【Steamゲームレビュー】PC版「モンスターハンターライズ」が発売されたので遊んでみた!

この連載では、PCゲームのプラットフォームとして今盛り上がっている「Steam」で遊べるオススメゲームを、「Steam」のコアゲーマーである、“すちーむまにあ”こと、辻村美奈が詳細にレビュー。その面白さを紹介していきます。


今回は2022年1月13日に発売されたばかりのPC版「モンスターハンターライズ」をレビューします。今作の特徴のひとつに、新しいオトモ「ガルク」があります。ガルクは、プレイヤーを背中に乗せてフィールド内を走りまわることができるらしく、とても楽しみです! 


さらに、指定した方向へと飛び移ることができる「翔蟲(かけりむし)」や、暴れるモンスターを操ることができる「操竜(そうりゅう)」など、今作ならではのアクションも必見です。

キャラクリエイト~チュートリアル編


それでは早速遊んでみましょう。ゲームを起動すると、ハンターの作成画面が出てきます。モンハンと言えば、自由度の高いキャラクリエイトも特徴です! 髪型はもちろん、目の位置や鼻の高さ、メイクまで自由に選択可能。自分の理想の顔を再現できちゃいます。なかには、モンハンのキャラクリエイト画面で芸能人の顔を完全再現している人まで! キャラクリエイトだけでも2~3時間は遊べそうです。


これは完全にネタだと思いますが、メタリックなリップや光るリップも設定できます。光るリップで笑ってみると……。アバターが美人なだけに、とてもシュールです。


さらに、キャラクリエイトの設定保存はもちろん、数値の一覧表示もできちゃいます。これを使えば、キャラクリエイトのレシピを簡単に交換できますね。


続いてオトモのキャラクリエイト画面。まずは今作から追加されたオトモガルクを設定します。2足歩行で武器も使いこなしちゃう天才猫“アイルー”とは対照的で、ガルクはリアルなビジュアル。今回は白を基調とした上品な感じにしてみました。かっこいい~! 


続いてアイルーの設定です。とにかく丸みを帯びたパーツでかわいく仕上げました。


キャラクリエイトが終わるとイベントシーンが始まります。囲炉裏の側で寝ているプレイヤーの元に、受付嬢の双子の姉妹が現れます。


今回の舞台は、カムラの里。プレイヤーが正式にハンターとして認められたところからゲームが始まります。


自由に動き回れるようになったので、集会所を見に行ってみると再びイベントシーンが始まります。集会所の中には、桜の木が生っていて、その下ではアイルーがお団子屋さんをやっています。和を基調とした幻想的な作りになっています。めちゃくちゃキレイ! 


集会所の奥のほうには、主人公の師匠である、ウツシ教官がいました。無事、ハンターになれたことを喜んでくれています。さらに進めていくと「狩猟の基礎をおさらいしよう!」というチュートリアルクエストが始まります。


今回から登場した新要素である「翔蟲(かけりむし)」のチュートリアルが表示されます。翔蟲を使うと、好きな方向に飛び移ったり、空中でぶらさがったり、攻撃された時に受け身をとったりできるようです。さらに、壁に向けて使うと壁を走って登ることもできちゃいます。


次はガルク搭乗中の操作方法です。なんと、移動キー+右クリックをするとドリフトできちゃうみたいです! ただし、Cキーがジャンプで、Spaceキーが搭乗解除なのが少しややこしい……。PCゲームでは大体どのゲームでもSpaceキーがジャンプなので、慣れるまで時間がかかりそうです。

集会所クエストを遊んでみた!


チュートリアルクエストで操作方法を覚えたので、次は集会クエストに挑戦してみようと思います! 


