上松範康×RUCCA×Elements Gardenが送る新メディアミックスプロジェクト「テクノロイド」発表会レポート!
上松範康×RUCCA×Elements Gardenが原案を担当し、アニメとゲームと⾳楽を連動させた新世代メディアミックスプロジェクト「テクノロイド」のプロジェクト発表会が、 2021年11月6日(土)に開催。会の模様は、YouTube LiveおよびABEMAにて生配信された。
本発表会にて、TVアニメ「テクノロイド オーバーマインド」の2022年放送決定、さらに、スマホゲーム「テクノロイド ユニゾンハート」の2022年初旬リリース決定と事前登録スタートが発表された。
それに合わせ、プロジェクトPVとElements Gardenが⼿がけたユニット楽曲を初解禁。さらにキャラクター原案・LAMさん描き下ろしのユニットビジュアル、11名のキャラクター&キャストの最新情報及び、プロジェクトメインスタッフなどの詳細情報が発表された。
「テクノロイド」は、サイバーエージェントがエイベックス・ピクチャーズ及び Elements Garden と共同で制作する、アニメ・ゲーム・音楽を連動させたメディアミックスプロジ
ェクト。アニメーション制作を動画工房が、ゲーム開発をワンダープラネットが担当し、2022年のTV アニメ放送・ゲームリリースを目指す。
太陽の熱で地表が水没してしまった未来の地球を舞台に、人類に代わって労働を担うようになったアンドロイドたちが、エンターテインメントタワー「バベル」の頂上を目指し、ライブパフォーマンス「クライムステージ」を繰り広げるというストーリーだ。
発表会には、原案の上松範康さん(Elements Garden)、RUCCAさん、アニメーションプロデューサーの田中宏幸さん(サイバーエージェント)のほか、「KNoCC(ノックス)」メンバーのコバルト役・浦和希さん、クロム役・渋谷慧さん、ケイ役・峯田大夢さん、ネオン役・kaytoさん、「STAND-ALONE(スタンドアローン)」メンバーのライト役・萩谷慧悟さん、「メタリカメタニカ」メンバーのアウル役・大塚剛央さんが登壇。
これから船出をする「テクノロイド」という作品の魅力と、今後への期待を語り合った。
左より上松範康さん、RUCCAさん、田中宏幸さん
まず登壇したのは、原案の上松範康さん、RUCCAさん、アニメーションプロデューサー・田中宏幸さんの3名。
本企画が動き出したのは、4年と少し前のこと。もともと上松さんは、田中プロデューサーと「音楽もの」のアニメを一緒にやりたいと話していたそうで、そんな折、上松さんはEDM系の楽曲への歌詞の乗せ方が素晴らしいと思っていた作詞家のRUCCAさんに物語も書いてみてはどうかとオファーしたそうだ。
それを受けて、「既存のものとは違うものを出したい」と考えたRUCCAさんは、歌でアンドロイドの心も成長するのではないか、というアイデアを提案。「自分の歌詞がEDMにはまるのに合致したのか、それでいくことになった」とRUCCAさんは、本企画の起ち上げエピソードを語った。
田中プロデューサーは、「アニメ、ゲーム、音楽を取り交ぜた大型のプロジェクトとなる」とコメント。さらに、「キャラクター全員がいい奴なんです。悪役がいないというか、すごくやさしいアニメ。そのキャラクターに合うかどうかでオーディションをやった結果、フレッシュな若い声優さんたちや声優に初挑戦という方(が選ばれた)。そこ(肩書)はあまり意識せずにキャラに合っているかというところで選んだ」と、キャスティングについて語った。
このステージにて、キャラクターのビジュアルも解禁。イラストレーター・LAMさんの描くキャラクターに、上松さんも「めちゃくちゃかっこいい! 原色が使われているのに、まとまっているのがすごい」と太鼓判を押した。
また、本作のメインコンポーザーである菊田大介さん(Elements Garden)も、ビデオコメントで出演。「楽曲は機械的、アンドロイド感が出るような楽曲にしようというコンセプトで始まりました。楽曲的には自分としてはかなりチャレンジしている。Elements Gardenが総力をもって担当させてもらっています」と意気込みを語った。
ちなみにRUCCAさんによると、すでに30曲もボーカル曲を作り終えていて、そのバリエーションも豊かすぎるので、きっと好きな音楽が見つかるのではと、楽曲への自信をのぞかせた。
発表会後半は、スタッフ陣と入れ替わる形でキャストが登場。「KNoCC(ノックス)」メンバーのコバルト役・浦和希さん、クロム役・渋谷慧さん、ケイ役・峯⽥大夢さん、ネオン役・kaytoさん、「STAND-ALONE(スタンドアローン)」メンバーのライト役・萩谷慧悟さん、「メタリカメタニカ」メンバーのアウル役・萩谷慧悟さんが登壇し、キャラクターの魅力や作品、音楽について語りあった。
まず、「KNoCC(ノックス)」のメンバーから自己紹介も兼ねて、演じるキャラクターについての解説が行われた。浦和樹さんは、物語の中心人物であるコバルトについて、「陽気で騒がしいムードメーカー。子供のように暴れまわるというか、メンバーを引っ張っていくムードメーカー兼リーダーのよう」とコメント。そんな元気いっぱいのキャラということで、その元気ぶりをいかに表現するかに腐心しているようで、「収録が終わるころにはヘロヘロ」になっているそうだ。
