【プラモレビュー】「邪神ちゃんドロップキック」から初のプラモデルが登場! 邪教徒編集Aが、かっこい~い「パンダ人間」を作ってみた!

アニメ第3期の放送スケジュールも決定し、ますますノリに乗ってる「邪神ちゃんドロップキック」より、初のプラモデルが登場した!

「邪神ちゃんドロップキック」のプラモデル……っていうことで、当然キット化されるのは邪神ちゃんとか花園ゆりねだろう、と思いきや商品化されたのは「パンダ人間」!

え? そんなキャラいたっけ? という思ったそこのアナタ! クンフーが足りませんよ。

原作コミック第12巻収録の「第134話 邪神ちゃんのプラモ」に登場した、「組み立てるという喜びをどこかに置いてきてしまった」かっこい~いプラモデル。それが今回紹介する「パンダ人間」なのです。

今回、邪教徒編集者Aが作例記事に挑戦! はてさてどんなプラモデルなのでしょうか……?

まずはパッケージから。

原作やアニメに登場したパッケージデザインそのままです。

そして箱を開けると……。

ゲェーーーッ!

本当にパーツが2つだけだーーーッ!

す、すごい……。完全に原作を再現しています……!

これは究極のファングッズです。ここまでやるなんて、ベルファイン社内にも邪教徒が潜んでいたんでしょうか? 原作愛が暴走してます。

ちなみにパッケージ裏側には、漫画の登場シーンがそのまま印刷されています。

邪神ちゃんの「これはプラモと言えるのか?」という感想に、いやというほど共感をおぼえてしまいます。

というわけでさっそく組み立ててみましょう!

じゃん!

実に20秒とかからずに完成しました。

プラモを組み立てる楽しみもクソもありません。パーツを切り取って、はめるだけ。

白無垢の仕上がりも実に男らしいですね。

とはいえ、ここで記事が終わってはアキバ総研の名がすたる!

無理やりにでもよかった探し(by 愛少女ポリアンナ物語)をするのが、俺のジャスティス!

意地でもプラモデルとして楽しんでやろうと思います。

その結果がこちらです!

いかがでしょうか?

まずパーツの継ぎ目の段差がけっこう目立っていたので、全体的にペーパーをかけて段差をならしていきました。400番から1000番まで徐々に目を細かくしていき、傷を消していきます。

けっこう目立たなくなったでしょ?

塗料は集合住宅モデラーの強い味方、水性ホビーカラー・アクリジョンを使用。臭いが出ないので、安心して室内で塗装できます。ぺたぺたと筆塗りしました。

さらに墨入れも施しました。

シャツと肌の境界や、ズボンの溝には黒で。パンダの鼻部分とシャツの裾は灰色で。拳には茶色で墨を入れています。

そしてシャツの裾に、タミヤウェザリングマスターをこすりつけて、汚れた感じ、くたびれた感じを演出。

絶妙な風合いが生まれました。

最後に水性のつや消しスプレーで全体の質感をマットな感じに整えて完成です! なかなかよくできたんじゃないでしょうか?

そこはかとなく漂う哀愁がたまりません。

丸い後姿も、なんともいとおしい……。

よし! 基本的な工作とお手軽塗装で、しっかりとプラモデル作りを楽しむことができたぜ!

ここまでやっても実質制作時間は3時間程度。難しいテクニックも、高価な道具も使うことなくプラモデルの楽しさを堪能できる本キットは、もしかするとものすごいポテンシャルを秘めているのかも……?

それこそアイデア次第で、いくらでもアレンジして楽しめそうな気がします。

というわけで、「パンダ人間」は、プラモ初心者にも、腕に覚えのあるモデラ―にもおススメできるキットだと思います!

……いっぱい売れたら、次は前後2パーツに分割された邪神ちゃんのプラモデルもお願いします! ベルファインさん!

【商品情報】

■「邪神ちゃんドロップキック´」パンダ人間

・発売中

・価格:1,100円(税込)

・スケール:ノンスケール

・サイズ:全高約150mm

・材質:PS

・原型制作:BellPalette(SAKAI)

・設計製作:瑞穂町デザインチーム

・メーカー:ベルファイン

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