佐倉綾音「良い声だな、鬼頭明里…」♪ 2/25ロードショー「劇場版DEEMO」生配信オフィシャルレポート&アーカイブ映像公開!

2022年2月25日全国ロードショーの劇場版長編アニメ「DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、 今も響く-」より、スペシャル生配信レポートが到着。アーカイブ映像も配信中だ。

原作は、全世界累計2800万ダウンロードを突破する音楽ゲーム「DEEMO」。「進撃の巨人」を世界的ヒットへと導いたポニーキャニオンとProduction I.Gグループの共同制作で、主題歌は「鬼滅の刃」等の梶浦由記さんが手がける。

2月25日公開の「劇場版DEEMO」本編映像を先行公開! 主題歌は梶浦由記、総監督は「攻殻機動隊 S.A.C.」の藤咲淳一

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この度、2月5日(土)に開催されたスペシャル生配信のアーカイブと、オフィシャルレポートが公開された。

【アーカイブ映像】

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オフィシャルレポート(原文ママ)



全世界累計2800万ダウンロードの人気音楽ゲーム「DEEMO」を原作とするアニメーション映画、劇場版「DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-」のスペシャル生配信が2月5日(土)に開催され、サニア役の鬼頭明里、ロザリア役の佐倉綾音さん、松下周平監督、藤咲淳⼀総監督、吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)が出席! 公開を前に作品の見どころやキャラクター、制作過程のエピソードなどについて語り合った。


鬼頭さんが演じたサニアは、ヒロインのアリス(竹達彩奈)の隣のクラスの活発な女子高生。鬼頭さんは「制服もハーフパンツで髪もショートカットの明るく元気な女の子」と説明。「あまりこういうボーイッシュな女の子(を演じたことは)あんまりなくて、役に引っ張られて、明るい子になった気になれるので、演じていて楽しかったです。私は普段、おとなしめなことが多いんですが、(サニアは)快活で、おとなしい子にも話しかけていける、憧れるような良い子です」と語る。


藤咲総監督はサニアという存在について「(『DEEMO』は)アリスあっての物語なので、アリスを支える役どころとして脚本段階で入れました」と明かし、松下監督は「アリスがおとなしめなので、バランスとして、盛り上げ役のボーイッシュなキャラクターがいると、日常シーンが華やかになると思った」と説明する。


一方、佐倉さんが演じたロザリアはサニアの親友。佐倉さんは「どちらかというと、サニアよりおとなしく、後ろをついていく雰囲気です。サニアに足りないところを補っていく存在」と説明。ロザリアについて藤咲総監督は「サニアが走りがちで、ほっといたら大変なことになるのでブレーキ役、気が付く子がいたほうが良いと思った」と語り、松下監督は「ロザリアは意外と度胸があって、行く時は行くよというキャラクター。しっかり後ろから見守っている感じ」と解説する。


佐倉さんは、鬼頭さんがサニアを演じたことについて「(鬼頭さんとサニアは)リンクするところがある気がします。私は、現場だと人見知りで、全くしゃべらないんですが、そんな中、明里はほぼ初対面だったのに(佐倉さんに)グイグイ来て(笑)。そのグイグイ感がサニアに見えました。最初にキャスト表を見たときは、「(サニアとロザリアの配役が)逆じゃないかな?」と思ったんですが、実際にフタを開けてみると、こんな感じなのかなっていうのがあった」と語る。


なお、鬼頭さんと佐倉さんの2人がデュエットしている劇中歌が本作のサウンドトラックにも収録されている。鬼頭さんは収録を振り返り「結構、ハモったりしてて、すっごくキレイな曲です!私が先に収録したので、綾音に「合わせてください」って感じで好きに歌いました」とニッコリ。


佐倉さんは、鬼頭さんを指して「こちらの方、歌がうまいんですよ。ドライブに行った時、後ろの席でずっと歌ってて、その生歌がすごくうまいんですよ。(完成した映画を)「良い声だな、鬼頭明里...」と思いながら観てました。鬼頭明里の声っていいんですよね、不純物がなくて。同時に彩奈(竹達彩奈)の声も最高なので、すごくいいな、この作品のこの空気と思いながら、新鮮に楽しめました」と語った。


この日のトークでは、そうした音楽面に関しても松下監督、藤咲総監督に語ってもらった。松下監督は劇場版でどの曲を使うかという選曲について「すごく難しかったです。ゲームをプレイしてると名曲がメチャクチャあるので、その中でどの曲を選んで、どうストーリーにはめ込んでいくか?時間がかかりました」と述懐。藤咲総監督と激論を交わしながら選曲していった部分もあったようで「編集の段階で変わったりもしました」と語る。佐倉さんは、改めて本作の音楽について「楽曲のクオリティが高いし、広がっていく感じで、音の持つ力って、やっぱりすごいんだなと思いました」としみじみと語っていた。

完成した映画について、鬼頭さんと佐倉さんに改めて感想を尋ねると、鬼頭さんは「物語もちゃんとあるけど、それに加えてキレイな音楽をずっと聴くことができる、耳で聴いても、目で見ても楽しめる」と熱弁!佐倉さんは「私は結構、涙腺がバカなほうなんですが(笑)、しっかり泣きました。「感動するんだろうな」と思ってたんですけど、そんな覚悟の上でも泣いてしまって...」と感動を口にする。さらに「私は...Deemoがすごいタイプです(笑)。好きすぎて、終わった後、「どうしよう?でもDeemoの推し方がわからない...」という感じで...。こんなに動いているのを見るのは初めてで「こんなふうに動くんだ?キャー!!」って感じでした。画と音楽がついてないとわからないことがたくさんあって、感動してしまいました!」と興奮気味に語ってくれた。


