【Steam】2021年Steam総決算! 年末年始に絶対遊んでほしいPCゲームBEST10

アキバ総研をご覧の皆さま、いかがおすごしでしょうか。ゲーム買いすぎちゃう系ライターの百壁ネロでございます。毎度年末のたびに言っている気がしますが、時の流れは本当に早いもので、2021年もいよいよ終わりが近づいてきました。筆者は昨年末、2020年に遊んだPCゲームの超個人的ベスト10という企画記事を書きましたが、ご好評におこたえして(?)今年も2021年に取り上げたゲームの中から、「これは絶対に遊んでほしい!」というタイトルをランキング形式でご紹介していきたいと思います。なお、あくまでも筆者の好みと主観によるランキングになりますので、あらかじめご了承ください!

というわけで、2021年版「年末年始に絶対遊んでほしいPCゲームBEST10」いきましょう! カウントダウン!!

第10位

リラックスしているヒマなんてない! みんなで遊べるドタバタ系人生ゲーム「No Time to Relax」

⇒【Steam】夏休みは旅行気分で楽しもう! 海外発のPCインディーズゲーム特集・北欧編


  • 「No Time to Relax」(Porcelain Fortress)
  • ジャンル:ボードゲーム
  • 発売日:2019/2/28
  • 価格:1,420円(2021/12/20時点)
  • コピーライト:(C) 2019 Porcelain Fortress

北大西洋に浮かぶ島国、アイスランドで生まれた「No Time to Relax」は、最大4人でプレイ可能な人生シミュレーションボードゲームです。


プレイヤーの目的は、ターンごとにアクションを行い、お金、健康、幸福度、頭脳といったパラメーターを上げて、ほかのプレイヤーよりも充実した人生を送ること。そんな本作最大の特徴は、ターン進行に時間制限があるというユニークなシステムです。何もしなくても時間はどんどん減っていき、移動やアクションを行うとさらに時間が進んでしまうので、見出しにつけた「リラックスしているヒマなんてない」のとおり、ドタバタ大忙しのゲーム展開が楽しめます。オンラインプレイにも対応しており、フレンドや見知らぬ誰かと遊ぶことができるのもうれしいポイントです。

第9位

10秒で遊べるミニゲーム&パチンコ台ガチャの沼にハマる!ミニゲーム集「pureya」

⇒【Steam】古きよき懐かしさと新しさの融合! PCレトロ風ゲーム特集 パート2


  • 「pureya」(Majorariatto)
  • ジャンル:アクション
  • 発売日:2021/3/27
  • 価格:590円(2021/12/20時点)
  • コピーライト:(C) 2021 Majorariatto

どこか懐かしさを感じる、粗めのドットで描かれたグラフィックが魅力的な「pureya」は、30種類以上のミニゲームが楽しめる作品です。


「左」と「右」のたった2つのボタンを使って、迫りくる隕石を撃破するシューティングや、跳ね続けるヤギを左右に動かして山を登っていくジャンプアクションなど、シンプルでバラエティ豊かなミニゲームをクリアしていきます。ミニゲームが10秒ごとに次々と切り替わるというスピード感のあるゲーム展開と、ゲーム中に集めたビー玉を使って新たなミニゲームや着せ替えスキンをアンロックしていく「パチンコ」のシステムが最大の特徴。シンプルでテンポのいいミニゲームとガチャ的ご褒美要素のパチンコのループが、心地よい中毒性を生み出す作品です。

第8位

ヤンキー娘がアイドルに転身!? ひとつ屋根の下系恋愛アドベンチャー「愛怒流でいず」

⇒【Steam】アイドルからサキュバスまで!? ちょっと(?)えっちなPCゲーム特集 パート5


  • 「愛怒流でいず」(iMel, qureate)
  • ジャンル:アドベンチャー
  • 発売日:2021/8/6
  • 価格:1,280円(2021/12/20時点)
  • コピーライト:(C) 2021 iMel, qureate

「愛怒流でいず」は、アイドルがテーマの“ちょっとえっちな”アドベンチャーゲームです。


秋葉原を拠点とする地下アイドルグループを運営する事務所のスタッフである主人公が、ヤンキー風の少女「茜咲 椿(あかねさき つばき)」と出会い、ひょんなことから彼女と同棲生活を送ることになり、さらに彼女をアイドルとしてプロデュースしていくというストーリーの本作。ヒロインである椿ちゃんのかわいさもさることながら、「アイドル」というテーマを中心に語られるアツい物語も魅力的! 「E-mote」によってなめらかに、そしてたわわに揺れる椿ちゃんの美麗な立ち絵も必見です。

第7位

8×8マスのステージで繰り広げられる至高の頭脳戦! 詰将棋的なSFストラテジー「Into the Breach」

⇒【Steam】鋼鉄のボディはゲーマーのロマン! 「メカ」が主役のPCゲーム3選!


