スタジオジブリ「海がきこえる」など4作品がリマスターDVDで発売決定! 劇場公開時のクオリティを再現

ジブリがいっぱいCOLLECTIONから「海がきこえる」「耳をすませば」「猫の恩返し/ギブリーズepisode2」「ゲド戦記」が、2022年4月20日にデジタルリマスター版DVDとして発売される。

最新HDマスターを使用したデジタルリマスター版DVD! ジャケットデザインを劇場ポスターに統一
今回発売するのは、望月智充監督作品「海がきこえる」と、近藤喜文監督作品「耳をすませば」、森田宏幸監督作品「猫の恩返し」、百瀬義行監督作品「ギブリーズ episode2」(「猫の恩返し」収録)、宮崎吾朗監督作品「ゲド戦記」の4作品。


昨年12月に発売した、「海がきこえる」から「アーヤと魔女」までの10作品を収録した「ジブリがいっぱい 監督もいっぱいコレクション」のために制作された最新HDマスターを使用し、劇場公開時のクオリティを再現。より高画質な本編映像を収録したデジタルリマスター版DVDとして、装いも新たに登場する。


予告編や絵コンテに加え、メイキング映像やプロモーションビデオなど充実した映像特典も収録。本編とあわせてぜひ楽しもう。


【共通情報】
発売日 2022年4月20日(水)
価格/組 5,170円(税込) / DVD 2枚組
発売 ウォルト・ディズニー・ジャパン
商品詳細: #


【各作品情報】
■「海がきこえる」
監督 望月智充 1993年製作
本編:約72分

高知・夏・17歳ぼくと里伽子のプロローグ。東京の大学に進学した杜崎拓(もりさきたく)は、吉祥寺駅の反対側ホームにある人影を見た。中央線下り列車に姿を消したその人影は確かに武藤里伽子(むとうりかこ)に見えた。だが里伽子は高知の大学に行ったのではなかったのか。高知へと向かう飛行機の中で、拓の思いは自然と里伽子と出会ったあの2年前の夏の日へと戻っていった。
―里伽子は勉強もスポーツも万能の美人。その里伽子に、親友の松野が惹かれていることを知った拓の心境は複雑だった。拓にとって里伽子は親友の片思いの相手という、ただそれだけの存在だった。それだけで終わるはずだった。高校3年のハワイの修学旅行までは…


<キャスト>
杜崎 拓:飛田展男
武藤里伽子:坂本洋子
松野豊:関 俊彦


<スタッフ>
原作:氷室冴子(徳間書店刊)
企画:鈴木敏夫、奥田誠治
制作プロデューサー:高橋 望
脚本:中村 香
監督:望月智充
キャラクターデザイン/作画監督:近藤勝也
美術監督:田中直哉
音楽:永田 茂
主題歌:「海になれたら」
作詞:望月智充 作・編曲:永田 茂
歌:坂本洋子(徳間ジャパンコミュニケーションズ)
制作:スタジオジブリ若手制作集団


<特典ディスク>
・レイアウト集
・プロモーションビデオ Aタイプ
・プロモーションビデオ Bタイプ
・あれから10年、ぼくらの青春~ここからすべては始まった!~(約50分)


■「耳をすませば」
監督 近藤喜文 1995年製作
本編:約111分

月島雫は、明るく読書好きな女の子。中学3年になって、回りは皆受験勉強で一生懸命なのに、いつも学校の図書館や市立図書館で本を読みふけっていた。雫はある日、図書館の貸し出しカードに「天沢聖司」という名前を発見する。雫が読む本には必ずといっていいほどその名前があった。
やがて、雫はひとりの少年と出会う。中学を卒業したらイタリアへ渡って、ヴァイオリン職人の修業をしようと決意している少年。その少年こそ「天沢聖司」であった。雫は聖司にひかれながら、進路も将来も自分の才能にもすべてがあいまいな自分へのコンプレックスと焦りに引き裂かれていた。
やがて、雫は聖司の生き方に強く心を動かされ、聖司の祖父・西老人が経営する不思議なアンティークショップ「地球屋」にあった猫人形「バロン」を主人公にした物語を書き始めるのだった…。


<キャスト>
月島 雫:本名陽子
天沢聖司:高橋一生
月島靖也(雫の父):立花 隆
月島朝子(雫の母):室井 滋
バロン:露口 茂
西司朗(地球屋主人):小林桂樹


<スタッフ>
原作:柊あおい(集英社刊)
製作プロデューサー・脚本・絵コンテ:宮崎 駿
プロデューサー:鈴木敏夫
監督:近藤喜文
作画監督:高坂希太郎
美術監督:黒田 聡
キャラクター色彩設計:保田道世
「バロンのくれた物語」美術:井上直久「イバラード博物誌」より
音楽:野見祐二
• 主題歌「カントリーロード」
• 原題:“Take Me Home, Country Roads”
• 作詞・作曲:Bill Danoff,Taffy Nivert and John Denver
• 日本語訳詞:鈴木麻実子 補作:宮崎 駿
• 編曲:野見祐二 唄:本名陽子
制作:スタジオジブリ


<特典ディスク>
・絵コンテ
・「バロンのくれた物語」背景画集~井上直久・アートの世界~(約5分)
・予告編集
・井上直久の1枚の絵が出来るまで。(約35分)


【猫の恩返し/ギブリーズepisode2】
<特典ディスク>
絵コンテ(猫の恩返し/ギブリーズ episode2)
予告・TVスポット
「猫の恩返し」誕生物語(約32分)


■「猫の恩返し」
監督 森田宏幸 2002年製作
本編:約75分

高校生のハルは普通の女の子。車に轢かれそうになった猫を助けたが、その猫が猫の国の王子様だったため“恩返し”に猫の国に招待されることに。
「このまま、猫になってもいいかも……」と思った瞬間、ハルは徐々に猫の姿になっていき、一見天国に思えた猫の国の恐ろしさにはじめて気づくのだった……。その時、ハルを救うべく、猫の男爵・バロンが颯爽と現れる。「だめだハル、自分を見失うんじゃない」。はたしてハルの運命は?


