超公開!

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映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」は原作者・鳥山明さんが自ら脚本を執筆し、新たに生み出されたストーリーにキャラクターデザイン、セリフの細部に至るまで、徹底的にディテールにこだわった原作者渾身の一作。これまで悟空が登場する特別映像のみが解禁となっていたが、ついに本作の物語の一端が垣間見える、鮮烈でハイクオリティな最新映像と新ビジュアルが披露された。


パネルディスカッションには、英語版の声優を務めるウィス役のイアン・シンクレア氏、ブルマ役のモニカ・ライアル氏が登壇。さらに東京から中継という形で、本作のエグゼクティブプロデューサーを務める集英社の伊能昭夫さん、プロデューサーを務める東映アニメーションの林田師博さんが登場。「世界初公開の映像をファンのみなさまにお見せする」と話し、会場は期待から、とてつもない熱量に包まれたという。

今回は、映像の詳細とイベントレポートをあわせて紹介する。

【特別映像PART2】



今回の敵は“レッドリボン軍”!? 新キャラクターの名前が判明


公開された映像の冒頭では、紫スーツ姿の男が、赤いスーツ姿の男2人に何やら送迎されている様子。そしてサンディエゴ・コミコンでビジュアルのみ解禁された、赤と青のマントをつけた黄色いスーツ姿の2人が孫悟空、ベジータ、魔人ブウの姿が映し出されたモニターを見上げている。
この2人は“ガンマ1号”、“ガンマ2号”という名前と発表された。


紫スーツ姿の男が手に持つカップや、赤いスーツの男の胸、ガンマ2号の左腕には、見覚えのある左右対称の赤い三角形の中にRRの文字。これはシリーズ初期に登場し、悟空が壊滅させたあの世界最悪の軍隊“レッドリボン軍”のエンブレム!
伊能さんから「このキャラクターたちは物語の重要人物」と明かされた。あのレッドリボン軍がどのような形で登場するのだろうか。

おなじみのキャラクターが集結! 鳥山明が話す「意外なキャラが大活躍」の正体が⁉


映像中盤からはおなじみのキャラクターたちが登場。気を高めている成長した姿のパン、青いエネルギー弾の攻撃を受けるピッコロ、煙から飛び出してくる孫悟空。
伊能さんは「ピッコロがパンに稽古をつけている。意外なキャラが大活躍というのはこのあたりを指します」と、5月9日に鳥山明さんがコメントした部分に言及した。
スーパーヒーローたちが一体どのような活躍を見せてくれるのか? ファン興奮必至の、期待が高まる映像になっている。


さらに、最新映像の発表で興奮さめやらぬ会場に、本作のアフレコを終えたばかりという孫悟空役の野沢雅子さん、ピッコロ役の古川登志夫さんから、ニューヨークの会場のファンに向けたビデオメッセージが届いた。


野沢さんからは「今までの劇場版とちょっと違うのは、悟飯一家のことも描かれること。」と内容に言及。さらに「レッドリボン軍が出てくるんです。嫌ですね、なんて姑息なことをしてくるんだ、許せない」と、もはや孫悟空としての発言のようなコメントに、ファンからは笑みがこぼれた。

 
古川さんは「ものすごいテンション。仕上がりももちろん素晴らしいです。ドラマパートもバトルパートも、それぞれすごいクオリティになってます。」と太鼓判を押し、さらにピッコロが活躍するということに対し、「ピッコロは今回出番が多いです。特にパンちゃんに対しては、まるで孫をかわいがるおじいちゃんのようであると同時に、ある場面では師匠のよう。演じていて楽しかった」と、終えたばかりのアフレコの感想を話した。


最後に野沢さんは「世界中のドラゴンボ―ルファンの期待を、遥かに超える作品になっています!」、古川さんは「鳥山明先生が脚本はもちろん、あらゆる場面で大きく関わってくださっているので、仕上がりがいいのは当然です!」とコメント。原作者・鳥山明さんが追求した最高密度のクオリティと、全てが規格外の本作。まさにドラゴンボール史を塗り替える、映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」に注目だ。

【作品情報】
映画「ドラゴンボール超 スーパーヒーロー」 
2022年、全国ロードショー!
原作・脚本・キャラクターデザイン:鳥山明

(C)バード・スタジオ/集英社 (C)「2022ドラゴンボール超」製作委員会

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