「我々の作った作品が心の何処かにほんのちょっとでも残ってくれたら」鈴木達央の音楽ユニット・OLDCODEX、本日解散!【いきなり!声優速報】

声優・鈴木達央さんがボーカリスト・Ta_2として活動していた音楽ユニット・OLDCODEXが、2022年5月31日に解散した。

かねてより2022年5月31日までの活動がアナウンスされていたOLDCODEXだが、本日正午に公式サイトを更新。
「OLDCODEXに関しましてご報告」と題した公式コメントを発表した。
「この度、OLDCODEXは2022年5月31日をもちまして解散いたしますことを改めてご報告申し上げます。これまで約12年間に及ぶ活動を温かく見守り、応援してくださったファンの皆様、そして、ご支援くださった関係者の皆様に、心より御礼申し上げます」と、解散の報告と、これまで関わった人に向けての感謝のコメントがつづられている。

またTa_2さん、ペインターのYORKE.さんのコメントも公開。

Ta_2さんは、
「「仲間と共に楽しい音楽をしたい」
という目標を掲げて、右も左も分からないまま走っていった音楽生活でした。小さな事から始め、成功と失敗を重ねて一つ一つをみんなと作り上げてきたと、振り返る度に思います。その中で、ランティス前社長・井上さんを始め関わってくださったスタッフの方々には様々な場所で支えていただきました。本当に感謝しています」
と感謝を述べたうえで、
マイク前という場所はとても素敵な場所です。両親の為に歌っていたことが、届ける形を変え知らない誰かへ想いを届ける事に繋がった事は本当に幸せな事です。仲間と共に音楽や作品を紡げることは、何度経験しても最高の瞬間です。そんな音楽やアートを一緒になって楽しんでくれたみんなとの時間は毎回強い思い出となり残ってきました。そして、そんな自分の隣にいつもいてくれたYORKE.にもとても感謝しています。彼に貰った勇気は信じられないほど沢山あります。本当にありがとう。不器用ながらに共に支え合いながら歩んできた道は自分の誇りです」
パートナーのYORKE.さんにもコメントを寄せている。
そして、「願わくは、これを読んでくれた全ての方に、どんな形でもこの先ずっと幸福が訪れたら良いなと思うのと、そこに我々の作った作品が心の何処かにほんのちょっとでも残ってくれたら嬉しいなと思います」と語っている。

いっぽう、ペインター・YORKE.さんは
始まりと終わり。それをずっと意識しながら僕はこの10年近くOLDCODEXの活動に自分が出来る事はほぼ全て捧げました。これからはYORKE.個人としてより一層アート活動に専念し、みなさんに作品を届けていきます」
とこれからの活動について述べている。
また、自身の音楽活動も継続するとのことで、
音楽で表現する事も諦めていません。僕がHALという名義でギター&ボーカルを務めているバンド、Rest of Childhoodでここで培った経験や感覚を更に大きな物に変えていけるように努力したいと思っています」
と語っている。

OLDCODEXは鈴木達央さんによるバンドとして2009年に活動を開始。幾度かのメンバーチェンジを経て、2012年よりペインター、コーラス担当のYORKE.と2人体制で活動していた。
これまでに「黒子のバスケ」「Free!」など多くのアニメ作品主題歌を担当したほか、国内ロックフェスにも参加するなど幅広く活動を展開。映画「劇場版 Free!-the Final Stroke-」後編の主題歌「This fading blue」を最後に活動を終了した。

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