  • 「Into the Breach」(Subset Games)
  • ジャンル:ストラテジー
  • 発売日:2018/2/28
  • 価格:1,520円(2021/12/20時点)
  • コピーライト:(C) 2018 Subset Games

「Into the Breach」は、ハイテクな戦闘メカが登場するストラテジーゲームです。


地中に繁殖する巨大生物「VEK」の脅威にさらされている未来の地球を舞台に、プレイヤーは巨大戦闘メカに搭乗し、勝利を目指して戦っていきます。そんな本作の最大の特徴は、「敵の次の行動を見て、じっくり考えたうえで、次の一手を決めていく」という、詰将棋のようなパズル性を含んだユニークなシステム。ステージ上に配置される地形や建物の位置、敵の出現場所などはランダムに生成されるので、何度も繰り返し遊べる点も魅力です。メカやストラテジーゲームが好きな方はもちろん、パズルやボードゲームが好きな方にもオススメのタイトルです。

第6位

中国の暮らしが垣間見える!?ハマりすぎ注意の子育てシミュレーション「Chinese Parents」

⇒【Steam】GW初日! 旅行気分で楽しもう! 海外発のPCインディーズゲーム特集・中国編


  • 「Chinese Parents」(墨鱼玩游戏)
  • ジャンル:シミュレーション
  • 発売日:2018年9月29日発売
  • 価格:980円(2021/12/20時点)
  • コピーライト:(C) 2018 墨鱼玩游戏

「Chinese Parents」は、中国の子育て体験をテーマにしたユニークなシミュレーションゲームです。


プレイヤーの目的は、48ターン後に実施される「高考」こと大学入試を目指してひたすら子供の能力をのばし、育てていくこと。「IQ」「EQ」「想像力」「記憶力」「体力」という5種類のステータスを上げるために、パズルゲーム風の「カケラ集め」をしながら、習得したスキルで組んだスケジュールを実行していくというのが基本のシステム。そんな本作のポイントは、両親からの「期待」や「親の満足度」、プレイヤーの母親が自分の親戚やママ友などを相手に自分の子の自慢をして戦う「メンツバトル」など、コミカルでありながら生々しさが感じられる独特な要素の数々。やりこみ要素もたっぷりあるので、何度も繰り返し遊べるオススメの育成シミュレーションゲームです。

第5位

3人の美女がカードで戦う!迫力満点の3Dローグライクカードゲーム「NEOVERSE」

⇒【Steam】かわいいは正義! 美少女大活躍のPCゲーム特集 パート4


  • 「NEOVERSE」(Tinogames Inc.)
  • ジャンル:カードバトル
  • 発売日:2020年2月19日発売
  • 価格:1,990円(2021/12/20時点)
  • コピーライト:(C) 2020 Tinogames Inc.

「NEOVERSE」は、美女が大活躍するローグライクカードゲームです。


攻撃や防御のカードを駆使して敵と戦いながら先のステージへと進んでいき、その過程で新たなカードを手に入れ、手持ちのカードを進化させデッキを強くしていくというのが基本システム。「コンボ」や「精密」、「パリィ」など、戦略性に深みを増す数々の要素によって、名作「Slay the Spire」とはまた違った、考える楽しさや爽快感が味わえます。美麗な3Dグラフィックで描かれた美少女キャラクターと、やりこみ要素で水着スキンなどの着せ替え衣装がゲットできる点も大きな魅力。ちなみに筆者、「Slay the Spire」でローグライクカードゲームにハマったクチですが、個人的には「NEOVERSE」のほうがシステム的に好みだったりします。

第4位

24時間ごとに自動生成される不思議な塔に挑む! 難易度辛口のローグライク2Dアクション「常世ノ塔」

⇒【Steam】かわいいは正義! 美少女大活躍のPCゲーム特集 パート4


  • 「常世ノ塔」(//commentout)
  • ジャンル:アクション
  • 発売日:2020/ 11/7(早期アクセス)
  • 価格:980円(2021/12/20時点)
  • コピーライト:(C) 2020 //commentout

「常世ノ塔」は、ドット絵で描かれたレトロ風のグラフィックが特徴的な2Dアクションゲームです。


本作の目的は、ジャンプを駆使して塔を上へ上へと進んでいくという、実にシンプルなものになっています。時間とともに減少していく「カルマ」が0になると強敵が登場してしまうため、素早くフロアを攻略する必要があり、回復手段や敵を倒す方法の少なさも相まって、緊張感と歯ごたえのあるゲームプレイが楽しめます。そんな本作最大の特徴は、「塔の内部構造が、現実の24時間ごとに自動生成される」という斬新なシステム。ほかのプレイヤーが力尽きた地点がわかる「最後の言葉」や、世界中のプレイヤーと腕を競えるランキングといったオンライン要素も魅力で、毎日新鮮な気持ちで繰り返し遊べる作品です。

第3位

目指すは最高の愛鳥家! 鳥を集める癒やし系カードゲーム「WINGSPAN (ウイングスパン)」

⇒【Steam】春休みはおうちでまったりボドゲ三昧!PCボードゲーム特集 パート2


  • 「WINGSPAN」(Monster Couch)
  • ジャンル:ボードゲーム
  • 発売日:2020/9/18
  • 価格:2,050円(2021/12/20時点)
  • コピーライト:(C) 2020 Monster Couch

