【インタビュー】今年デビュー5周年を迎えるJUNNA、ド直球のロックナンバー「風の音さえ聞こえない」を語る!
「海と真珠」に引き続き、梶浦由記プロデュースのデジタルシングル「太陽の航路」を昨年12月22日にリリースしたJUNNA。早くも次のシングルがファンのもとに届けられることになった。現在放送中のTVアニメ「錆喰いビスコ」のオープニングテーマ「風の音さえ聞こえない」だ。
作詞にTHE BACK HORNのeijun、作曲・編曲にR・O・Nを迎えたこの曲は、今まで以上にエネルギッシュなアッパーロックチューン! アーティスト写真でも黒の革ジャンを着込み、よりアグレッシブなJUNNAの姿を感じ取れる曲となった。
リリース前の1月には、彼女の魅力を存分に詰め込んだライブ「JUNNA ROCK YOU TOUR 2022 ~風の音さえ聞こえない~」を開催。早くもファンの前で、この新曲を披露することに。
2022年はデビュー5周年という節目の年。走り続けるJUNNAから、目が離せない!
1月のツアーは「Here」で始まり、「太陽の航路」で幕を閉じました
──年明けすぐ、今回のシングルのタイトルを掲げた「JUNNA ROCK YOU TOUR 2022 ~風の音さえ聞こえない~」がスタートしました。このインタビューの段階では、1月7日のZepp Nagoyaと1月8日のZepp Osaka Baysideの公演が終わっていますが、手応えはいかがですか?
JUNNA 新年すぐにみんなに歌を直接届けることができて、幸せだと思いました。新曲「風の音さえ聞こえない」への反応も、いち早く感じられたのも感激しました。
──ツアーではカップリング曲も披露したんですか?
JUNNA はい「僕のむこう」も歌いました。
──ここまでのツアーで印象に残ったことは何でしょうか?
JUNNA 今回のツアーでは、1曲目に「Here」を演奏しようと決めたんです。しかも私の弾き語りから始まるというチャレンジをしました。ステージからのみんなの反応を感じることができたことが印象的でした。
──1曲目の冒頭からギターを弾くというのは緊張しますよね。たくさん練習したのではないでしょうか?
JUNNA はい、本番の直前まで、「あと5分だけ時間を頂いてもいいですか?」と言って、ずっとギターを触っていました。ひとりでギターを弾くことが、2017年の1stツアー以来だったので、、緊張感がすごすぎて。
──ツアーのラストは東京で、Zepp DiverCity(Tokyo)で2日連続開催となります(1月19日・20日)。このインタビューが公開されるころには、もう終わっているんですけど、どんなライブにしたいですか?
JUNNA 歌い重ねるたびに歌い方やステージングを新しい自分を見せられていると思うので、全通してくださる方も東京だけの方も楽しみにしていてほしいですね。
──今回のツアーで最後の曲に選ばれたのは、TVアニメ「海賊王女」最終回のエンディングテーマ「太陽の航路」です。12月22日に配信が始まったばかりで、これも新曲ですよね。
JUNNA そうですね。最終話のクライマックスで主人公のフェナのひとつの物語が終わって、その先の、みんなとの新しい旅が始まるところでこの曲がかかったのがうれしくて。「太陽の航路」が流れたシーンがあったことで、救われたものがたくさんあったんじゃないかなと思いました。
──「太陽の航路」はタイトル通り、希望に満ちていて、朗々と流れる曲ですよね。幸福感あふれるエンディングで感動しました。
JUNNA 私もアニメを見て泣いてしまいました。
「風の音さえ聞こえない」は、もう突き抜けるだけ、という気持ちで歌いました
──では、新曲「風の音さえ聞こえない」について、お話をおうかがいします。1月から始まっているTVアニメ「錆喰いビスコ」のオープニングテーマですが、楽曲の第一印象はいかがでしたか?
JUNNA 激しい曲だなと思いました。このような曲には何度か挑戦してきたんですけど、ここまで振り切った曲は初めてなんじゃないかなと思います。楽曲にはラップの部分もあって、「大丈夫かな?」と思いながら(笑)、この曲をしっかり歌うことができたら、また新しい私を見せられるんじゃないかなと思いました。
──「錆喰いビスコ」のオープニングテーマとして、いくつかの候補曲の中から選ばれた、という経緯だったのでしょうか?
JUNNA そうですね。2曲の候補曲に私が実際に歌声をいれて「錆喰いビスコ」の碇谷敦監督に聴いていただいて選んでいただきました。どちらも気に入っていただいて、1曲がオープニングに、もう1曲が挿入歌となり、シングルの2曲目に収録されている「フラクタル」になりました。
──あ、そういうことなんですね。もうひとつの曲もちゃんと形になったと。
JUNNA はい。
──どちらの曲もかっこいいロックですが、R・O・Nさん作曲・編曲の「風の音さえ聞こえない」のほうが、よりソリッドな印象がありました。R・O・Nさんとは初めてのコラボですよね。
JUNNA 初めてです。もちろん、お名前と作品は以前から知っていて、めちゃめちゃ大好きだったので、R・O・Nさんの曲を歌えるというのが本当にうれしくて。ご本人とお話しできたのは、残念ながらレコーディングが終わった後だったんですけど、私のボーカルを誉めてくださって、うれしかったです。
──「風の音さえ聞こえない」のメロディで、JUNNAさんのお気に入りポイントはどこですか?
JUNNA 熱量の高い楽曲の中に、強弱がしっかりあってかっこよくて。そこが聴きどころになるんじゃないかなと思いました。それから、やっぱりラップですね。初めての挑戦だったので、歌詞ができる前から歌い方を研究してレコーディングに臨みました。
──仮の歌詞みたいなものがあったんですか?
JUNNA いえ、歌詞はなくて、ラララで歌ったんです。そのために歌うのがより難しくなって、逆に鍛えられたように感じました。なので、本番の歌詞ができ上がってからのレコーディングでは、自分のイメージ通りに歌うことができました。
──作詞はeijunさん(THE BACK HORNのギタリスト・菅波栄純)です。歌詞の印象はいかがでしたか?
JUNNA 作詞をお願いしたときのイメージどおりに、1つひとつに言葉が心に突き刺さる歌詞で、四文字熟語がたくさん使われていて。かっこいい歌詞だなと感じました。
──四文字熟語が多めだと、自分も感じました。「有象無象」「電光石火」「跳梁跋扈」といった言葉が硬質なイメージを作り出していて、かっこいいんですよね。
JUNNA しかも、それが英語とうまく混ざり合って、独特の世界観が生まれていると思います。
──レコーディングはいかがでしたか?
JUNNA サビ前の低い音から高い音まで一気に登っていくところは難しかったんですけど、ほかはそれほど苦労することなく、もう突き抜けるだけ、という気持ちで歌えました。特にサビはテンションを振り切って歌うことができました。
──聴いていて、かっこいい!と思ったのはラスサビで、それまでのサビにはない高音が入ってくるんですよね。
JUNNA 高すぎます(笑)。でも、自分自身も歌っていてテンションが上がりますし、聴いている方もきっと同じ気持ちになってくれるんじゃないかと思います。
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