左よりクロム役・渋谷慧さん、コバルト役・浦和希さん、ネオン役・kaytoさん、ケイ役・峯⽥大夢さん
ユニットの楽曲「KNOCKIN' ON×LOCKIN' ON」について、ネオン役のkaytoさんは、「お腹や胸の底から高揚感が引っ張り出されるような、ワクワクする曲だと感じました」。クロム役・渋谷慧さんは、「いや~、かっこいい! KNoCCとして初めて出す曲なので、『テクノロイド』の世界観もしっかり表現された曲になっている」とその魅力を語った。
そのレコーディング時のエピソードとして、ケイ役・峯⽥大夢さんは「キャラクターの考えていることを思いながら、どういう歌にしようかとディスカッションさせていただいて、いろいろ挑戦しました。『KNOCKIN' ON×LOCKIN' ON』を聴いたうえで、ほかの曲も聴いてほしい」とコメントした。
続いて「STAND-ALONE」が紹介された。メンバーはカイト(CV:古川慎)、ライト(CV:萩谷慧悟)、ナイト(CV:梶原岳人)の3名。発表会には萩谷さんが登壇し、古川さん、梶原さんはビデオコメントでの出演となった。
今回、初めて声優に挑戦する萩谷さんは「昔から(声優に)興味があったので、オーディションに受かって嬉しかったです」と喜びを語る。
彼らの楽曲タイトルは「Not Standing Alone」。萩谷さんは「歌始まりの曲なんですけど、そのインパクトが、(双子の)ナイトとライトが皆を盛り上げたところで、グッと締まった曲を歌うイメージが浮かんで、そこがかっこいい。しかもテクニック的にも高度なことをやっているので、さすがトップグループ」と楽曲について解説。まだほかのメンバーと直接会ったことがないということで、「梶原さん(演じるナイト)と双子感をどう出すか」をレコーディング時には意識したという。
最後に紹介されたのが、「人を笑顔にする」という目的を掲げる「メタニカメタリカ」。メンバーはシルバ(CV:榎木淳弥)、アウル(CV:大塚剛央)、ラナ(CV:杉林晟人)、ジン(CV:仲村宗悟)の4名。発表会には大塚さんが登壇し、榎木さん、杉林さん、仲村さんはビデオコメントでの出演となった。
彼らが歌う「メタリックホリック」について、大塚さんは「好き……」という第一印象を受けたという。また、楽曲自体は無機質な感じがありつつも、ユニットとしての熱さを感じる曲とコメント。
自身の演じるアウルというキャラクターは、無気力でやる気がないけどパフォーマンスは嫌いではない、という複雑なキャラクターということもあり、「アウルはこういう曲をどう歌うのか」ということを考えつつレコーディングに臨んだという。
左より峯田大夢さん、ライト役・萩谷慧悟さん、アウル役・大塚剛央さん
キャストコーナー後半は、フリップを使ったトークが行われた。「この中で一番○○なメンバーは誰?」というお題に対して、それに近い自分以外のメンバーの名前を書いて、それをもとにトークするという企画で、この企画を通してメンバー同士の絆を深めようというものだ。
「喜怒哀楽がわかりやすそうな人は?」というお題に対して、浦さん以外のキャストは満場一致で「浦さん」と回答。その明るく、裏表のないキャラクターはまさに座長向きと言える。「テクノロイド」というコンテンツのセンターを務めるキャストとしての存在感を強烈に印象付けるひと幕であった。
最後に、今後の展開についての告知が行われた。
2022年にリリース予定のスマホゲーム版は、発表会当日の11月6日より事前登録をスタート。
TVアニメは2022年に放送が予定されているという。
そのほか、SNSを活用したメディア展開も予定されており、特にInstagramでは「テクノロイド」の世界に浸れる情報を発信。TikTokでは「KNoCC」メンバーのいろいろな表情が見れる情報を発信していくとのことだ。
発表会終了後、スタッフより11月3日に誕生日を迎えた渋谷慧さんと、11月7日に誕生日を迎える萩谷慧悟にバースデーケーキが贈られるというサプライズが行われた。
スタッフとキャストの仲の良さをうかがわせるやりとりに、会場も思わずほっこり。
このチームで、どんな素晴らしいコンテンツを作り上げていくのか、非常に楽しみである。
【作品情報】
■テクノロイド
「テクノロイド」は、サイバーエージェントがエイベックス・ピクチャーズ及び Elements Garden と共同で制作する、アニメ・ゲーム・音楽を連動させたメディアミックスプロジ
ェクトです。アニメーション制作を動画⼯房が、ゲーム開発をワンダープラネットが担当し、2022年のゲームリリース・アニメ放送を目指し制作しております。
<制作スタッフ>
原案:上松範康×RUCCA×Elements Garden
原作:芝浦アンドロイド研究室
監督:イムガヒ
スーパーバイザー:吉村愛
シリーズ構成:関根アユミ
キャラクター原案:LAM
キャラクターデザイン:﨑口さおり
⾳楽:Elements Garden×RUCCA
⾳響監督:長崎行男
タイトル&ロゴ制作:雷雷公社
CG 制作:LOGIC&MAGIC
アニメーション制作:動画工房
ゲーム開発・運営:ワンダープラネット
©芝浦アンドロイド研究室/TECHNO-OM Project
©芝浦アンドロイド研究室/TECHNO-UH Project
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