「WINGSPAN」は、ボードゲーム界の最も権威ある賞とも呼ばれる「ドイツ年間ゲーム大賞2019」のエキスパート大賞を受賞したカードゲーム「WINGSPAN」のデジタル版です。


プレイヤーの目的は、愛鳥家となって最高の鳥を発見し、自分が管理する野生動物保護区に誘致すること。最大5人のプレイヤーで競い合う戦略的なゲームでありながら、やさしいタッチの鳥のイラストや水彩画のような美しい背景のグラフィック、ゆったりしたBGM、やさしい鳥のさえずりの音声など、癒やされる要素が多く、リラックスしながら楽しめるのが特徴となっています。4種類のアクションの中から各ターンひとつを選んで実行するだけという、ボードゲーム初心者の人でも遊びやすいシンプルなシステムも大きな魅力。オンライン対戦にも対応しているので、見知らぬ誰かとのバトルはもちろん、気の合う友人と一緒にのんびり遊ぶのもオススメです。

第2位

宝石を集めてダンジョン攻略!サクッと遊べてどっぷりハマれるパーティー構築型ローグライク「ビビッドナイト」

⇒【Steam】かわいいは正義! 美少女大活躍のPCゲーム特集 パート5


  • 「ビビッドナイト」(Asobism.Co.,Ltd)
  • ジャンル:ストラテジー
  • 発売日:2021/5/2
  • 価格:1,520円(2021/12/20時点)
  • コピーライト:(C) 2021 Asobism.Co.,Ltd

「ビビッドナイト」は、スマートフォンゲーム「城とドラゴン」や「ドラゴンポーカー」を開発・運営するアソビズムが手がけた、同社初となるPCゲームです。


プレイヤーの目的は、ランダム生成された迷宮の最下層で待ち構えるボスを倒すこと。そのためにプレイヤーは、複数の部屋と部屋が通路でつながっているダンジョンを探索しながら、道中ランダムに登場するユニット(仲間)を集め、敵を倒して鍵を手に入れ、次の層へ進むための扉を探します。「シンボルアビリティ」や「アップグレード」などのバトルを有利にする要素を有効化するために、手に入れたユニットを取捨選択していく「パーティービルド」と銘打たれたシステムが本作最大の特徴。ポップでかわいいキャラクター、多彩なランダム要素、そして試行錯誤が楽しいストラテジー要素が融合した、中毒性バツグンのゲームです。ちなみに最近Switch版も発売され、筆者はそちらも即購入し、再びハマっていたりします。

第1位

敵をつかんで投げる爽快バトルと数々のランダム要素がヤミツキになる! 美少女アンドロイドアクション「METALLIC CHILD」

⇒【Steam】鋼鉄のボディはゲーマーのロマン! 「メカ」が主役のPCゲーム3選!

  • 「METALLIC CHILD」(Manic Hyena)
  • ジャンル:アクション
  • 発売日:2021/ 9/16
  • 価格:2,980円(2021/12/20時点)
  • コピーライト:(C) 2021 STUDIO HG

「METALLIC CHILD」は、アンドロイドの少女・ロナの活躍を描いた、ローグライト・コアアクションゲームです。 プレイヤーは「通常攻撃」「ジャンプ」「ローリング」「スキル攻撃」、そして「つかむ&投げる」といったアクションを駆使して部屋ごとに現れる敵をすべて倒しながらダンジョンを探索し、最終フロアに待ち受けるボスを目指します。敵をつかんで投げるというダイナミックで爽快感あふれるアクションと、道中ランダムにドロップする「ミニコア」という多彩なバフ(たまにデバフ)要素が本作最大の特徴であり、どっぷりハマってしまう“沼”要素。アンドロイド少女・ロナのかわいさも相まって、一度遊び始めると抜け出せなくなってしまう魅力にあふれた、筆者的マストプレイなタイトルです。

2022年もすばらしいゲームと出会えることを祈って!


というわけで、筆者が2021年にプレイして記事で取り上げたSteamゲームの中から、完全主観によるオススメゲームランキングをお送りしました。 年末年始に何かゲームで遊んでみようかなとお考えの方は、今回ご紹介したタイトルの中からグッときた作品をどれかひとつ、欲を言うならばひとつと言わず全作、ぜひぜひ遊んでみていただきたいと願う筆者です。 来年も魅力あふれるSteamゲームをどんどんご紹介していきたいと思っていますので、2022年もどうぞよろしくお願い致します! それでは、よいお年を!

筆者:百壁ネロ
ゲーム買いすぎちゃう系フリーライター。現在積みゲー300本以上。小説家でもあります。著作は「ゆびさき怪談 一四〇字の怖い話」(PHP研究所)、「ごあけん アンレイテッド・エディション」(講談社)など。
Twitter:#
Twitch:#
about.me:#

おすすめ記事