【聖地巡礼レポート】冬は「やくならマグカップも」「聲の形」「どれみ」など人気アニメの聖地を巡ろう! 聖地巡礼 in 岐阜県レポート!

少しずつ有観客のイベントやライブが増え、遠方への旅行もできるようになってきた昨今。アニメや映画の舞台を巡る「聖地巡礼」に出たいと思っている人もいるのでは?

そこで今回は、多くの人気作・話題作の舞台となっている「岐阜県」にスポットを当て、2021年11月某日に1泊2日で県内を聖地巡礼してきた。
※2022/1/6 荒楠神社(日枝神社)に関する情報に一部誤りがありましたので、修正いたしました。

■行程表

(1日目)

名古屋駅~高山駅~高山市内散策(JR特急を使用)

高山駅~大垣駅(JR特急を使用)

(2日目)

大垣駅~大垣市内散策~日龍峯寺(車移動)

日龍峯寺散策~多治見市内散策(車移動)

多治見駅~名古屋駅(JRを使用)

■1日目

午前8時半に名古屋駅を出発。名古屋を出たあたりでは秋の気配はほとんど感じられなかったが、岐阜駅から列車で北上するにつれ、山肌が色づいていくのがわかる。

そして、午前11時に高山駅に到着。高山は「おジャ魔女どれみ」20周年記念作品である映画「魔女見習いをさがして」、大ヒット映画「君の名は。」、そして京都アニメーションが手がけたアニメ「氷菓」などのモデルになっており、さらに足を伸ばせば、人気の観光名所で、某有名作品のモデルとしても知られる「白川郷」にもアクセスできる。

・JR高山駅

↑映画「魔女見習いをさがして」のモデルとなったJR高山駅。天候もよく、まさに「聖地巡礼日和」となった。

・高山祭屋台会館

↑映画「魔女見習いをさがして」で主人公たちが訪れた「高山祭屋台会館」。立派な屋台が多数展示されていた。

訪れたのは11月上旬だったが、快晴ということもあり、日中は汗ばむ陽気。また、道中修学旅行生が町並みを見学する姿も見られ、少しずつ世の中が元の日常を取り戻しつつあるのを肌で感じることができた。

ここからはアニメ「氷菓」に出てきた、市街地を流れる宮川を中心にした場所を紹介。

↑午前中はほぼ毎日開かれている朝市「宮川朝市通り」。平日にも関わらず、多くの人でにぎわっていた。

街の真ん中を流れる宮川沿いの狭い道では、平日も朝市が開かれ、屋台には地元で採れた野菜を中心に新鮮な食材が並んでいた。そして駅から少し離れた「荒楠神社(日枝神社)」周辺は、紅葉がピークを迎えており、言葉では表せないような明媚(めいび)な空間が広がっていた。

↑みたらしだんごの名店「二四三屋(ふじみや)」。撮影中も、だんごを求めて観光客が列を作っていた。

↑喫茶店「バグ・パイプ」。「氷菓」の作中では「パイナップルサンド」という名前で登場していた。残念ながら主人公たちの座っている席は別の方が使用していたため、店内の様子は撮影できず。

↑高山ラーメン「やよいそば」。「氷菓」の作中では「あすかそば」として紹介されていた。店の前では、ラーメンを堪能してきたと思われる修学旅行生がお腹をさすりながら歓談していた。

・荒楠神社(日枝神社)

↑アニメ「氷菓」の舞台となった神社。高山駅から少し離れた場所にあるが、にぎやかな通りを離れ、ゆったりとした気分に浸れるスポットだ

この日は美しい紅葉が広がり、案内してくれたタクシーの運転手から「この1週間が最高の見ごろで、お客さんはラッキーですよ」と言われ、テンションが上がったのを思い出す。

また、聖地とは直接関係がないものの、高山に伝わる伝統芸能を堪能できる施設「でこなる座」でライブショーを観ることができた。和太鼓を使った演舞や扇子を使ったパフォーマンス、獅子舞の踊りなど、あっという間の45分間。高山を訪れた際はぜひ寄ってみてほしい。

高山に伝わる伝統芸能のパフォーマンスを行なっている「でこなる座」。約45分の公演を楽しませていただいた。

<パフォーマー コメント>

国内のお客さんに高山の魅力を知っていただくのはもちろん、海外に住んでいる方々にも広めていき、文字通り「でこなる(大きくなる)」していけばいいな、と思っています!

次ページでは2日目の模様をお届けしよう!

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