と、その前に……せっかくなのでお団子を食べて準備満タンな状態で挑みます。お団子を食べると体力&スタミナが少し上昇し、回復量が多くなったり、武器を研ぐのが早くなったりなど、便利な食事スキルが発動できます。


お団子を注文すると、アイルーたちが一生懸命お団子を調理してくれます。頭に巻いているハチマキ?がかわいすぎますね。


完成! ていねいにお茶まで添えてくれました。普通に美味しそうです。


どうでもいい話ですが、ハチマキを巻いてお茶を出すアイルーと両手で串を持って上手にお団子を食べるアイルーを横目に、ガルグだけ犬らしく“お座り”をしていて笑ってしまいました……。ガルグだけしっかり犬です。


準備ができたら、集会所のクエストカウンターからクエストを選びます。今回は、報酬金が豪華な「真夜中のクルルヤック退治」という狩猟クエストにしてみました。


クエストが始まったら画面右下に表示されるミニマップを頼りに、クルルヤックを探します。今回は川辺のエリアにいました!


武器ですが、筆者は近接武器が苦手なので遠距離武器しか使えません。ということで今回は、ヘビィボウガンにしてみました。安全な場所から撃てるのに攻撃力もソコソコあるのでとても使いやすいです。


シリーズ作品の「モンスターハンター:ワールド(MH:W)」では、モンスターに乗って攻撃をすることができましたが、本作ではモンスターに乗ってモンスターを操れる「操竜」という要素になっています! モンスターに乗って操り、対象のクルルヤックを攻撃できるようです。


逃げるクルルヤックを追いかけながら、エリア移動して地道に攻撃を繰り返してやっと討伐できました。しかし時間がかかり過ぎたのか、夜マップのはずが、気付いたら朝に……。

参加要請を使用してみた


最後はモンハンシリーズの醍醐味であるマルチプレイで遊んでみようと思います。集会所クエストを選択する時に「参加要請を予約して受注」を選択するか、クエスト中にゲームメニューにある「参加要請」を選択すると、野良のプレイヤーが入って来て手伝ってくれるようです。MH:Wでいうところの救難信号ですね。


今回は武器をもう一段階強化するのに必要な素材が取れるアオアシラがターゲットの「ハチミツ争奪戦!」というクエストにします。


さっそく参加要請をしてクエストをスタート。モンスターへ向かっていると続々と参加が! 月曜日の朝なのにあっと言う間に集まりました。見たことのない光とともに怒涛のごとく攻撃が繰り広げられています。これは心強すぎる! ひとりでやるのとは全然違います。


油断をしていたら、投げ飛ばされてしまいました。ほかのプレイヤーがいても、ターゲットは回ってくるので油断禁物ですね。筆者も微力ながら頑張って攻撃を続けます。


クエストクリア! 無事討伐できました。強そうなモンスターにも関わらず、さっきのクルルヤックよりも相当早くクリアすることができました。これはひとりでやるよりも圧倒的に効率がいいですね。


手伝ってくれた方々のおかげで無事武器を強化することができました! 強化した武器を使うのも楽しみです。

脳汁ジャバジャバ系! アクション好きには間違いなくおススメ


今回はチュートリアルから★1クエストまで遊んでみましたが、率直な感想は“好みがハッキリわかれるゲーム”だなぁという感じでした。


MH:Wに比べ、複雑なアクションや操作キーが増えたうえに、ガルクへの指示キーもあります。PC版の場合、ただでさえ操作キーが多いモンハンシリーズですが、今作は特に多いため、空いているキーが少なく、配置変えもやや難しかったです。気になる人はキーボード設定で変更したり、コントローラー操作にも対応しているので試してみましょう。


アクションゲームが得意じゃないという人がいきなり遊ぶと、覚える操作が多いので難しく感じてしまうかもしれません。逆に、アクション好きな人にはど真ん中ドストライクで刺さるゲーム。自由度の高い複雑なアクションが噛み合った時の爽快感は計り知れないです。特にマルチプレイでは脳汁あふれ出ること間違いなし! アクション好きには間違いなくおススメのゲームでした。

タイトル情報

「モンスターハンターライズ」(カプコン)
2022年1月12日リリース
価格:5,990円(2022年2月1日時点)
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筆者:すちーむまにあ(辻村美奈)

オフィスマイカに所属するライター兼ゲーマー。好きなゲームのジャンルは、サンドボックスのサバイバルゲームや、ホラーゲームなど。プレイスタイルは、コミュ障炸裂でVC勢に怯えるテキストチャットガチ勢。

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