大ヒット公開中「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」、バズりたい樺沢は現代社会の象徴⁉ CVを務めたトレンディエンジェル・たかしが語る

4月1日より公開となった「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」。“バズりたい”若者・樺沢を演じるトレンディエンジェルのたかしさんが、その魅力を語ってくれた。

2021年4月よりテレビ東京にて放送されたTVアニメ「オッドタクシー」。キャラクターたちのかわいいビジュアルを裏切り、それぞれの思惑が複雑に絡み合った本格ミステリー・サスペンスだ。1話から緻密に張り巡らされた伏線を回収した戦慄の最終回は、放送後Twitterトレンドに入るなど話題を呼んだ。

そのTVシリーズを再構成しつつ最終回のその後も描く「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」が、ただいま大ヒット公開中だ。

【4月1日公開】「ひとつのアニメのその後の可能性が形になった作品」──「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」公開記念! 三森すずこ(二階堂ルイ役)×小泉萌香(市村しほ役)×村上まなつ(三矢ユキ役)インタビュー!

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“バズりたい”今時の若者・樺沢! トレンディエンジェル・たかしがその魅力を語る


「オッドタクシー」は、主人公のタクシー運転手・小戸川が癖のある様々な乗客を乗せていく中で、様々な事件に巻き込まれていく、可愛らしい見た目に反して超本格ミステリーな物語を展開するアニメだ。


樺沢は物語が始まって、小戸川が一番最初にタクシーに乗せる乗客。本作の物語は、樺沢がバズりたいがために強引に小戸川と撮影した自撮り写真に、指名手配犯“ドブ”が写っていたことで大きく動き出す。


樺沢はSNSで“バズる”ことに躍起になっている、どこにでもいるような普通の大学生。それがたった1回バズったことで調子に乗ってしまい、行動がどんどんエスカレート──たくさんの人を巻き込んでいき、いわゆる“アンチ”のような存在まで出てくる。しかし、いざとなると自分ではどうすることもできず、さっさと諦めてしまう。


承認欲求を満たすために、SNSにお金や時間などを注ぎ込んでしまう“依存症”とも言える人が多いことが現代社会でも大きな問題となっており、樺沢もまさにそのタイプ。小戸川にバズることへの悩みが「下らない」と言われた時も、それを否定し「いいね!やフォロワーの数がその人の値段と言ってもいい」とSNSでの評価=その人の価値と考えており、明るい大学生ではあるものの、現代社会の暗部が凝縮されたキャラクターとなっている。


そんな樺沢を演じたのは、お笑いコンビ・トレンディエンジェルのたかしさん。樺沢というキャラクターの魅力についてたかしさんは、「誰もが『こういうやついるよな』って感じる存在だと思います。本当調子乗ってて、いざ自分が追い込まれたら何もできないっていう。本当そういうやついるんですよ。しかもバズりたいっていう、本当この時代に一番多い人間ですよね」と、誰しもの身近にいそうなキャラであることが魅力だと語っている。


また、先日の大ヒット記念舞台挨拶でも、周囲からすごく反響があったと語っていたたかしさん。「楽屋で周りの芸人たちが『オッドタクシー見た!』って話をめちゃくちゃしてるんですよ。TVの放送が終わった後も『面白い面白い』って『あれ何で見れるの?』『アマプラで見れるよ』みたいな会話をしてました」と、芸人仲間からの反響が大きかったそうだ。 


「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」は、主人公・小戸川が関わった事件について、事件に関与した17人が証言するというテレビアニメを再構築しつつ、新しい視点で「オッドタクシー」を描いている。映画化の話を聞いた時について、たかしさんは「ヒットしたアニメはちゃんと映画化するんだっていう。本当に結果を出したんだなって実感しました」とコメント。


そして映画の見どころについては、「最後のシーンを見てほしいですね。基本アニメの映画化って、12話だったら12話をキュッと2時間にしましたくらいで終わるイメージなんですけど、『オッドタクシー』はキュッとした上での最後のオチがいいですよね」と、テレビアニメの物語を追いながら、その先まで描かれている点を挙げた。


一体映画ではどんな物語が描かれるのか? たかしさん演じる樺沢はどんな証言を語るのか? ぜひ劇場で確かめていただきたい。


本予告

<STORY>
偏屈で無口な変わり者<小戸川>。
個人タクシーの運転手として街を流しながら、なるべく他人と関わらないように、平凡な日々を過ごしていた。
ところが、ある日思い掛けず『練馬区女子高生失踪事件』に巻き込まれてしまう。事件には、億を超える巨額の金、目的不明の半グレ集団、売り出し中のアイドル、カリスマ化されていく大学生など、様々な事物が絡み、混沌としていく。
それでも、ある計画の実行をきっかけに、事態は一気に収束。一連の出来事は、多くの悲しみや不条理をはらみながら、いったんの結末を見た。
――かに思われた。
関わっていた人々は、口々に証言する。“あの時一体何が起きていた”のかを。
それらを繋ぎ合わせることで浮かび上がってくる、事件の新たな輪郭。
一人のタクシードライバーの “人生を一変させるような出来事”がカタチを変え、運命の歯車は再び揺さぶられていく。


【作品情報】
「映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ」
大ヒット公開中!
<出演>
花江夏樹/飯田里穂/木村良平/山口勝平/三森すずこ/小泉萌香/村上まなつ
昴生 亜生 (ミキ)/ ユースケ 津田篤宏(ダイアン)/たかし(トレンディエンジェル)/村上知子(森三中)
浜田賢二/酒井広大/斉藤壮馬/古川 慎/堀井茶渡
汐宮あまね/神楽千歌/虎島貴明/METEOR


<スタッフ>
企画・原作:P.I.C.S.
脚本:此元和津也 
監督:木下麦
副監督:新田典生 
キャラクターデザイン:木下麦・中山裕美 
美術監督:加藤賢司 
色彩設計:大関たつ枝
撮影監督:天田 雅     
編集:後田良樹
音響監督:吉田光平     
音響制作:ポニーキャニオンエンタープライズ
音楽:PUNPEE VaVa OMSB 
音楽制作:ポニーキャニオン 
音楽制作協力:SUMMIT, Inc.
アニメーション制作:P.I.C.S. × OLM
配給:アスミック・エース
製作:映画小戸川交通パートナーズ

公式サイト:oddtaxi.jp
公式Twitter:@oddtaxi_
公式Instagram:@oddtaxi_
公式Tiktok:@oddtaxi


©P.I.C.S. / 映画小戸川交通パートナーズ

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