松下監督は2人の感想に「メチャクチャ嬉しいです。音楽を大事にしたいなと思っていたので、そこが伝わればいいなと」と喜びを口にする。藤咲総監督は「音楽を立てたいので、画に過剰に情報を入れていないんです」と明かし、松下監督も「ちゃんと(音楽を)聴く時間を取りたくて、あえてワチャワチャと動き過ぎず、しっとりとさせています」とその意図を説明する。


藤咲総監督は脚本も担当しているが、脚本家として「話を膨らませる」という仕事と、総監督として「責任をもって作品を納品する」というバランスに苦労した部分もあったよう。「やはり、(総監督として)作品を世に届けたいので、自分が書いた脚本を「使えない」って切ることもやってました」と苦笑交じりで語り、さらに今回、初監督を務めた松下監督についても「初めてということで手探りの部分も多かったので、背中を押すことが多かったです。良いところは粘るところなんですけど、あきらめきれない部分をあきらめてもらうということを(総監督として)やっていました」と制作期間を振り返る。


松下監督は「粘った」部分として、Deemoのピアノ演奏のシーンに触れ「(指の動きと音を)合わせているけど、難しかった。モーションキャプチャ―的なことができそうかと思ったけど、Deemoの指が長くて、上手くいかなかったんです。でも、音楽映画なので、DEEMOという作品で、そこは逃げられないだろう、頑張りたいなと思いました」と同シーンへの執念を口にした。


生配信の最後に、藤咲総監督は「長らくお待たせしましたという感じですが、できるだけ良い作品を作ろうと頑張ってきたものをようやくお届けできます。何回か観ていただいて、「DEEMO」の優しい世界を体験してもらいたいです」と語り、松下監督も「原作ゲームのファンもそうでない方も、ぜひ観ていただきたいです。音楽が素晴らしいので、ぜひ劇場にピアノコンサートを観に行くような感じで観に行っていただけたらと思います」と呼びかける。


鬼頭さんは「すごく長く愛されてきたゲームがこうして映画になって、スマホで聴いてた曲を映画館で聴けて、お話も泣ける内容になっているので、ぜひ劇場に足を運んで楽しんでいただけたらと思います!」とアピール。


佐倉さんは「世界観を見たり、PVやキービジュアルを見ていると、童話みたいでかわいくて、はかなくて、素敵な雰囲気なのかな?とだけ思うかもしれませんが、この作品はそれだけじゃなく、ラストにいくに従って、胸が苦しくなる展開があったり、壮大に展開していくので、かわいい雰囲気に騙されず、心して臨んでほしいです。全力で命を吹きこめたことを幸せに思いますし、ぜひいろんな方に観ていただきたいなっていう気持ちでいっぱいです」と力強く語り、生配信は盛況のうちに幕を閉じた。


劇場版「DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-」は2月25日(金)ロードショー。


■先着来場者プレゼントに、シリアルコード付きオリジナルステッカーが決定!
劇場版では、来場者に先着でオリジナルステッカーをプレゼント。ステッカーの裏面には「シリアルコード」が記載されており、1⽉13⽇にローンチした「DEEMO Ⅱ」でシリアルコードを入力すると、劇場版にも登場している猫のキャラクター「ミライ」のアカウントアイコンが手に入る。
今回のようなシリアルコードを利用したプレゼントは、DEEMOの歴史の中では初の試みだ。




【作品情報】
■「DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、 今も響く-

2022年2月25日(金)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー

<ストーリー>

謎の生物・Deemoが孤独にピアノを奏でている城。 そこにある日、 記憶を失った少女が空から舞い降りてくる。 Deemoと少女、 そして城の不思議な住人たちや、 ピアノの音色で成長する木によって、 優しくて切ない、 愛の物語が紡がれていく。


<スタッフ>

原作:Rayark Inc.「DEEMO」
脚本:藤咲淳一・藤沢文翁 [FUJISAKU JUNICHI・FUJISAWA BUN-O]

総監督:藤咲淳一 [FUJISAKU JUNICHI]
監督:松下周平 [MATSUSHITA SHUHEI]
副監督:平峯義大 [HIRAMINE YOSHIHIRO]
キャラクターデザイン:めばち [MEBACHI]
イメージボード:吉田ヨシツギ [YOSHIDA YOSHITSUGI]
美術:小倉宏昌 [OGURA HIROMASA]
美術設定:吉田大洋 [YOSHIDA HIROUMI]
色彩設計:片山由美子 [KATAYAMA YUMIKO]
CGディレクター:三階直史 [MISHINA NAOFUMI]
CGI:レイルズ [REIRS]
撮影監督 :江面久 [EZURA HISASHI]
グレーディング:齋藤瑛 [SAITOH AKIRA]
編集 :村上義典 [MURAKAMI YOSHINORI]
音響監督 :明田川仁 [AKETAGAWA JIN]
音響制作 :マジックカプセル [MAGICCAPSULE]
主題歌:梶浦由記 [KAJIURA YUKI]
制作:シグナル・エムディ [SIGNAL.MD]
プロダクション・アイジー [PRODUCTION I.G]
製作:ポニーキャニオン [PONY CANYON]


<出演>
竹達彩奈 丹生明里(日向坂 46) / 鬼頭明里 佐倉綾音濱田岳 渡辺直美 イッセー尾形 松下洸平 / 山寺宏一


(C)2021 Rayark Inc. /DEEMO THE MOVIE Production Committe

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