<キャスト>
ハル:池脇千鶴
バロン:袴田吉彦
ユキ:前田亜季
ルーン:山田孝之
ひろみ:佐藤仁美
ナトリ:佐戸井けん太
ナトル:濱田マリ
ムタ:渡辺 哲
トト:斉藤洋介
ハルの母:岡江久美子
猫王:丹波哲郎


<スタッフ>
企画:宮崎 駿
原作:柊あおい (「バロン―猫の男爵」徳間書店刊)
脚本:吉田玲子
製作プロデューサー:鈴木敏夫、高橋 望
監督:森田宏幸
キャラクターデザイン/レイアウト:森川聡子
作画監督:井上 鋭、尾崎和孝
美術監督:田中直哉
色彩設計:三笠 修
音楽:野見祐二
主題歌「風になる」
作詞・作曲・歌:つじあやの(シングル/ビクター スピードス
ター・レコード、サントラ/徳間ジャパンコミュニケーションズ)
• 制作:スタジオジブリ


■「ギブリーズ episode2」
監督 百瀬義行 2002年製作
本編:約25分
収録エピソード:「お昼」「カレーなる勝負」「ダンス」「美女と野中(やぢゅう)」「初恋」「エピローグ」

スタジオギブリ著作権管理室課長を務める野中くんは38歳の独身男。
ギブリの出版部を仕切るキャリアウーマンのゆかりさん。ギブリ制作部部長の奥ちゃん。こうした個性豊かな面々がスタジオギブリを舞台に繰り広げる笑いあり、涙ありのオムニバス・ストーリー。


<キャスト>
野中くん:西村雅彦
ゆかりさん:鈴木京香
奥ちゃん:古田新太
徳さん:斉藤 暁
蛍ちゃん:篠原ともえ
米ちゃん:今田耕司
トシちゃん:小林 薫


<スタッフ>
キャラクター原案:すずきとしお
特別キャラクター原案:いしいひさいち
脚本・監督:百瀬義行
製作プロデューサー:鈴木敏夫、高橋 望
美術監督:吉田 昇
色指定チーフ:保田道世
音楽:渡野辺マント
• 挿入歌「ノー・ウーマン ノー・クライ」
• Tina(KITTY MME)
• WORDS AND MUSIC BY VINCENT FORD
制作:スタジオギブリ


■「ゲド戦記」
監督 宮崎吾朗 2006年製作
本編:約115分

西海域の果てに棲む竜が、突如、人間の世界に現れた。そして、それと呼応するかのように、各地で作物が枯れ、家畜が倒れていく。世界の均衡が崩れつつあった。災いの源を探るゲドは、旅の途中、国を捨てた王子アレンに出会う。 心に闇を持つ少年は、得体の知れない“影”に追われていた。
二人は、都城ホート・タウンにたどり着く。そこでは、人身売買が行われ、麻薬が蔓延し、売って いる物はまがい物ばかり。表面的には陽気で騒々しかったが、行き交う顔からは実在感が失われていた。街をさまようアレンは、謎の少女テルーを人狩りの手から救い出すが、彼女は少年を拒絶する。――世界に兆す災いの背後には、クモと呼ばれる男がいた。“死ぬこと”を誰よりも怖れるその男は、かつてゲドと戦い、そして敗れた大魔法使いだった。


<キャスト>
アレン:岡田准一
テルー:手嶌 葵
クモ:田中裕子
ウサギ:香川照之
テナー:風吹ジュン
ハジア売り:内藤剛志
女主人:倍賞美津子
王妃:夏川結衣
国王:小林 薫
ハイタカ(ゲド):菅原文太


<スタッフ>
原作:アーシュラ・K.ル=グウィン『ゲド戦記』(清水真砂子訳・
岩波書店刊)
原案:宮崎駿『シュナの旅』(徳間書店刊)
脚本:宮崎吾朗、丹羽圭子
プロデューサー:鈴木敏夫
監督:宮崎吾朗
作画演出:山下明彦
作画監督:稲村武志
美術監督:武重洋二
色彩設計:保田道世
音楽:寺嶋民哉
主題歌『時の歌』
作詞:新居昭乃/宮崎吾朗 作曲:新居昭乃/保刈久明
編曲:寺嶋民哉 歌唱:手嶌 葵
挿入歌『テルーの唄』
作詞:宮崎吾朗、作曲:谷山浩子、歌唱:手嶌 葵
制作:スタジオジブリ


<特典ディスク>
絵コンテ
予告・TVスポット
キャスト・アフレコ&インタビュー(約48分)


「海がきこえる」(c) 1993 氷室冴子・Studio Ghibli・N
「耳をすませば」(c) 1995 柊あおい/集英社・Studio Ghibli・NH
「猫の恩返し/ギブリーズepisode2」(c) 2002 猫乃手堂・Studio Ghibli・NDHMT
「ゲド戦記」(c) 2006 Studio Ghibli・NDHDMT

おすすめ記事