【結果発表】「観たい2021秋アニメ人気投票」。1位と3位がヴァンパイアものという異例の結果! サンライズ久々のロボットアニメも上々の事前人気

すでに2021秋アニメもスタートを切っているが、その前段として、ユーザーの皆さんが期待する作品に投票していただいた、アキバ総研公式投票企画「来期は何を観る!? 観たい2021秋アニメ人気投票」の結果をお伝えしよう。


まずはベスト10に入った作品の一覧をご覧いただきたい。


1位:「吸血鬼すぐ死ぬ」・・・・・・180票
2位:「境界戦機」・・・・・・162票
3位:「ヴィジュアルプリズン」・・・・・・112票
4位:「ビルディバイド -#000000(コード ブラック)- 1st season」・・・・・・90票
5位:「プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~」・・・・・・57票
6位:「無職転生 ~異世界行ったら本気だす(第2クール)」・・・・・・53票
7位:「古見さんは、コミュ症です。」・・・・・・31票
8位:「異世界食堂2」・・・・・・27票
9位:「最果てのパラディン」・・・・・・26票
10位:「結城友奈は勇者である 大満開の章」・・・・・・24票

2021秋アニメの期待値投票で見事1位となったのは、マッドハウス制作によるコメディ作品「吸血鬼すぐ死ぬ」だった。本作は、週刊少年チャンピオンで連載中の盆ノ木至さんによる人気漫画が原作。史上最弱吸血鬼のドラルクと苦労人体質のロナルド、アルマジロのジョン。そして彼らを取り巻くバカと変態たちが繰り広げるハイテンション吸血鬼即死ギャグとなっている。今期アニメの中では貴重なおバカ系コメディ作品に熱い注目が注がれているというのは、なかなか興味深い。


続く2位には、サンライズが贈る久々の本格ロボットアニメ「境界戦機」がランクインした。ガンプラや超合金シリーズなどでおなじみの「BANDAI SPIRITS」と、サンライズのグループ会社として新たに設立された「SUNRISE BEYOND」が、企画立ち上げから共同で企画・製作まで携わったという意欲作。監督は、元ジーベックの羽原信義さんが担当するというだけあって、否が応でも期待は高まるというもの。


さらに3位にランクインした「ヴィジュアルプリズン」は、A-1 PicturesによるオリジナルTVアニメ作品。こちらも1位の「吸血鬼すぐ死ぬ」と同じく、最近流行りのヴァンパイヤ作品であるが、こちらはヴィジュアル系ユニットによるバトルがテーマの青春物語。女性票もしっかり獲得しての堂々3位という結果になっている。


4位に入った「ビルディバイド -#000000(コード ブラック)- 1st season」は、少し変わった枠組みの作品。本作は、アニプレックスが始動した「ビルディバイド」プロジェクトの一端を担うものだが、同時に同名のTCGも新たに展開するということで、かつての「遊戯王」などと同様の構成を持った作品となる。アニプレックスの新たな挑戦がどのように展開するかが見ものだ。


また、5位の「プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~」は、アイスホッケーをテーマにしたスポーツアニメとなる。昨今、スポーツをテーマにしたアニメ作品に良作が多いが、本作もそれに続くか。なお、本作はDMM GAMESとのメディアミックスで、アニメと同時にゲームのほうも展開される。「ウマ娘」のようなヒットを呼ぶかどうか注目だ。


6位以下では、6位「無職転生 ~異世界行ったら本気だす(第2クール)」、8位「異世界食堂2」、10位「結城友奈は勇者である 大満開の章」など、人気作品の続編が多くランクインした。どの作品も、第1期などで評価が高かった作品だけに、続編が待ち望まれていたところ。特に「結城友奈は勇者である 大満開の章」は、同シリーズの正伝作品としては4年ぶりとなる作品だけに、ファンからの期待は高い。


そんな6位以下で目立っているのは、7位「古見さんは、コミュ症です。」と、9位「最果てのパラディン」だ。「古見さんは、コミュ症です。」は、週刊少年サンデーにてオダトモヒトさんが連載中の人気漫画が原作。アニメに先立ち実写ドラマが放映されたこともあって、話題性は豊富と言える。また、「最果てのパラディン」については、輪くすさがさんによる同名ライトノベルが原作のファンタジー作品。昨今珍しい王道ファンタジーものということもあり、ファンからの期待も高そうだ。


なお今回、大人気アニメである「鬼滅の刃」の最新作「鬼滅の刃 第2期」が11位という順位につけたが、本投票企画のスタート時点ではまだ作品の正式発表がなされておらず、作品ノミネートの期間が短かったことがベスト10圏外となった大きな理由と思われる。この点は何とぞ、ご了承いただきたい。


11位以下の作品も、今期は注目作揃いなのでぜひチェックを!

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